転校生のあの子

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1:名梨:2018/08/10(金) 11:40

今回で、小説2作目でーす!
今回は、いちごパフェさんのリクエストで、友情ストーリーを書こうと思います。
アドバイスや、誤字脱字の報告は、大歓迎ですが荒らしは禁止です!
モチベーションの為、感想を投稿してくださると、ありがたいです。
前作
恋に落ちるのは意外と簡単⁉
https://ha10.net/novel/1532926102.html
まだまだなところもあると思いますが、応援して下さい‼

2:瑞穂◆c2 8/15黒木誕生日おめでとう☆彡ハッピ-バ-スデイ:2018/08/10(金) 11:46

きましたよ
おもしろそう
がんばって

3:名梨:2018/08/10(金) 11:59

頑張ります!

4:名梨:2018/08/10(金) 12:19

「みーさーきー!今日は、転校生が来るんだって!」
今日は、いつにも増して教室がうるさい。転校生が、女だの男だの、美人だのイケメンだの騒がしい。
「美琴、それは知っているわ。1週間前から、先生が言ってたもの。」
美琴とは、幼稚園のときから仲が良い。幼なじみって奴だ。
「でもさー中2で転校って大変じゃない?もう、進路とか決めてたら変えなきゃだし。もう、5月だから友達作りも難しいよねー」
美琴の言うことには、納得できる。
「仕方ないんじゃない?」
私は、そっけく答えた。
チャイムが鳴り、みんなが席につくと先生が入ってきた。
「みんな!今日は、転校生を紹介するぞ!」
教室には転校生らしき人が入ってきた。なんとその人は、金髪、スカート膝上、つけまという、いかにもギャルっぽい人だ。
「みんなよろしく!川崎 りおなっていいまーす!」

5:いちごパフェ:2018/08/10(金) 14:22

名梨さんリクエストに応えていただいてありがとうございます!
金髪、スカート膝上、つけまっ!個性的な子が転校してきましたね〜(汗)!

6:名梨:2018/08/10(金) 14:49

いちごパフェさん感想ありがとうございます!

7:瑞穂◆c2 8/15黒木誕生日おめでとう☆彡ハッピ-バ-スデイ:2018/08/10(金) 14:55

うん
かなり個性的だなぁ

8:名梨:2018/08/10(金) 14:55

ぽかんと、 みんな魂の抜けた顔をしている。もちろん、そのみんなの中に私もいるのだけど。
「川崎は、えっと、学級委員の江口の隣なー」
そう言って、川崎さんは座った。私の隣に。
川崎さんが、ちらりと私の名札に目をやるとこう言った。
「よろしくね!美咲!」
「よろしく。」

9:名梨:2018/08/10(金) 15:13

休み時間になると、川崎 りおなのまわりには、人がたくさん集まっていた。朝の時よりも、騒がしい。
「ねーねー、川崎さんってどこからきたの?」
そう聞いているのは、佐々木 美琴 朝の時、私に話しかけた幼馴染だ。
「アメリカからだよ!」
「嘘⁉じゃあ、その髪って…」
「モチロン、地毛だよん。でも〜つけまは、してるー」
他にも、次々に質問が飛び交う。
「りおなちゃんって、彼氏いるの?」
「前は、いたけど〜 別れちゃった!」
授業開始のチャイムが鳴ると、みんな座り、さっきの空気と、同じなのか疑いたくなるほど静かになった。
お昼休みに、なると私の隣で机をくっつけている、りおながいた。他の女子たちと、楽しくお喋りをしているようだ。
美琴も今日はりおなとお昼ご飯なので、私は一人だった。
「美咲も一緒に食べる〜?」
りおなが、そう言ったけれど断った。少し残念そうな顔をしていた気がする。

10:名梨:2018/08/10(金) 20:20

お盆は、更新出来ないかも

11:名梨:2018/08/11(土) 08:40

私が、帰りの準備をしている時、りおなと美琴が話しかけてきた。
「一緒に帰ろう!」
「いいよ」
あまり乗り気ではなかったのだが、美琴もいるので一緒に帰ることにした。
「ね〜ね〜美咲〜 話そうよ〜」
「りおな、美琴は人見知りダカラー」
二人は、話が弾んでいる。私は、その輪に入れなかった。
「そういえば、美咲ってすごく頭いいって聞いたんだけど〜」
「べ、別に頭がいい訳じゃないわ」
私が、そう答えると美琴がすぐにこう言った。
「美咲はねーずっと学年トップの成績でね〜
授業も真面目に受けてるんだよー」
「すごっっい!私、算数苦手だから教えてね〜」
そんな感じで、家についた。意外と楽しかったかも。なーんて思っていた。

12:名梨:2018/08/11(土) 12:35

最近は、りおなたちとお昼を食べることが多くなった。
「み・さ・き!小テスト何点だった?」
「100」
「す、凄い…私はね〜」
と、りおなが言うとカバンの中を探り始めた。
「テッテレー 15点!」
りおなの見せたテスト用紙には赤ペンで15と書かれていた。
「私は、82点だったよ! りおなって国語は、平均くらいだったはずだよね。今回の小テストの平均は、確か79点…」
「私〜算数苦手何だよね〜」
そういえば、りおんは算数が苦手って言ってたような、
「そうだ!今度、美咲と一緒に勉強会しよ!」
「いいね!決まり〜!」
わ、私okとは言ってないのに〜

13:名梨:2018/08/11(土) 15:08

その日の放課後、私たちは勉強会をりおなの家ですることになった。
「おじゃましまーす」
りおなの家は、広くて引っ越してきたはずなのに、一軒家だった。
「コンニチハ」
そう言ったのはりおなのお婆さんだろうか。りおなは、英語でお婆さんと受け答えしていた。
「りおなって、英語得意なんだね。」
「まあね!私ってクォーターだから、日本語と、英語は得意なんだ!」
りおなの部屋は、とても綺麗でポップな明るい感じがする。
「美咲〜ここわかんない。」
「ここは、…」
「美咲!すごい!あっ、これでこの問題も解ける‼」
そうやって、教えながら勉強していると時間はあっという間だった。
「またね〜」
りおなが、ブンブン手を振っていた。
「またね」
私も、手を振り返した。りおなは、意外と真面目な子かも♪

14:名梨:2018/08/12(日) 17:26

「美咲、美琴、一緒に日曜の、花火大会行こう!」
昼休み、突然のりおんの誘いに私はびっくりした。
「いいね〜 私、浴衣着てくる!美咲も行くよね?」
「ええ。でも、私浴衣なんてあったかどうか…」
不安そうに、私が言うとりおんが元気いっぱいの声でこう言った。
「だいじょ〜ぶ!私、浴衣2着持ってるから、貸してあげる!」
「ありがとう」
私たちは、予定を建てた。花火大会には、りおんの家で着付けをすることになった。
「よしっ!決まりね!時間厳守だよー」
『約束!』


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