モノと共に───

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1:御守:2020/06/13(土) 10:08

https://ha10.net/chara/1591759558.html
詳細は↑から
オリキャラ板で書いてたのを移動しました
今回から小説板で書いていきます
(ごちゃごちゃしててすいません)

2:御守:2020/06/13(土) 10:53

モノ共に
第三話

御守に宿る付喪神

礼「誰…誰なんだ…?」

?「………おい」

礼「は、はいぃ!」

?「私の声が聞こえるのか?」

礼「き、聞こえるって?何が……はっきりと聞こえてますよ」

?「…………そうか」

礼「それで…アナタは一体誰なんですか?」

?「うむ……御守に宿る魂とでも言っておこうか」

礼「えぇ……」

?「略して御魂(オコン)とでも呼んでくれ」

礼「御魂さん………ですか」

御魂「あとそんなにカタくなることは無いぞ?」

礼「はい、わかりました」

御魂「そんなことより早く帰って乾かしてくれ〜」

礼「感覚あるんですか?」

御魂「勿論」

礼「そうなんですか、それじゃあ急ぎましょう」

こうして不思議なモノとの物語が始まった

色々な困難を共にし──
乗り越えていくことだろう───

四話へ……

3:御守:2020/06/13(土) 21:10

モノと共に
第四話

御魂「熱っ!熱いから離してくれ〜!」

礼「仕方ないでしょ、これしか思い付かなかったんですし」

ドライヤーで御守(御魂)を乾かしている

御魂が一刻も早く乾かしてほしいと言ったのだが

これしか方法が思い付かなかったのだ

仕方ないよね(^^)v

御魂「もう乾いた!」

礼「まだ湿ってます」

「離せ離せ!」

「無駄ですよ?(^^)」

御魂「ぐぅ………こうなれば………」

礼「……………………(°▽°)一体何をするつ」

ボォン

「おら〜!早く止めろ!」

御魂の声が上から聞こえたと思ったら

何かが上から落ちてきて、取り押さえられてしまった

礼「え……」

乗っていたのは……僕と同じくらいの



女の子だった

五話へ……

【よくあるあるすぎる?な展開ですね
まさかの女だった!展開( ̄▽ ̄;)】

4:御守:2020/06/14(日) 11:16

モノと共に
第五話

礼「え」

何が起きたのかわからなかった

御魂「帰せ」

礼「あ、ちょっと」

乾かしていた御守を分捕られた

礼「………まさか、貴女は御魂さんですか?」

御魂「そうだ、フフ…驚いたか!」

礼「いや……そこじゃなくて、御魂さんって女性だったんですか」

御魂「私には性別という物は存在しない」

礼「え………((((・・;)じゃあなんで女性の姿なんです?」

御魂「もともと姿がこれだったんだ、そんなこと知らない」

礼「じゃあ御魂さんは女性なんじゃな」

御魂「そんなことより、これは此方で乾かしておくからな」

切られた

うわ……切られたよ

礼「はいはい、わかりましたよ……(TT)」

御魂「あと、これは大事に扱え」

御守を指す

礼「元々乱暴に扱うつもりはありませんが、どうしてですか?」

御魂「これは私の本体だから」

六話へ……

5:御守:2020/06/14(日) 12:08

【ここで空霧礼と御魂の紹介です。
先ずは礼から、年齢は16、身長は169、高校1年生
簡単に詳細 高1になって引っ越してきた、まだ友達はいない(これから作る予定、好きな物とかはストーリーの中で出していきます)

御魂です 年齢は不明 身長166〜167くらい
詳細 性別は無いらしいが女の姿をしている、格好は着物(そこらでは見ないタイプの)腰の帯締めには御守のリボン?と同じ結び方のリボンがついている(説明が難しかったです、すいません)上半身の服の色は赤、衽の模様は宝相華である、髪型は普通のショートカット】

6:御守:2020/06/14(日) 12:50

モノと共に
第六話

礼「………」

御魂「このモノが消されれば、私も消える、このモノが燃え、灰となれば、私も燃えて灰となる」

礼はその時凄く悪いことをしたのだと気づく

礼「……すいません」

御魂「いいんだよ、我が儘を言ったのは私だ、お前はそれを静めようとしてくれた」

礼「…………」

御魂「……本当にそれでも、自分を責めてしまうようであれば、私をここに住まわせろ」

礼「え…?」

御魂「それでいいだろう?」

礼「…………」

こうして御魂さんは、僕の家に住むことになった

僕も丁度話し相手が居なくてつまらなかった所だ

だが………

礼「色々とどうすれば………」

御魂「?」

礼「だって…御魂さんは霊なんですよね?しかも女性だし……どうすればいいか……」

御魂「霊もそうだが、付喪神でもある、あと女なのは見た目だけだ( ・ε・)」

礼「性別無いんですよね?」

御魂「気にするな」

こうして御魂さんとの生活が始まった

不安なことばかりだが、その時は御魂さんに頼るとしよう

七話へ…

【独り言 何故こんなに夏目の音楽が合うんだ?(友人帳)】

7:御守:2020/06/14(日) 16:56

モノと共に
第七話

【自分が作った独自の設定です】

あれから5時間の時が過ぎ─

礼「ふむ………」

御魂「どうだ?」

辺りはすっかり闇に包まれ

静かに静かに……静まり返っている

そんな中、僕は御魂さんから’付喪神’のことを教えて貰っていた

付喪神とは日本に伝わる、長い先月を経た道具などに、神や精霊(霊魂)などが宿ったモノである

中には大事に扱われ魂が宿ったモノ、忘れられ魂が宿ったモノ
他にも沢山ある

因みに御魂さんは大事に扱われた方の付喪神だ
だから何も人間に対する恨みは存在しない

だが……忘れられたモノ、大事に扱われなかったモノはどうだろうか、人間に対する恨みもある筈だ
その恨みを持った付喪神があちこちで事件を起こしている

それらの付喪神を霊を
「私と一緒に協力して止めてくれないか?」

と言われた所だ

礼「いいですよ、しかし、学校に通いながらになりますが、いいですか?」

御魂「本当か!ありがとうな!勿論通いながらでいいさ、少しでいいんだ、人間に恨みを持って暴れている奴らを救ってあげたい……それに協力してくれるとなると、私はとても嬉しいよ」

僕は御魂さんの笑顔を初めて見た
とても暖かい目だった

礼「優しいんですね」

御魂「当たり前の事だよ
世の中は悪い人間だけでは無い…それを知って貰いたいからな」

八話へ……

8:御守:2020/06/14(日) 17:53

モノと共に
第八話
前編

礼「所で、御魂さんはご飯とか、風呂とかどうするんですか?」

御魂「頂いてもいいのか?」

礼「勿論ですよ」

御魂「それなら私も手伝うぞ、料理とか自信あるんだ」

礼「それは助かります」

それから御魂さんには料理を手伝って貰った
かなりの腕だった
(僕より小さいのに……)と思い少し悔しかった

こうして料理は完成

「「頂きます」」

ご飯を口へと運ぶ

礼「美味しい……」

御魂「フフ………驚いたか」

礼「ええそれは勿論、こんなに美味しいんですもん、一体何処で覚えたんですか?」

御魂「覚えていない」

礼「え?」

御魂「恐らく……前世だろう」

礼「付喪神に前世とかあるんですか?」

御魂「ある奴もいる、宿った霊のな」

礼「覚えてないんですか?」

御魂「ああ何も、名前とか何者だったとか全てな」

礼「ふーん………」

八話後編へ……

9:御守:2020/06/14(日) 21:27

https://i.imgur.com/F7CIcgO.jpg
御守です(下手ですいません、絵苦手です)
見た目はこんな感じ
顔は描けないので想像でお願いします
ちゃんと宝相華の模様も描きました
作者本人も本当に性別無いのか疑っちゃいますね
(可愛さでは無く綺麗を意識)
腰の結びも御守と同じ

10:御守:2020/06/14(日) 21:43

御守じゃなくて御魂です、間違えました

11:御守:2020/06/17(水) 15:58

モノと共に
第八話 後編

飯が終わり…

礼「あとは風呂なんですが……」

御魂「?何か困ったことでもあるのか?」

礼「いや…御魂さんが何時の時代の人かわからないので………風呂の使い方、わかります?」

御魂「火を起こすんだろう?」

礼「い、いや……やっぱり説明します」

…………………


御魂「……まぁ、理解した」

僕は御魂さんを直接風呂場に連れていくと、これはこう、これはこう使うんですよ、と説明した

礼(霊……付喪神だっけ?風呂入る必要有るのかな……)

御魂「私が先、貰っても?」

礼「ええ、勿論ですよ」

【普通なら色々ハプニング起こる所かもしれませんが、入れません…そういうの好きじゃないので(^-^ゞ】

それからなん十分後

御魂さんが上がった

そして僕も風呂場に行き、体を洗い、湯船に浸かる

湯船に浸かりながらこれからのことを考えていた

礼(軽く引き受けてしまったけど、何があるかわからないからな……用心しておこう)

これから何が起こるのか…不安…ちょっぴりワクワク感もある

礼(問題は明日だな……学校、どうしよう)

これらの気持ちを胸に仕舞いながら、風呂から出る

そして……

寝る

何時もと同じ、だが何処か違う時間

それは誰かが家にいるという安心感から来るモノだった……

と……

九話へ……

12:御守:2020/06/17(水) 16:39

よしよしいい感じに……これからどうなるかとか想像しづらい感じに仕上がってますね(・∀・)ヽ
(こう見えて結構奥まで設定作ってしまいました)

13:御守:2020/06/18(木) 14:35

モノと共に
第九話

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夢を見た

広い草原の中

一人の少女が泣いている

話し掛けたい

慰めてあげたい

安心させてあげたい

しかし僕の声は届かない

手を伸ばす

届かない

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

礼「……!」

そこで目が覚める

……

何だったんだろうと思いながら時間、時計を確認する

礼「あ……!!遅刻だ!マズイ……」

遅刻ということがわかった途端飛び魚の用に布団から飛び起きる
急いで居間へ向かった
そして色々準備していると

「……なんだ…朝からバタバタと」

御魂が起きてきた

礼「遅刻ですよ遅刻!」

御魂「それは不味いな」

準備中……

礼「行ってきます!」

登校中……

それから走って学校へと向かった

結局間に合わず普通に遅刻だ
おまけにクラスの人からじろじろ見られる始末

礼「はぁ」

御魂「災難だったな」

礼「はい……全くですよ……え?」

ナンデイルンヤ

御魂「別にいいだろう?」

礼「良くないですよ」

御魂「……一ついい忘れてたことがある、私はお前以外の普通の人間からは認識されない」

礼「……………」


えぇ〜…………


そんなことを話していると

「ねぇねぇ、あの噂知ってる?」

「あ、あれでしょ?」

「そうそう、あれあれ、
あそこのトンネルに入った人は二度と出てこないってやつ」

礼「………」

御魂「……」

「そうそう、怖いよね〜〜噂では人が入って出てこなくなる訳は、シの世界に繋がってるかららしいよ」

「何それ怖いよ〜」


礼「……御魂さん」

御魂「ああ、早速今日の夜行ってみよう」

十話へ

【今回展開が適当でしたね……すいませんでした】

14:御守:2020/06/18(木) 22:34

和食、和菓子、和風建築、畳、そして妖怪小説
全部大好きです、日本人なのだからね
(因みに洋菓子より圧倒的に和菓子の方が好みモナカとか大好き)

モノと共に
第十話

授業が終わり………

帰りだ

空が黄金色に光輝いている

今日の夜、噂のトンネル調査だ

しかしトンネルに付喪神などいるのだろうか

あるいは別の何か……

御魂「どうした、不安か?」

礼「いえ、少し考え事をしてました」

御魂「もし、お前の身に何かがあるようであれば私が守ってやろう」

そう言って少し微笑む

礼「ははは、有り難う御座います」

家に着く

言ってなかったが、礼の家は屋敷だ(ちょっとした、でも広い)

御魂「そういえば、ここに一人で住んでいるのか?」

礼「いえ…ここには父、母、俺が住んでいます」

御魂「……?何処にいるんだ?」

礼「実は…」

家に入りながら事を話す

御魂「行方不明?」

礼「……はい」

行方不明なのだ
一年前から

十一話へ……

15:御守:2020/06/22(月) 17:59

世界観………

モノと共に
十一話


〜夜〜

礼「………」

御魂「先行ってるからな」

礼「……あ、はいわかりました」

そう発した途端に消える

考え事をしていた矢先の出来事だったので少し驚いたが
直ぐにまた思考という底の見えない霧に沈む

ザッザッサ

静かな森の中で歩く音が響き渡る
今ど考えていた物の答えはあったか、と聞かれてもハッキリとは答えられないだろう
トンネルと付喪神が関係あるか、なんて御魂さんにでも聞かないとわからない筈だ
なので気にしない方がいい、そもそも噂が本当かもわからないのだから

考え事をしている内にトンネルに着いた

そのトンネルは管理をされて無いようであちこちにヒビが入り、植物の蔓だらけだ

礼「大丈夫かな…これ」

今にも崩れそうなので出来るだけ近づきたく無い所だが
勇気を振り絞りトンネルの中に入った
そして御魂さんを探す

礼「案外奥ある…」

見た目とは裏腹に中は広く長かった
そして五分程歩いて、やっと御魂さんを見付けた

礼「いたいた、やっと見付けましたよ」

御魂「……可笑しいな」

礼「どうしたんです?」

そう言って奥を見たのだが崩れていた、土砂で埋まって通路が塞がれている、とてもこの先には行けそうにない

礼「あぁ……何もないみたいですね、やっぱり只の噂だったんでしょうか」

その時
タッ、タッ、タッ、タッ……
後ろから音が響く

御魂「……誰だ?」

礼「………」

僕は身構えた

「うわっ!誰だお前は!」
そこには
僕と同じくらいの複数人の男がいた

十二話へ……

16:御守:2020/07/15(水) 22:38

お久しぶりです……(´・ω・`)
ちょっと投稿忘れてました()すいませんっ

モノと共に
十二話

礼「………ひょっとして、お前達は俺の学校のやつか?」

その時、5人の中の一人が此方に視線を向けた

?「そのちっこいのはなんなんだよ」

礼「!」

御魂「………」

4人が一斉にそいつを見る

もぶ「……お前何言ってんだ?」

もぶ「ついに頭可笑しくなったんじゃねの?」

?「は?いるじゃん、そこのやつだよ」

もぶ「知らん、茶番は置いといて……俺らはちょっと肝試し的なやつに来ていたんだよ、お前は一人で何やってたんだ?」

礼「……興味本位で入っただけだよ」

もぶ「はぁ……そうかそれじゃ、俺達は先に進ませて貰うぜ」

礼&?
「え?」「は?」

礼「何言ってるんだ?道が崩れて進めないじゃないか」

?「そうだ、そいつの言う通りどうやって進むんだよ」

もぶ「はぁ〜?本当にお前ら可笑しなやつだな(  ̄▽ ̄)こんな奴らはほっといて俺らは先に進もうぜ」

もぶ達
「おけ」

そう言うとそいつらは前に進んでいき……

礼&御魂&?
「!?」「………」「どうなってやがるんだ………」

驚いても無理は無い、崩れている筈の場所をすり抜けていってしまったのだから

御魂「ふむ…………そういうことか……」

礼「何かわかったんですか?」

御魂「ああ、これはハチ除けだ」

?「喋った………」

礼「ハチ除け?」

御魂「そうだ、恐らくこれは、強いやつをこれ以上先に進ませない為のモノだろう、要するに目眩ましだ、弱いやつだけを引き込んでいるのか………」

礼「強いやつ?俺や」ごつん「こいつは強いんですか?」

?「いてぇよ!」

御魂「いや礼は私の御守を持っているからだろう、あとこいつは………多分だが、ちょっとした霊力を持っているのだろう、だから私のことも見える」

礼「………ということは………あいつら危ないんじゃないんですか!?」

?「何!?」

御魂「ああ、急ごう」

十四話へ………


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