磊磊落落

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1:大博 葉木:2020/07/24(金) 22:23

短いです。
俺、自分が思った事をそのまま形にした物です。

2:大博 葉木:2020/07/24(金) 22:46

人生はちっぽけでとても小さく、だけどとても大事な物。
俺は思うのだが、この世界のからくりはよくわからない。
俺は何でもかんでも細かいことは気にしない、磊磊落落というやつだ。
よくこの性格は回りの者から羨ましがられたものだが、良い事だらけではない、親からは「ストレスがたまらないタイプ」などと言われ、よく自分で呆れていたものだ。

ちょっとした悪口を言われても気にしない、ぶつかられても気にしない。

ちょっと自分でもよくわからないのだが、俺はこう考えた。
自分が重要だと感じていないものには全く感心を持たない、これが磊磊落落というものなのでは無いのかと。

その呆れる様な奴、それが俺だ。
勉強だってあまりやらない、理由はめんどくさいからだ。
部屋だって散らかっていても片付けない、理由はめんどくさいからだ。
何でもかんでもめんどくさい、で片付けてはいけない、そんな事は自分でもわかっている。

だが、どうしても気持ちが起きないのだ、まるで心というふわふわした《物質》を透明なガラスの瓶に閉じ込めているかの様で、感情がまるで起き上がってこない。

そこで俺は磊磊落落という漢字を見てハッキリとした。
俺には石が落ちてくるという形の構成に見えたのだ、そう正に人生の様に。

いつ落ちるかわからない石の道を俺達は歩いている。
ちょっとした衝撃を加えただけで直ぐにその道は崩れ、落ち、やがては………

人生って、案外呆気ないものなのかもしれない、直ぐに人はしんでしまうし、しんだら風船の様にどこか遠くへ飛んでいってしまう、誰も手が届かない所へ。

こういうことを考えたのはこの空のせいなのか、はたまた心から思ったことなのか。

今日も俺はこの美しい空を眺めながら今日を、人生という石の道を歩んでいく。


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