今回で、小説2作目でーす!
今回は、いちごパフェさんのリクエストで、友情ストーリーを書こうと思います。
アドバイスや、誤字脱字の報告は、大歓迎ですが荒らしは禁止です!
モチベーションの為、感想を投稿してくださると、ありがたいです。
前作
恋に落ちるのは意外と簡単⁉
https://ha10.net/novel/1532926102.html
まだまだなところもあると思いますが、応援して下さい‼
きましたよ
おもしろそう
がんばって
頑張ります!
4:名梨:2018/08/10(金) 12:19 「みーさーきー!今日は、転校生が来るんだって!」
今日は、いつにも増して教室がうるさい。転校生が、女だの男だの、美人だのイケメンだの騒がしい。
「美琴、それは知っているわ。1週間前から、先生が言ってたもの。」
美琴とは、幼稚園のときから仲が良い。幼なじみって奴だ。
「でもさー中2で転校って大変じゃない?もう、進路とか決めてたら変えなきゃだし。もう、5月だから友達作りも難しいよねー」
美琴の言うことには、納得できる。
「仕方ないんじゃない?」
私は、そっけく答えた。
チャイムが鳴り、みんなが席につくと先生が入ってきた。
「みんな!今日は、転校生を紹介するぞ!」
教室には転校生らしき人が入ってきた。なんとその人は、金髪、スカート膝上、つけまという、いかにもギャルっぽい人だ。
「みんなよろしく!川崎 りおなっていいまーす!」
名梨さんリクエストに応えていただいてありがとうございます!
金髪、スカート膝上、つけまっ!個性的な子が転校してきましたね〜(汗)!
いちごパフェさん感想ありがとうございます!
7:瑞穂◆c2 8/15黒木誕生日おめでとう☆彡ハッピ-バ-スデイ:2018/08/10(金) 14:55 うん
かなり個性的だなぁ
ぽかんと、 みんな魂の抜けた顔をしている。もちろん、そのみんなの中に私もいるのだけど。
「川崎は、えっと、学級委員の江口の隣なー」
そう言って、川崎さんは座った。私の隣に。
川崎さんが、ちらりと私の名札に目をやるとこう言った。
「よろしくね!美咲!」
「よろしく。」
休み時間になると、川崎 りおなのまわりには、人がたくさん集まっていた。朝の時よりも、騒がしい。
「ねーねー、川崎さんってどこからきたの?」
そう聞いているのは、佐々木 美琴 朝の時、私に話しかけた幼馴染だ。
「アメリカからだよ!」
「嘘⁉じゃあ、その髪って…」
「モチロン、地毛だよん。でも〜つけまは、してるー」
他にも、次々に質問が飛び交う。
「りおなちゃんって、彼氏いるの?」
「前は、いたけど〜 別れちゃった!」
授業開始のチャイムが鳴ると、みんな座り、さっきの空気と、同じなのか疑いたくなるほど静かになった。
お昼休みに、なると私の隣で机をくっつけている、りおながいた。他の女子たちと、楽しくお喋りをしているようだ。
美琴も今日はりおなとお昼ご飯なので、私は一人だった。
「美咲も一緒に食べる〜?」
りおなが、そう言ったけれど断った。少し残念そうな顔をしていた気がする。
お盆は、更新出来ないかも
11:名梨:2018/08/11(土) 08:40 私が、帰りの準備をしている時、りおなと美琴が話しかけてきた。
「一緒に帰ろう!」
「いいよ」
あまり乗り気ではなかったのだが、美琴もいるので一緒に帰ることにした。
「ね〜ね〜美咲〜 話そうよ〜」
「りおな、美琴は人見知りダカラー」
二人は、話が弾んでいる。私は、その輪に入れなかった。
「そういえば、美咲ってすごく頭いいって聞いたんだけど〜」
「べ、別に頭がいい訳じゃないわ」
私が、そう答えると美琴がすぐにこう言った。
「美咲はねーずっと学年トップの成績でね〜
授業も真面目に受けてるんだよー」
「すごっっい!私、算数苦手だから教えてね〜」
そんな感じで、家についた。意外と楽しかったかも。なーんて思っていた。
最近は、りおなたちとお昼を食べることが多くなった。
「み・さ・き!小テスト何点だった?」
「100」
「す、凄い…私はね〜」
と、りおなが言うとカバンの中を探り始めた。
「テッテレー 15点!」
りおなの見せたテスト用紙には赤ペンで15と書かれていた。
「私は、82点だったよ! りおなって国語は、平均くらいだったはずだよね。今回の小テストの平均は、確か79点…」
「私〜算数苦手何だよね〜」
そういえば、りおんは算数が苦手って言ってたような、
「そうだ!今度、美咲と一緒に勉強会しよ!」
「いいね!決まり〜!」
わ、私okとは言ってないのに〜
その日の放課後、私たちは勉強会をりおなの家ですることになった。
「おじゃましまーす」
りおなの家は、広くて引っ越してきたはずなのに、一軒家だった。
「コンニチハ」
そう言ったのはりおなのお婆さんだろうか。りおなは、英語でお婆さんと受け答えしていた。
「りおなって、英語得意なんだね。」
「まあね!私ってクォーターだから、日本語と、英語は得意なんだ!」
りおなの部屋は、とても綺麗でポップな明るい感じがする。
「美咲〜ここわかんない。」
「ここは、…」
「美咲!すごい!あっ、これでこの問題も解ける‼」
そうやって、教えながら勉強していると時間はあっという間だった。
「またね〜」
りおなが、ブンブン手を振っていた。
「またね」
私も、手を振り返した。りおなは、意外と真面目な子かも♪
「美咲、美琴、一緒に日曜の、花火大会行こう!」
昼休み、突然のりおんの誘いに私はびっくりした。
「いいね〜 私、浴衣着てくる!美咲も行くよね?」
「ええ。でも、私浴衣なんてあったかどうか…」
不安そうに、私が言うとりおんが元気いっぱいの声でこう言った。
「だいじょ〜ぶ!私、浴衣2着持ってるから、貸してあげる!」
「ありがとう」
私たちは、予定を建てた。花火大会には、りおんの家で着付けをすることになった。
「よしっ!決まりね!時間厳守だよー」
『約束!』
頑張ってください
16:名梨:2018/08/13(月) 14:47頑張ります💪!
17:名梨:2018/08/13(月) 14:54 今日、私はりおなと美琴と一緒に花火大会へ行く。りおなの家には来たことはある。なのに、なのに、道に迷ってしまった〜!
「ここどこ?」
近所って訳でもないけど、そんなに遠くもないはずだ。確かに、あまりりおなの、家付近には行かないけれど中学生にもなって、迷子とか、恥ずかしすぎる!私は、一度来た道を戻ろうと思ったけれど、どこから来たのさえ分からない。もう、集合時刻になってしまった。
ピンチです!
「えっと、美咲?どした?」
急に話かけられた。びっくりして、振り向いたらりおながいた。
「りおな?」
私は、安心してしまったのか涙が出てしまった。
「えー!大丈夫?と言うか、ココうちの裏庭なんだけど、」
私は、道にいたはずだったのだが庭にいたようだ。
「道に、迷っちゃって。」
「大丈夫!うちに入って!」
りおなの家に入ると、もう美琴がいた。おしゃれな、大きな花柄の浴衣をきている。
「よしっ!美咲を可愛くしちゃうよ〜」
私は、群青色の花柄の浴衣を着させてもらった。少し、帯がキツイ。
その後に、髪型を整えてもらった。ゆるーくパーマをかけて、左をお団子にした。
「美咲似合ってるー!可愛い!」
2人も準備をして、出発した。電車に乗り、隣町へ向かう。私は、揺れる電車の窓に反射する、自分の顔を見ていた。
(始めて、友達と花火大会に行くな)
美咲は、あまりお洒落をしたことがなかった。友達とお出かけも、美琴意外ともいくようになるなんて。この、ウキウキした気持ちで美咲の心はいっぱいだった。
花火大会の会場に着くと、場所取りをした。りおなが、場所とりをしてくれた。空は、少しオレンジ色だ。
「焼きそば買ってきたよ〜屋台も回ろう!」
私たちは、射的をすることにした。
「取れるかな?」
私は、思いっきり手を伸ばして打ったがなかなかとれなかった。
射的やりたくなってきた
22:名梨:2018/08/16(木) 15:40>>21 分かる〜!
23:名梨:2018/08/16(木) 16:38 「りおん!あの、ピンクのヘアピン取って!」
美琴が、頼むとりおんは快く引き受けた。
「いくよ〜 えいっ!」
りおんが、打つと勢いよく玉がヘアピンに当たった。
「美咲もなんか、とったげたる!」
「私は、あの猫の置物が…」
「いいよ!」
りおんは、また一発で当ててしまった。
(かっこいい…)
その他にも、私たちは屋台を満喫した。りんご飴、チョコバナナ、かき氷。すっかり、空は暗くなり、人も多くなってきた。
「私、ちょっとお手洗いに…」
「いいよ〜。 あっちで、待ってルネ〜」
りおん、射的上手い!(°∇°)パチパチパチパチ
25:名梨:2018/08/17(金) 11:27>>24 顔文字可愛い♡
26:名梨:2018/08/17(金) 11:37 「ど、どうしよう…」
私は、お手洗いに行ってきた。そこまでは、良かったのだ。
「迷った…」
私は、方向音痴だった。始めて来たところで、しかもこんな人混みなら迷うに決まっている。さっきから、歩いてはいるのだが、どこにいるのだろう。
ドーン‼
ああ、花火があがってしまった。もう、迷ってから15分くらいたってしまった。ああ、どうしよう。トボトボ歩いている。そんな時、りおんたちらしい、人影が見えた。
声を出そうとした、その時のこと。
「美咲ってさー真面目すぎるんだよねー」
「分かる〜全然息抜きできてないしさーストレス溜まってる感じ?アハハ〜!」
「そうそう!顔もいつも強張ってるしー!」
そう言いながら、二人は笑っていた。
二人とも、ずっとそう思っていたんだろうか。ずっと、私のことなんて、嫌いだったのだろうか。私と一緒にいたくなくて、迷惑していたのだろうか。 ずっと、ずっと、ずっと。 ただ、呆然と立ち尽くすだけだった。
「えっと、美咲?りおん?」
一瞬二人は、時間が止まったように声を消し私に話かけた。
「美咲!もう、花火始まったよ!綺麗だよね」
「うん…」
私は、空を見上げた。
揺れる電車の中、ドアに反射する自分の顔を見ていた。心に穴があいた。りおんと、美琴で埋められていた部分に。
あっという間に家に着いてしまった。倒れるように、ベットに寝そべった。 涙が出てくる。ポロリ、ポロリ、ポロポロ。浴衣が、私の涙で濡れた。
重い足取りで、学校へ向かった。頭は、空っぽ。授業にも、集中できない。頭と心が、ズキズキ痛む。失言でも、してしまったのだろうか。今日、美咲もりおんも私に、挨拶さえもしてこない。その代わり、二人は仲良さげに話している。とっても楽しそうだ。
(いいな…)
そんなことを思っていると、お昼になっていた。
「美琴、お昼一緒に…」
「あー、えっと、今日は、他の子と食べるから…」
断わられてしまった。仕方がないので、一人で食べることにした。いつもは、美味しい卵焼きも、美味しくない気がする。涙が、出そうなのを、必死でこらえた。
すみません💦誤字が、ありました。
りおな❌
りおん⭕ です。
すみません誤字がありました。
りおな⭕
りおん❌ です。
すみまさん💦
帰り道。私は、久しぶりに一人で家に帰った。りおなと、美琴は私がお手洗いに行っている内に帰ってしまったようで、教室に2人はいなかった。
(私、やっぱり避けられてるのかな?)
でも、全く心当たりがない。私に、愛想をつかしてしまったのだろうか。心が痛い。
原因が分からない。明日聞いてみようかな。
避けられてしまうだろうか。不安な気持ちで、いっぱいだった。
「あの、さ。もしかして、私のこと避けてる?」
私は、勇気を振り絞って聞いてみた。
「え?そんなことないよ〜。最近ちょっと忙しいだけ。」
「そうだったんだ。お昼一緒に食べよ!」
「あ、えっと、今日は自習するから!」
パタパタと走って行った。図書館とは、逆っ方向に。
(やっぱり、避けられてる…)
ここ一週間ずっと私は、一人でいる。いつもは、元気良く話しかけてくれていたのに。ため息が、いつもよりも多いのが、自分でも分かる。
「佐々木〜佐々木〜。佐々木美咲!」
「あっ!はい」
「どうしたんだ?今回の、小テストあんまり良くなかったぞ。」
「すみません…」
チラッとテスト用紙を見てみると、67点と書かれていた。テストの点まで、悪いなんて。私の取り柄だったのに。
朝、起きてみると体が重たかった。熱い。動きたくない。風邪でも、ひいたのだろうか。最近、りおなたちのことで頭がいっぱいで、疲れていたようだ。仕方がないので、学校を休むことにした。自分の部屋のベットに、寝そべった。いつもより、二人のことで頭がいっぱいになる。こんなことなら、無理して学校に行った方が良かっただろうか。窓から、吹きこむ風が心に染みる。
36:名梨◆zw:2018/08/23(木) 15:20 眠っていたら、インターホンが鳴った。両親は、仕事でいないので重い体を起こして、玄関へ向かった。ドアを開けると、りおなと、美琴がいた。
(どうして私の家に?)
りおなたちからは、避けられていて、嫌われていたはずなのに。驚いて、もう一度前をみると、そこにはやっぱりりおなと、美琴がいるのだった。その時、私のかけられた言葉は、今の私にとって、とても衝撃的だった。
『お誕生日おめでとー!』
あれ?私、きょうは、…9月9日。私の誕生日だった。最近は、りおなと美琴のことで頭がいっぱいで、日付なんて忘れてしまっていた。自分の、誕生日すらも。二人に、避けられていたと思っていたので、こんなサプライズ、嬉しくてたまらない。涙が、出てきた。嬉しい涙だった。
「二人とも、わだじのこと嫌いになっだんじゃないの?」
私は、泣きながら、言葉をつまらせながら、そう言った。
「え?全然、嫌いじゃないよ!むしろ、大好き!」
「私、勘違いしてた……?」
「という訳で、またね〜」
二人が、私の家に背を向けた。私は、必死になって思わず、口から、言葉がでてきた。
「まだ、もう少しだけ一緒に居たい!私の、部屋に入って。お願い。」
二人は、少しためらった。
「でも、美咲風邪だし、休んでた方が…」
「いいの!二人は、えっと……」
ガサゴソと、玄関の棚を漁る。
「これ、付けて!」
「えっと、これって災害の時とかに使う、ゴツいマスク……」
「お願い!」
「いいよ!風邪くらい、どうってことない!」
また、心が嬉しさで溢れそうだった。
私たちは、私の部屋に入った。
「これ、私たちからの誕生日プレゼント!」
そう言って渡された袋には、金の文字でハッピーバースディと書かれている。紐をほどき、中を開けてみると、猫のマグカップとおしゃれなヘアゴムが入っていた。
「とっても、可愛い!ありがと。」
「どういたしまして。後、一応ケーキもあるけど……」
「食べる!食べたい!」
勢いに、任せてそう言った。自分が、風邪なことも忘れて。とっても、嬉しくて、楽しい。
「おいひい!」
「美咲、今日酔ってる?風邪のせい?」
私は、口にケーキをほうばったまま、ウキウキと答える。
「二人って、私のこと嫌いじゃない?」
「嫌いじゃないよ!実は、今日の為の打ち合わせをしてて、避けてるみたいになっちゃったんだ。結局、こんな形になっちゃったけど。」
「良かった!」
「私、二人のこと大好き!今日は、一生の思い出になった。ずっと、友達でいてくれる?」
『もちろん!』
〜完〜
〈あとがき的なやつ〉
夏休みということもあり、小説を書ききることが、出来ました。読んで下さったみなさんのお陰です!ありがとうございます。今回、みなさんの、感想がとってもモチベーションになりました。
実は、別のサイトで小説を書いていたことがあるのですが、その時は長続きせず、完結しませんでした。私の妄想を文字にしたのは本当に、みなさんのお陰です!
ここまで読んでくださったみなさん。
ありがとうございました!
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