センスのないアヤノがリアル人狼ゲームをやる小説を書きます!
今人狼学び中なので…………変ですがよろしくお願いしますW
荒らしこないでください! 暴言も傷付きます……ので宜しくです!
楽しみにしてます。
私人狼ゲーム大好きです
>>2有難う御座います!
でも小説下手かもしれませんがよろしくお願いします……!
1
「……っと。今日はここまでかな……」
一人しか居ない僕の部屋で、独り言というヤツを呟く。皆にそれを伝えるべく、僕はキーボードに手を置いた。
まふ:今日はここまでにします〜。
ペイン:乙―。オレも落ち
つばさ:ペインさんまふさんお疲れ!
しお:乙。私はあと一回やって落ちるわ。
上野東京ライン:も一回やる奴、点呼―
キャベツ:ノ お疲れ!
つばさ:ノ(*^▽^*)
まふ:じゃあ……落ちますねww
「ふう……疲れた」
溜息をつき、ノートパソコンを閉じる。僕は結城真冬、やや不登校気味の五年生だ。
そんな僕がハマっている事。それは…… 「人狼ゲーム」 だ。
人狼ゲームは人狼陣営、村人陣営、妖狐陣営に分かれて、人狼と妖狐を探し、追放するゲームだ。人狼陣営は自分が人狼だとばれない様に、村人陣営と妖狐陣営を噛む……。妖狐はばれない様にしながら生き残れば勝ち。
最初の方は難しくて……ルールすら覚えられなくて、苦戦したけど、今はもう大丈夫。
上級者は無理かもしれないけど、中上級くらいなら来たし。
「明日も……人狼……やろっかな……」
そう言って僕は、ベッドに潜り込んだ。
*
「ふぁぁ………」
「……おはよ、兄ちゃん。大丈夫?」
優しく声をかけてきたのは、弟のフユト。何故か兄弟揃って冬が付く。
「フユト……大丈夫。心配いらないよ」
「ホント? 兄ちゃん最近やけに疲れてない?」
「だっ……大丈夫だから、うん。心配ありがとうね」
「大丈夫なら良いんだけど……何かあったら言ってね?」
僕の弟は僕と違ってこういう優しさがある。
「うん、ありがとう……じゃあ、フユト学校でしょ? 行ってきて良いよ。僕もそんな病気なんじゃないし……」
「あっ、ホントだ、時間! じゃあね、兄ちゃん!」
無邪気に笑い、手を振って家を出ていく。僕はしばらく経ってからドアの方へ行き、鍵を閉めた。
今日は両親が朝から居ない。いつもは母が居るのだが、今日は朝から仕事が入ったそうだ。土曜日なのに。
弟も今日は学校がある。まぁ僕は不登校だから……知ったこっちゃない。
僕は一回のカギが全部閉まっているのを確認して、二階の自分の部屋に行った。
扉を開けた瞬間、一日中付けているからか、冷房が寒いくらい効いていたので、冷たい風がフアっと出てきた。そして、僕の長い髪の毛を揺らした。
「今日も人狼……やろっかな……」
本当は勉強しなきゃいけないんだけどね……。まぁ成績は危なくないから大丈夫か……。
そう思いながらも、僕の手は勝手に、人狼サイトへアクセスしていた。
「っと。初中級者専用村……此処にするかっ……。…付いて行けるかな…?」
僕はこの後この村に入ったことが、不幸を呼ぶことになるなんて、知らなかった……。
GM:まふさんが入室しました。
まふ:おはようございます、宜しくです。
キャベツ:おっ、まふさん!一日ぶりw
野乃花:よろしくお願いします!
あっきぃ:宜しく、まふさん!
かよ:よろです。
パラド:人数揃うまで雑談しますー!
上野東京ライン:俺中学生なんだけど、のうすぐテストでー……。でも部活があるーw
発芽米:あ、私も中学生! 同じだー!
こふふ:そっか。私は高校生…頑張ってw
現在の人数は八人。このゲーム開始人数は十三人……。
GM:みどりさんが入室しました。
GM:しづえさんが入室しました。
GM:ミョさんが入室しました。
まふ:宜しくお願いしますっっ。
みどり:宜しくね〜
パラド:宜しく! 揃ったので点呼。
全員が「ノ」と言い終わると、僕は目付きを本気モードに変えた。そして、ゲームが開始される……と思った瞬間――。
GM:これより、この「初中級者専用村」のメンバーで、{リアル人狼}を行います。
「えっ……何かのバグかなっ……?」
ミョ:え、ナニコレ?誰が言ってんの?
しづえ:えっと、シスコピ止めてください。
その瞬間――――。
「わっ……‼」
PCがとても明るく光り、僕の身体を包んだ。
――僕は気を失った……。
2
「ここはっ……?」
「あっ起きた! まふさんですか?」
目が覚めると、僕は知らない所に居た。そして慌てて駆けつけて来てくれた人に、僕は聞く。
「此処……何処ですかっ……?」
「さっき人狼してましたよね? その人狼の『初中級者専用村』に居た人たちが、何故か集まっているんです。まふさんですよね?」
「そうなんだ……あっ、僕はまふで合ってます」
改めて周りを見渡すと、此処はどうやら何か会議をする場所らしい。でも生活感はあって、キッチンや棚、トイレなどもあった。
「とりあえずまふさん、適当に席に付いて下さい」
「は、はい……」
机の方に向かい、僕と同年代位の男子が座っている所の隣に座る。すると、何処からか機械的な声がした。
『どうも、ゲームマスターです。先ほどチャットでもお伝えしましたが、今から{リアル人狼ゲーム}をしてもらいます。ルールは普通の人狼ゲームと同じですが、一つ違います。それは、人狼に噛み殺される、または話し合いで追放されると本当に死にます。生き残るためには自分の陣営が勝利しなければいけない。それだけです。
ゲームが終わるまで、皆さんにはここで生活してもらいます。朝追放の会議をして、その後は自由。夜、能力のある人は実行してください。人狼は自力で殺しに行ってください。朝食・昼食・夕食も自分たちで作って下さい。また、他人の部屋には入っても大丈夫ですが、役職カードは他人に見せない様にして下さい。見せた場合、見た人、見せた人が死にます。説明は以上です。では』
GMが説明し終わると、皆黙ってしまった。当然だ。いきなり「死ぬ」とか言われたら黙ってしまうだろう。
――僕はこれから、どうなってしまうのだろうか……。
面白い
7:魔法少女☆アヤノ◆7Q:2017/09/06(水) 07:37>>6ありがとな!(*^▽^*)
8:魔法少女☆アヤノ◆7Q:2017/09/06(水) 07:43 「やだ。アタシ、こんなのやんない」
「え……?」
突然、僕の真ん前に座っていた高校生くらいの女子が、フラフラと立ち上がって呟いた。
「な…何言って……!」
「やりたくないんだもん! 何? 何なのこのゲーム。リアル人狼? 追放されたり噛まれたりしたくないし!」
「――やらないならどうするんだ?」
僕の左隣に座っている人が聞くと、窓の方を差した。
「あそこに窓がある。あそこから飛び降りて、このゲームから抜ける」
「おい! 何やってんだよお前‼」
「止めなよ……無理だよっ……!」
「何が無理なの⁉ あんたたち真面目にこんなクソゲーやろうと思ってんの⁉ バッカじゃないのッ⁉」
そう言いながら少女は……窓から飛び降りた。
――すると……――。
ピピッという効果音と共に、先ほどの機械の声がした。
『窓から飛び降りるなど、ゲームを放棄してはいけません』
そんな声が何処からかして、下の方からは「嫌あああああああッ‼」という声がした。
「これは……やるしかねぇなっ……」
「だねー。とりあえず最初は自己紹介……の前に自分の部屋確認しておこうか」
明るい声の少年が、その場をまとめた。どうやら部屋は男子と女子に分かれているらしく、僕ら男子は一回、女子は二階だった。トイレは各階にあり、風呂は地下にあった。
……地下に風呂があるとか超寒そうなんだけど……。
「ねぇねぇ、君何歳? 見た所かなり小さいよね?」
「えっ、小さいのは身体だけです! 小五……十一歳ですよ」
「十一歳か! 小さいねー。多分このメンバーの中で最年少だよ」
「そうなんですか……」
一番小さいと言われて、正直ちょっと凹んだ。
「まぁまぁ落ち込むことはないよ! 大丈夫! 君ちゃんと出来てたから!」
「はぁ……ありがとうございます」
ちゃんと出来てたと言われたのは嬉しかったけど、……人狼は運もあるから……。
―――最後まで、生き残れるのだろうか。
なんかすごい!
面白そう!「人狼GAME」っていう題名!ゲームをGAMEにしているところがいい☆
頑張れ~魔法少女☆アヤノさん!
>>9有難う御座います!(*^▽^*) 褒められると何かやる気になりますのでホント嬉しいです!!
続きも頑張ります♪