私が漫画にする予定の話をまとめるために小説化させます。
⚠注意
書き込み時間にばらつきがあったり三日坊主になる可能性があるので期待しないでください。
誤字力がありません。
設定がおかしいです。(小学生が考える設定)
ごく希に挿絵なども入れます。
よろしくお願いします。
主な登場人物
主人公
仮名 暁 ミナ (あかつき みな)
本名 ミナ・シルヴィ・ブライム
性別 女
ブライム家のお嬢様。明るくめんどくさがりやな子。グリモワール魔法学院に通っている。
ミナの従者 話相手
エミリー・フォン・ノア
性別 女
ミナの従者であり良い話し相手である。真面目に仕事をこなし少しでもミナの力になりたいと思っている。
ミナの天敵 従者
仮名 夜神 クロエ (名前は元々ない)
性別 男
従者であるが全てエミリーに任せ、図書館や自室に引きこもり、仕事をタコっている。
よく、ミナをいじめる。
ブライム邸
古風な洋館で庭と地下室がある。
少し離れた所に図書館もある。
グリモワール魔法学院
1000年ぐらいの歴史があり、数々の魔導師を育てた名門。
その他にもミナの友達などが出てきます。
一旦休みます。よろしくお願いします。
楽しみにしてるよ〜( ´ ▽ ` )ノ
4:暁ハカセ:2017/12/06(水) 19:54>>3ありがとう
5:暁ハカセ:2017/12/06(水) 22:03 第一章 私
瞼裏にはいつもあの日の事が
……………………
「起きてください!!」バサッ
彼女の声と朝の眩しい光で私は目が覚めてしまった。
「もぉ、今日は休みよエミリー……」
私はそう言うとうつ伏せになり、また寝る
体制になった。
「お嬢様、今日は学校ですよ。」
私は驚いて飛び起き部屋にある壁掛け時計を見た。
「何言ってるのよ、まだ夜中の3時じゃない。まったく、エミリーは……」
「お嬢様!!あの時計は壊れてるって自分で言ってたじゃないですか!!今は朝の7時2分です!」
「なんで、起こしてくれなかったのよ!!」
私はとても機嫌が悪いので、強く言った。
「お嬢様が、明日は自分で起きるとおっしゃっていたからです。私は、悪くありません。」
私は昨日の自分を思い出し深く後悔したが、
「でっでも、いつもどうり起こしにきてよ!!」
ここで一旦休憩。
おやすみなさい。
続きから中途半端ですいません。
「私はお嬢様が成長されると思って、」
「もういい!!」
私はその一言に怒りを半分こめて、学校へ行く支度をした。
エミリーの言う事は、私には理解が出来なかった。
支度を終えて朝食を食べに行く。
しかし、テーブルには朝食がない。
理由は分かっていた。
私は3階建ての、この屋敷の階段を素早く上った。
3階に着くと私は心を決めて深呼吸をした。
あの部屋の扉を開けて声を低くして
「今日はあんたが炊飯当番でしょ!!」
私は「奴」の方へ歩いて行った。
「奴」は美味しそうな朝食を食べていた。
「あんた、私は主よ!主の私が朝食を食べなくて……なんで従者であるあんたが食べてるのよ!!」
私は、エミリーに向けた怒りのもう半分と「奴」への怒りをぶつけた。
すると「奴」は、温かいスープを飲みながら
「おはようを言いに来たかと思えば……。」
呆れた顔でこちらを見た。
「庭に生えている雑草でも食えばいいじゃん。あぁそれか自分で作った不味い料理でも食べてれば?」
いくら言葉を掛けてもこれだ。
私は諦めて冷蔵庫にあるチーズを2つ食べ
カバンを持ち玄関を出た。
「お嬢様!お弁当を!!」
「分かってるわよ!」
エミリーの持ってきたお弁当を受け取り、
急いで学院に向かった。
>>1今更ですが語彙力が無いでした。
8:暁ハカセ:2017/12/07(木) 20:28 私の通っているグリモワール魔法学院は
エリート学校だ。
何故、下級魔法しか使えない私が入れたのかが不思議なくらいだ。
私は1年生だから魔法が上手く使えなくても仕方がないと思っていたけれど、周りの同級生はみんな上級魔法を使っている。
学校までは3kmとやや近いのでとても通いやすい。今日は曇り気味でとても天気が良い。
「はぁ、はぁ、間に合ったー」
息を切らしながら1年2組の教室に入り、自分の机に座った。
「ミナお嬢様、社長出勤ですか〜」
「あ〜レイ聞いてよ〜」
レイ・コール・レイス。私の同級生であり
頼れる親友。私と同じ黒髪の二つ縛りで三つ編みのカワイイ顔をした子だ。
「またエミリーさんのこと?ミナは良いよね。家に家事を全部やってくれて自分のお世話をしてくれる人がいて。」
「レイには分からないよ。」
校舎の屋上にある鐘がなり、1時間目の始まりを知らせる。
「レイには家族がいるじゃん。お父さんやお母さん。それに妹も。」
私は、魔導書を取り出し前回の授業の続きのページを開いた。
「家族とは違うよ。家族はうるさいし、ウチが隠し事してもすぐにバレちゃうよ。
この前だって、成績表を隠してた事バレちゃたもん。」
レイは苦笑いをしながら教えてくれた。
「家族か……。」
私にはお父さんがいない。私が幼い頃に、
魔界で起きた戦争に巻き込まれたという。
お母さんは別荘に居て、私はエミリーに
お世話をしてもらっている。
だから、私は家族を知らない。
1時間目は生活魔法
2時間目は補助魔法
3時間目は回復魔法
4時間目は空間魔法
5時間目は防御魔法
だいたい、この内容で1週間勉強する。
6時間目はあまり無いが6時間目は復習をする。
この学院は白魔法を重点的に勉強する方針
らしい。
4時間目を終え中庭で昼食を食べる。
朝、エミリーから受け取ったお弁当を開けると中身が空っぽだった。
毎日、お弁当はエミリーが作ってくれるのだが。
「えっなんで!?」
いままでこんな事は無かったので驚いてしまった。
「んっ?どうしたのミナ?」
レイが心配そうに、お弁当を食べながら聞いてきた。
「お弁当の中身が無いの!」
「えっ!珍しいね。あのエミリーさんが!」
レイにはエミリーが真面目な性別で優しい人だと思われている。
本当はエミリーはおっちょこちょいで、昨日はティーカップを割ってしまったほどだ。
エミリーは私と同じ年でメイドをやっているのであまり慣れていないのだ。
「はぁ〜今日は昼食無しか……。」
私は絶望した。学院で一番楽しみなのは、
お弁当に何が入ってるか見る事なのに。
「ミナ!ウチのお弁当半分あげようか?」
「いいの!?でも、レイの分が……。」
「じゃあ、今日はウチがあげるから、次は
ミナがウチにおかずをちょうだい!」
レイが笑顔で言った。
「うん!約束するよ!!」
やっぱりレイは親友だ。改めて思った。
レイは自分のお弁当に入ってたサンドイッチを半分出し水筒からミネストローネをコップに注ぎ私に手渡してくれた。
「めっちゃ美味しい!これレイが作ったの?サンドイッチもスープも!!」
「まぁミナと違ってウチは、料理には自信があるからね。」
少しムッとなったが、エミリーの料理より美味しかった。
私は料理が下手なので、こんなに美味しい料理を作れるレイを尊敬した。
レイと世間話や愚痴を吐きながら、昼食を食べ終わった。
「ありがとう。」
「別にいいけど、約束したからね!」
面白い…ミナの生意気具合とレイの優しさが正反対ですっごい()
漫画にしたら大変そうだね……。
続きも楽しみにしています!!
>>10
コメントありがとう!!
頑張るね!!
5時間目に向かう途中、
「そういえば、ミナ知ってる?」
レイが私に聞いてきた。
「明後日、転校生が来るらしいよ!しかも、
ウチらと同級生みたい!」
1年生で転校生とはめずらしい。
「へぇ〜どんな子なの?」
私は少し興味を持った。
「私もよく分からないけど、確か男の子だった様な気がするよ。」
「男の子?」
女の子だったら良かったのに。
私は異性には、あまり近ずきたくないからだ。
それに女の子だったら友達になりやすいからだ。
「どんな人だろうね〜イケメンかな!!」
「うーん。レイはイケメンの方がいいの?」
私はどちらかと言うと、イケメンには興味が無い。私は恋愛には縁もゆかりも無いから
そういうのはどうでも良かった。
5時間目が終わり、下校時間。
ふと、校舎の玄関から空を見上げると雲一つない晴れだった。
「今日、日傘持ってくるの忘れちゃた。」
最悪だ。
朝は、曇っていたのに下校時間にはすっかり晴れてしまった。
普通の人は晴れていても問題ないが、
私は違う。
私は、日光に弱い体質らしく少しぐらい当たるなら良いが、3kmもある道を日傘無しで歩くのは危険らしい。
「うぅ。またむかいに来るのを待つのか。」
こういう下校時間に晴れてしまった場合は
エミリーが日傘を持って迎えに来てくれる。
「あー見事に晴れたねー。」
レイがカバンを持って玄関に出てきた。
「ウチ、今日は傘持ってないし…ごめん。」
こういう所まで私をきずかってくれるレイは
本当に優しい。
「ううん。ありがとう。でも、大丈夫!!
エミリーが来るのを待ってる。」
本当は寂しいけど……。レイは塾があるから帰らなきゃいけない。
「じゃあ、先に帰ってるね。」
「バイバイ!塾頑張ってね!!」
私はレイに手を振った。
玄関に一人取り残された私。
玄関の階段に座り込み、顔に手を当て今日の学校での出来事を振り返った。
しかし、授業の事よりもレイの言っていた
「転校生」の事の方が気になった。
もし、私のクラスに「転校生」が入って来たら……。
それだけはあって欲しくない。
しばらくすると、正門から傘を持った人が
こっちに向かって走って来た。
エミリーだ。
「お待たせしてすいません。」
エミリーが申し訳ない顔で言ってきた。
「別にいいわ。さぁ帰りましょ。」
そう、謝らなくてもいいのだ。
私はとにかく早く帰って怒りたいからだ。
エミリーが日傘を持ち、私は魔導書を読みながら帰る。これがいつもの事。
一人で日傘を持って帰る時もあるが、
エミリーに持ってもらう時の方が多い。
家に着き、エントランスで私はお弁当のふたを開けて、中身をエミリーに見せた。
中身は空っぽだ。
「これはどうゆうことかしら!!」
私は怒鳴った。
しかし、エミリーは驚いていた。
「えぇっ!朝はしっかり準備をして入れたはずなんですが……。」
どうやら、朝は入っていたみたいだ。
じゃあ、いつ無くなったのだろう。
「分かったわ。エミリーは悪くないわ。このお弁当の中身がいつ無くなった捜査しましょう!!」
「捜査って……。」
「これは事件よ!捜査するのは当たり前よ。
犯人を見つけてボコボコにするんだから。」
私はこういう事件が大好きなので、刑事になりきってみる事にした。
「まずは、アリバイよ!エミリー、お弁当はいつ作ったの。」
「なんで私を疑っているんですか!!」
「じゃあ、他に誰が居るって言うのよ。」
犯人はエミリーに決まってる。
「あっご主人。」
階段の方から声がした。「奴」だ。
「なによ、今取り込み中よ。」
「正直に言うよ。ご主人のお弁当、朝食べちゃた。」
私はその一言で驚きと、悲しいが湧いた。
驚きは、「奴」が犯人だった事。
悲しみは、これから事件らしくなってくる所に犯人と宣言されたからだ。
「まさか。あの時食べてた朝食って…!?」
「正解は………コーンスープとご主人のお弁当です!」
「奴」は満面の笑みで答えた。
今までで1番ウザイ。
「すいませんお嬢様……。私がもっとしっかりしていたら、あんな黒カビに盗すまれる事は無かったのに……。」
エミリーに申し訳ない事をしてしまった。
何も悪くないのに疑ってしまったからだ。
「えぇー黒カビって……扱い酷くない?」
「黙れ黒カビ。」「うるさいわよ黒カビ。」
「はい(´・ω・`)」
部屋に戻って制服を脱ぎ、私服に着替える。
私の部屋は、赤いソファに大きめなベットに鏡と小さな机とイスがある。クッションと壁掛け時計もある。
スマートフォンは、持ってるがあまり使わない。
少し経つとエミリーが呼びに来て、夕食にする。
今日の夕食はいつもより豪華だった。
「今日は、豪華ね。なんかの記念日?」
いつもはパンにマリネにブイヤベースだが、
今日は美味しそうなローストビーフにペペロンチーノ。それにミニケーキが6つもある。
「今日のお弁当のお詫びでございます。大変申し訳ございません。」
「全然良いのよ。」
良くないけど。夕食が豪華なので許してやった。
だが、一つ気になることがある。いつもは
一緒に夕食を囲む「奴」が居ないのだ。
「あれ?ニートは?」
「さぁ?外食でもしてるんじゃないんですかね?マイペースですし……。たんぽぽ食べてますからね。」
「そうね!きっとたんぽぽ食べてるに違いないわ!」
そして、私はローストビーフを一つ口に運んだ。
「うん!とっても美味しいわ!!」
やっぱりエミリーの料理が1番だ。
第二章 はじめて
今日の学校はいつもより騒がしい。
「んっ?レイどうしたの?」
レイが居たので聞いてみた。
「ミナ今日は転校生が来る日ってこの間教えたじゃん!」
そうだった。今日は転校生が来る日だ。
だから騒がしいのか。
もちろん、転校生は男の子なので興味はない。
「はぁ〜楽しみ。ウチのクラスに入って来ないかな。」
レイが顔に手を当て期待していた。
何度も言うが、クラスに来て欲しくない。
教室がうるさくなるからだ。
「私は、クラスに来て欲しくないな〜。私、男の子嫌いだから。」
思いきってレイに言ってみた。
「そんな事言って〜。もし、転校生君がカッコよくてミナが恋しちゃたらどうするの?」
レイがひやかしをしてきた。
しかし、そんな事は絶対にない。
私は人生で1度も恋をした事が無い。
人生、?私の人生は………。
そろそろ1時間目だ。ここできっと転校生を紹介するはず。
して欲しくないけど。
転校生・・・気になる()
>>16
どんな人が来るでしょう……。
お楽しみ!
1時間目は何も変わりなく終わった。
隣のクラスがうるさい。
どうやら隣のクラスに転校生が来たらしい。
「あーあ、隣のクラスか〜」
レイが悲しそうに呟く。
私は嬉しいけどね。
だけどレイがあまりにも可哀想だったので、
「レイ、隣のクラスに行って顔を見てくればいいんじゃないかな?」
っと言った。
「たしかに!ちょと行ってくる!!」
レイが走って教室を出て行く。
私も顔ぐらいは見てこようかとしたが、やっぱり辞めた。
見ても別に意味がないからだ。
少し経つと、レイが嬉しそうな顔をして帰ってきた。