家にも学校にも私の居場所なんてどこにもない______
42:桜子◆ZI:2018/07/16(月) 15:36 一瞬、理解ができなかった。
「え……九条さん、いじめを…やめさせて…くれるの…?」
「うん、いいよ。その代わり…」
「…………?」
「前みたいにまた仲良くしてね」
そう言って九条はニッコリ笑った。
その笑顔に少しドキリと胸が高鳴った。
>>41
九条はこれからもっとやばくなりますよ(笑)
マジか笑笑まってまーす!
45:桜子◆ZI:2018/07/16(月) 17:33 ×その笑顔に少しドキリと胸が高鳴った→○その笑顔はとても不気味だった
変更します!すみません!
あ、不気味だったんだ恋したんかとおもうた笑笑
47:桜子◆ZI:2018/07/17(火) 00:22 その後着替えを済ませ、教室へ戻った。
九条はまだサボるらしい。
でも九条があの眼鏡くんだったなんてなぁ。
だから私に声かけてくれてたのかな?
そんなことを考えているとあっという間に教室についた。
「どこ行ってたんだ!早く席に座りなさい!」
「は、はい!すみません!」
その様子を見て西園寺達が笑っている。
でもそんなのもこれで終わり。
だって九条がいじめを止めてくれるんだもの!
私は余裕の笑顔で西園寺達を見た。
「早乙女さん大丈夫〜?私たちずぅっとあなたのこと心配してたのよ?」
授業が終わると橋本と西園寺、その取り巻き達がやってきた
「でもどうして授業遅れてきたの?ちょっとしたケガじゃない。なにサボってるのよ」
「教室に入ってきたときの生意気な顔もムカついたんだよね〜。調子乗ってんの?」
パシッ!
乾いた音が教室に響く。
「……………」
何も言わずに頬を押さえる。
痛い。痛いな。早く飽きてどっか行ってくれればいいのに。
「あのさぁ、そんなくだらないこといつまでやるつもり?」
「つ、司!」
九条が珍しく口を挟んできたので驚く西園寺達。
「もう中学2年生でしょ。いい年していじめとか恥ずかしくないの?」
「で、でも……こいつムカつくじゃん!そもそもこれ始めたのは……」
「何?百合香」
九条が威圧感のある笑みで橋本を見る。