あの日
返り血を浴びながら一心不乱に“ソレ”を刺し続ける彼女を見て
俺は思った。
__彼女は、“イイ”、と。
‐*‐*‐
はじめまして、抹茶バニラです。
初、小説スレ作成!
ですので、なんか違うってところもあるでしょうが、生暖かい目でご覧ください(´・ω・`)
・注意
多少の流血表現あり
荒らし、暴言禁止
>>2
世界観、設定等
>>3
人物紹介
>>2
誤字った
×活かす者もいれば、犯罪に使う者もいる。
〇活かす者も、犯罪に使う者もいる。
不思議な世界観なのかな
6:ひなた ヒナ丸:2018/05/09(水) 13:02面白そうずらね!
7:抹茶バニラ◆ffo:2018/05/09(水) 14:50 はじまるお((
「うわあああっ!!」
「いやぁあああ!!」
複数の男女の悲鳴が聞こえる。
悲鳴の聞こえた方向に走ると、人々が宙に浮かんでいた。
宙に浮かんだ人々の中心には、一人の男が立っていた。
「…アイツが犯人か」
ハァ、と一つため息をつき、刀を抜く。
ブンッと一振りすれば、人々は地に落ちてくる。
犯人の男は小さく舌打ちをし、路地裏に逃げ込んだ。
「逃がすか」
刀を持ち、俺も後を追った。
何者なの?
普通の人に見えない😲
見てくれてる人いた!ありがとうございます((スライディング土下座
路地裏に入ろうとした瞬間
ヒュッ
と、俺の頬を何かがかすった。
「っ!?」
かすった頬からは赤い血が滲み出る。
さらに次々と石やら瓦礫が向かってくる。
それを避けつつ路地裏に入るが、やはり全て避けきれるわけもなく、腕や脚に傷が出来ていく。
男は愉快そうに高笑いする。
「どうだ、触れたものを自由に操る俺の能力!強いだろう!?怖いだろう!?」
男は続ける。
「さらに、俺は大会社の社長の跡取り!俺はこの能力で、世界を支配する──!!」
そう言いながら、じりじりと近付いてくる男。
(こうなったら…仕方ない)
刀に手をかける。抜こうとした、そのとき。
「この世界を支配?出来るわけないだろう。寝言は寝て言え」
青い仮面を付けた女が、男を蹴り飛ばした。
実は執血には元ネタとなったキャラがいます((ボソッ
仮面の女は、そのまま男に馬乗りになる。
そしておもむろにナイフを取り出し──
ぐサッ
男に、刺した。
俺の存在に気付いていないようで、仮面女は男を刺し続ける。
何度も、何度も、何度も。
男は、やがて動かなくなった。
それでも、仮面女は刺し続ける。
狂ったように、繰り返し。
俺は震えた。
恐怖などではない。
──興奮と、期待に。