内容はない。思い付き駄文。妄想の延長線。補助線。閲覧禁止。乱入禁止。hoge進行。長文が目立たない&迷惑ととられにくいという考えより、小説板にたてています。注意・ご指摘のある場合のみレスを許可します。
90:匿名 hoge:2021/07/30(金) 13:12新しい話が始まります。
91:匿名 hoge:2021/07/30(金) 13:12何も聴こえない。ぼんやりと広がる目前の世界は、殺伐とした部屋。腐臭が漂い、血の味がする。感じるのは、床の冷たさ。寒いのか暑いのかさえ、分からない。助かる見込みもないまま、また明日がきて、今日が昨日になる。寝ているのか、起きているのか。生きているのか、死んでいるのか。考えることすら出来ず、ただただ同じ映像がリプレイされる。思い出したくもないはずのその映像に、叫びだしそうになる。が、最早声など出ない。希望なんて、とうの昔に捨てた。生きようなんて、思わない。早く殺してくれ、楽になりたい。でも、時折浮かび上がる、あの人たちの姿。少しでも気を抜けば消えてしまいそうになるその姿を、必死に繋ぎ留めようとしている自分がいる。しかし、もう自分には、気を保ち続けるだけの、少しの力すら残っていなかったようで、その姿は、まるで自分を嘲笑うかのように、儚く消えていく。目の端に映る、輝きを失った銀髪が、揺れた。紫色を通り越して、青白くなったその手に、何かが重なった。あぁ、また繰り返すのか。そう思っていた。しかし、重なった何かは弱々しく動き――。『 だ れ か き た 』
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