「親友だからね!」
嘘吐きだったよね、君は。
結局私をいじめた、浅はかな人。
でもね、私はあなたには負けないからね。
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3:亜依@恋歌*恋せよ新選組◆Wk:2018/08/23(木) 16:30 伊藤陽奈
*主人公
*彩葉の幼なじみ
*穏和で大人しいが泣き虫
八坂彩葉
*陽奈の幼なじみ
*派手な性格で、毎年「親友」が違っている
*オシャレ大好き
今川美里
*陽奈の親友で彩葉の友達
*明るく優しい
1
「陽奈!ずっと一緒だよ!」
私の腕に抱きついてきたのは、八坂彩葉。
ふわふわのポニーテールが揺れる。
私は、やんわりと彼女を剥がす。
桜が美しく咲き誇っている。
中学の入学式にピッタリだ。
「陽奈は何組?」
私は、にこっと笑顔を作り、
「1-4」
と答えた。
途端に、彩葉が笑顔になり、
「やった!ウチと一緒!」
と叫んだ。
私はぼんやりと彩葉を見ながら、どんな一年間になるのか思いを馳せた。
面白そう頑張ってください
6:亜依@恋歌*恋せよ新選組◆Wk:2018/08/23(木) 18:22 >>5
ありがとうございます(○´∀`○)
「担任の伊坂薫、24歳でーす!よろしくね」
入学式が滞りなく終わり、教室に戻り、自己紹介タイムが始まった。
担任の伊坂先生は快活そうな女の先生。
直感で男勝りだな、と思う。
「じゃあ、出席番号順に自己紹介お願いね。名前と何小出身か、あとは‥好きな物を言ってね」
先生はにっこり微笑み、そう告げた。
私の前の安藤さんが自己紹介を始める。
「安藤由実です。藤川小出身で、好きな物は友達からもらったペンダントです」
パラパラと拍手が起こった。
うぅ、緊張するなぁ‥。
私は、立ち上がって、
「伊藤陽奈です!鈴川小出身です、好きな物は‥」
んっと、えぇ〜??
好きな物なんて思いつかないよ‥。
と、彩葉がメモに何かを書いて、私のもとへと投げた。
えっと、何々?
メモには、丸字で、
【プリクラ(プリ)はどう?】
なるほど。
私は、メモを畳んでから、
「好きな物はプリです」
と言って、椅子に座った。
良かった、彩葉の機転で救われたよ‥。
その後も次々と自己紹介は終わり、あっと言う間に帰る時間に。
「今日の宿題は教科書に名前を書いてくること!明日の持ち物は連絡帳ね」
私は、配られた教科書を鞄にしまった。
先生は嬉しそうに微笑んでから、
「起立」
と声をかけた。
みんなが立ち上がり、礼をする。
「さようなら!」
先生の声に続き、みんなで声をそろえ、
「「さようなら!」」
と叫んだ。
私と彩葉は視線を交わらせて、すぐに教室を出た。
学校から帰り、彩葉の家へ。
彩葉と机で向かい合いながら他愛もないおしゃべり。
「今度、駅前のファンタジーストアに行かない?で、2人でプリ撮ろうよ♪」
プリ‥。
私、誰かと撮ったことなんてないしなぁ、と苦笑いすると。
「大丈夫、ウチの言うとおりにすればいいから♪」
彩葉が胸を張る。
少し不安だけど、今週の土曜日、ファンタジーストアでプリを撮ることになった。
とある夏の日に
いつも通りの教室で、いつも通りの友達と会い、いつも通りの日々を送る。でも、ひとつだけ違うことがある。それは、片思いしていた彼に、彼女ができたこと。幼馴染で、引っ込み思案だった私を日なたへと連れ出してくれたのが、君だった。何をしてもいい結果が得られない私のそばで、いつも貴方は私を慰め、励ましてくれた。それがどれほど嬉しかったか、今でも覚えてるよ?暖かな日差しの中、貴方を見つめる私と、私じゃない別の誰かを見つめる貴方。そして、私を見つめる別の影。
これは、引っ込み思案な私を中心に起こる、もしものお話…
>>9
すいません。
ここは私の小説スレです。
私の小説スレで小説を書くのは控えてください。
彩葉とプリを撮るのが楽しみすぎて一週間はあっと言う間。
ファンタジーストアの前で待ち合わせし、さっそくプリへ。
「可愛い感じがいいよね〜」
彩葉がウキウキとお金を入れて、私をプリ機の中へ招く。
「最初のポーズは猫みたいに片手をあげるのにしようよ」
私は、彩葉が言うとおりのポーズをとって、写真を撮り終えた。
あとはデコるだけ…。
「ウチが3枚するし、陽奈も3枚ね」
私は彩葉の言葉にこくっとうなずいた。
デコも終わり、プリがプリントされた。
彩葉がデコったプリはわちゃわちゃしていて、可愛かった。
「陽奈、フードコートいこう!」
彩葉に誘われ、フードコートに行き、それぞれ昼食をとる。
彩葉はハンバーガー、私はうどん。
「ぶっちゃけ、陽奈は好きな男子いる?」
彩葉の質問に、思わず私は、
「ふぁっ!?」
とむせてしまった。
彩葉の瞳がキラキラしている。
これは嘘は吐けないと観念し、
「いるよ」
と答えた。
彩葉が笑顔で、
「誰々?」
と訊いた。
私は、頬が赤くなるのを感じながら答えた。
「立川蒼空‥」
彩葉が驚いたように、
「えっ、付き合ってるんじゃないの!?」
と息をのむ。
失礼な。
私なんかが付き合えるわけない。
2
彩葉といると毎日が楽しい。
恋バナしたり、勉強会したり。
テストが難しくて2人で泣きそうになったり。
そんな5月の半ば。
「ダンス部入ろうよ♪」
突然、彩葉がそう言ってきた。
ダンス部?
私は帰宅部のつもりだったのに。
しかし、彩葉の煌めいている瞳を前にすると、否定できなかった。
「う、うん」
彩葉に誘われ、私はダンス部に入部することになってしまった。
今、思えば。
これが「地獄」の始まりだった。