いろんな種類ある短編小説。
ご飯の話です。
〜注意〜
*主人公は食べ物です。
*感想、アドバイス大歓迎です!
*荒らし、なりすましはしないで下さい。
「んーと、なになに?」
皆でプリントの周りに座り、真剣に項目をチェックする。
…どうしても食べられたいのだ。
メッタメタに切り裂かれない為に、努力をする。
それが、寿司という食物の宿命。
「1、美味しく見せるオーラを出すこと。」
「「美味しく見せるオーラ?」」
その場の全員が頭にクエスチョンマークを浮かべる。
オーラなんて、自力で出せるのだろうか?
それぞれ確認し合ってみたが、オーラらしき物は誰からも放たれていなかった。無念。
「シャリとネタの向きを変える…とか?」
あっ!と顔を上げる。
提案してくれたのは、頭の良いサバだった。
そして、皆で向きを変えてみる。
すると、
「良いじゃん!」
と何かの箱からガリが出てきた。
しかも思いっきり蓋を開けたので蓋はどこかへ飛んでいってしまっている。ガリはとても元気なのだ。
こんにちは、猫又と申します。
勝手ながら読ませていたきました。
発想の飛び方に光るものがあり、独特のセンスがとても面白いです。
新しいヒカリネタを心待ちにしております。それでは〜。
>>6
ありがとうございます。
いろいろな話をお届けできるよう頑張ります!
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実は、皆がりの事が羨ましかった。
なぜなら寿司のネタ以外は捨てられる時に、切り裂かれたりしないのだ。万が一捨てられても傷付かない。
「そっか!ガリが言うなら大丈夫だね!」
そんな皆の思考を遮って、寿司の中で一番ほのぼのとしているたまごが言葉を発した。そもそもガリの信頼は何処から来てるんだか…何もした形跡ないのに…
「じゃあ次!2:鮮度を保つ」
やっぱり鮮度かぁ〜、という声が聞こえる。
そもそも鮮度は仕込んだ人間によるので、自分達ではどうにも出来ないのだ。
「この項目は飛ばそう」
そういう意見が出てきたので、その項目だけ無視をして挑んでいった。
寿司には、先輩も後輩も何も無い。売れなければ、1日で捨てられる。項目を飛ばすのは正直気が重いが、自分に出来る事では無い。だから、そうするしか無いのだ。
「3:美味しそうな香りを漂わせる」
香りはよく自分で分かる。
しかし、他人にとって美味しそうな香り…
それは自分では分からない。