ガールズバンド フピガルッ!

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1:薫+*Mio+* ◆v.:2017/08/21(月) 13:46

はい!掛け持ち3作目の元薫、薫+*Mio+*です!
これも『わじラジ部!』と同じで『解決事務所』シリーズが終わり、またまた『わじ小ラジオ部ON AIR!』シリーズが終わってから本格的に執筆します。
長い道のり。。。
始めのうちは気まぐれ〜に更新します。
荒らし、なりすましナシで!

『解決事務所 パワフル☆ピース』
『わじ小ラジオ部ON AIR!』

もぜひ読んでください。(どちらも小説板連載中です!)
ではでは、物語のはじまり!

>>2 フワピリガールズッ!メンバー紹介
>>3 ピカリjk❇メンバー紹介
>>4 同級生の友達、家族紹介
>>5 あらすじ

です。>>5までレス禁(書き込みNG)でお願いします。

5:薫+*Mio+* ◆v.:2017/08/21(月) 15:24

【あらすじ】


あたし、佐倉めぐ。
名前がコンプレックスで、アニメ声をいつもからかわれる中3!
受験生なのにやりたいことが見つからない……というのが悩み。
そんなある日、いきなり転校することになっちゃった!
ま、別にいいんだけど。
その転校先の学校をこっそり見に行ったら、バンドをしている部活があったの!
その名も『軽音部』
すっかり心奪われたあたしは、ネットの掲示板で知り合った、『名前がコンプレックス』という共通点を持つ友達に声をかけたの。
そうしたらまさかの軽音部員⁉
初めてやりたいことが見付かった………!
だけど両親にはバンドを反対され、友達からはしつこくされるし……トラブルだらけ!

あたしの部活、友情、青春物語、start‼

6:薫+*Mio+* ◆v.:2017/08/22(火) 11:01

すみません、訂正です!

古小路つつじ

小学5年生の妹がいる

ではなく、

小学3年生の妹がいる

です!

すみません!

7:みぃ◆8Q:2017/08/22(火) 17:29

薫ちゃん、応援してるよ!

8:薫+*Mio+* ◆v.:2017/08/22(火) 18:57

みぃありがと〜
なんか、ほったらかしになりそうだけど。。

9:薫+*Mio+*◆v. 仮復帰中です!:2018/03/24(土) 11:39

1.脱走大作戦!

後ろを見ずに、ひたすら走った。
ごく普通の主婦だよ、お母さんは。
でも普通で取り柄がない人って、変なところで怖い。

引っ越しの片付け、手伝わなくていいって喜んでたら、これだ。
勉強がなんだ、受験生がなんだ!
なーにが受験競争だ‼

長くはない脚を必死に動かして、ひたすら走る。
暑い。なんで。暑い。
まだGW(ゴールデンウィーク)だよ。5月だよ。
なんで暑いんだよ!

「ヤバい……ちょっ、マジで暑い。死ぬ」

ポロッと言葉がこぼれた。
その時、建物を見つけた。
普通に入りやすそうな、学校ぽいの。

「あそこ……どうかあそこまで!」

渾身の力で、ラストスパートをかけた。

10:薫+*Mio+*◆xs 本当は忘れてほしくない……。でもみんなありがとう、大好き!!:2018/03/27(火) 16:29

どうにかして中学校に入り込むと、昇降口の手前で止まる。
ここまで来れば、大丈夫なはず。
お母さんが追ってくることはないと思う。
ただ、『誰も追ってこない』と自分で自分を安心させたかった。

ここはH市立些原中学校。さはらちゅうがっこう、という読みで合っていると思う。
偶然見つけた中学校だが、あたしの転校先の学校だ。

場所は、明日確認すると言っていた。
お父さんによると3q以上あるということだから、結構な距離を走ってきたことになる。

ここで1度、持ち物を確認。
ポケットに入っているのは小銭と、音楽プレイヤー。
イヤホンを突っ込んだ耳には、人気のバーチャルアイドル、初世ミラちゃんの歌声が響いている。

「ヤバ……スマホない。帰り道分からんじゃん」

帰りには人の力を頼らないといけないのか…。
そんなことを考えつつ、靴を脱いだ。
転校先の全く知らない学校に入り込むのにはワクワクする。

11:薫@ゆず◆xs ハンネ変えました!:2018/04/18(水) 16:12

《※訂正》
誤・人の力を頼らないといけない
正・人の力を借りないといけない

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制服を着ていないから、先生方に見付かったら面倒なことになりそうだ。
人と会わないように気を付けながら、廊下を少しずつ進む。
部活動は行われているようで、微かに人の声や物音が聞こえた。

家庭科室からは、微かに甘い匂い。
体育館からは、ボールの音。
多目的室では、演劇の練習をしているようだ。

階段を上って、また歩く。
その時には、疲労感を覚えた。
3kmも休憩せずに走ってきたんだから、当然なのかもしれないけれど。

「あーあ、マジで暑っ…」

マジ卍ってヤツだ。サイテー。
あたしは心の中で悪態をつきながら、さらに歩く。
休憩出来そうな、人の少ない場所がないかどうか、探して。

身体中が熱く、脚は筋肉痛になっている。
歩くのさえが辛くて、すぐにでも崩れ落ちそうな脚に鞭を入れ、どうにか歩き続ける。

「はぁっ、ヤバ……!!」

上の階に行くことは断念して、階段を下りることにした。
フラフラと一歩ずつ下りて、

「もうダメだ…死ぬ…ヤバい…」

崩れ落ちそうになった、その時。
一瞬で目が覚めた――


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