嫌われ少女

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1:桜子◆ZI:2018/07/15(日) 18:25

家にも学校にも私の居場所なんてどこにもない______

42:桜子◆ZI:2018/07/16(月) 15:36

一瞬、理解ができなかった。

「え……九条さん、いじめを…やめさせて…くれるの…?」

「うん、いいよ。その代わり…」

「…………?」

「前みたいにまた仲良くしてね」

そう言って九条はニッコリ笑った。
その笑顔に少しドキリと胸が高鳴った。

43:桜子◆ZI:2018/07/16(月) 15:38

>>41
九条はこれからもっとやばくなりますよ(笑)

44:萌夏:2018/07/16(月) 16:23

マジか笑笑まってまーす!

45:桜子◆ZI:2018/07/16(月) 17:33

×その笑顔に少しドキリと胸が高鳴った→○その笑顔はとても不気味だった

変更します!すみません!

46:萌夏:2018/07/16(月) 19:04

あ、不気味だったんだ恋したんかとおもうた笑笑

47:桜子◆ZI:2018/07/17(火) 00:22

その後着替えを済ませ、教室へ戻った。
九条はまだサボるらしい。

でも九条があの眼鏡くんだったなんてなぁ。
だから私に声かけてくれてたのかな?

そんなことを考えているとあっという間に教室についた。

「どこ行ってたんだ!早く席に座りなさい!」

「は、はい!すみません!」

その様子を見て西園寺達が笑っている。
でもそんなのもこれで終わり。
だって九条がいじめを止めてくれるんだもの!

私は余裕の笑顔で西園寺達を見た。

48:桜子◆ZI:2018/08/03(金) 23:47

「早乙女さん大丈夫〜?私たちずぅっとあなたのこと心配してたのよ?」

授業が終わると橋本と西園寺、その取り巻き達がやってきた

「でもどうして授業遅れてきたの?ちょっとしたケガじゃない。なにサボってるのよ」
「教室に入ってきたときの生意気な顔もムカついたんだよね〜。調子乗ってんの?」

パシッ!
乾いた音が教室に響く。

「……………」
何も言わずに頬を押さえる。
痛い。痛いな。早く飽きてどっか行ってくれればいいのに。

「あのさぁ、そんなくだらないこといつまでやるつもり?」
「つ、司!」

九条が珍しく口を挟んできたので驚く西園寺達。

「もう中学2年生でしょ。いい年していじめとか恥ずかしくないの?」
「で、でも……こいつムカつくじゃん!そもそもこれ始めたのは……」
「何?百合香」

九条が威圧感のある笑みで橋本を見る。


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