初めまして、愛羅でーす!
今回は、加害者目線で書いたいじめ小説を書きたいと思います!
Punishmentとは、英語で「天罰」という意味です。
はじめまして!
小説いつもみさせてもらってます!
毎回楽しみながら見ています。
いじめはこわいですが、、、。
おうえんしています!
茉央
https://i.imgur.com/hgZsMDc.jpg
>>52
あーっ!塗り忘れ発見!
左袖を塗って無かった(汗)
7.工作
授業中、あたしはこっそり、いじめ計画ノートを開いた。
次は何してやろうかしら…
あ、これ良いかも!
よし、放課後5人でこれをやるための準備をしよう。
そして放課後。
「ねえみんな、付き合ってほしい所があるんだけど…」
あたしは4人を誘って、学校から10分程のショッピングセンターに向かった。
「マナ、どこ行くの?」
「後で分かる」
あたし達が向かった先は__
「え、食品売り場?」
「ここで何買うの?」
「後で説明する」
まずは卵。
6個入りのを2箱、カゴに入れた。
次は蜂蜜、これは1本で良いか。
後は小麦粉と牛乳…
「合計1182円です」
1182円。
これで4階のWEDOの服が1着買える。でも、お金を惜しんでる場合じゃなかった__
「ねーマナ、その卵とか蜂蜜をどうするの?」
「なんかお菓子作りとかでもするの?」
梨乃羽と優璃子が、あたしの紫色のエコバッグを見ながら聞いてくる。
「違うよ。これは…」
あたしは、この卵などの使い道を話した。
「いいねーそれ、面白そう!」
「マナよく思いついたねーこわぁい」
「そういう事で、4人とも明日の放課後はよろしくね♪」
「オッケー」
「任せてよ!」
よし、作戦開始。
甘く美味しくしてやるよ__
>>54
ちょっと段落名を変更します。
7.工作→7.悪魔のケーキ作り
何をするんだろう続きが気になる!!
58:愛羅 あいちゃん:2020/11/04(水) 17:22 翌日。
今日は朱音は休みだった。先生の話によると、38度の熱を出して、トイレで吐いたらしい。
ラッキー☆
愛沙いじめの邪魔をされなくて済む。
__ずっと休んでれば良いのに。
そして放課後。
あたしは帰ろうとする愛沙の細い腕をぐいっと掴んだ。
「ちょっと、今度は何するの!?」
愛沙が声を荒げて言うけど、あたしは無視して、そのまま体育館の裏に連れていった。
そこには茉央、梨乃羽、未来、優璃子がスタンバイしていた。
「ちょっと何よあんた達!何の用?」
その瞬間__
ベチャッ!ベチャッ!
「キャッ!!」
茉央と優璃子が、昨日買った卵を6個全部、愛沙の頭目がけて投げつけた。
「何これ…ベタベタしてて気持ち悪い…」
次は__
ドババババ…
「ウッ…」
梨乃羽と未来が、小麦粉と牛乳を愛沙の頭や制服にぶっかけた。
「なっ、何するのよ!ゲホッ…」
「アハハハ!あっ、粉吸っちゃったぁ?ドンマーイ♪」
愛沙は爆笑する梨乃羽を睨みつけながら、咳込んだ。
「あ、その顔いいねー、撮っとこー」
梨乃羽はスマホで、愛沙の顔をパシャっと撮った。
「梨乃羽ー、後でその写真送って!」
「いいよん!てか、マジでこの写真ネットに晒してやりたいわ。」
「本当それな!」
「じゃ、そろそろトドメ刺そっかな〜」
愛沙は目を見開き、完全にビビっていた。
あたしはその顔を、スマホカメラで撮った。
そして最後は__
ダラダラダラ…
あたしは蜂蜜の中身全部、愛沙の頭にかけた。
「デラックスケーキの完成!!キャハハハハハ!!」
愛沙は号泣していた。
「あ、泣くほど嬉しいの?サンキュー!1000円以上使って材料買った甲斐あったわ」
あたし達は最後にもう一度、愛沙の泣き顔を撮った。
「じゃーねー!片付けは自分で何とかしてよね。私達は帰るから」
あたしは甲高い笑い声をあげて、体育館の裏を去った。
ああ、楽しかった!泣いてる愛沙を見ているのはたまらなく快感だった!
梨乃羽
https://i.imgur.com/t3412Jk.jpg
8.初めての染髪
「金子!鈴村!小笠原!何だその髪とスカート丈は!」
「相変わらずうるせーな大久保は!!」
昼休み。担任に頼まれたゴミ捨てをしに、ゴミ置き場に向かっていると、茉央と梨乃羽と未来が生活指導の大久保に怒鳴られていた。
あたしは身を隠し、様子をじっと見ていた。
「染髪化粧ピアスは禁止だと何度も言ってるだろ!あとスカートは膝中心より下が原則だ!」
「別に誰にも迷惑かけてないんだから良いじゃねーかよ!授業だって真面目に受けてるし、テストだって赤点取った事ねーんだから!」
「そういう問題じゃない!お前らのその格好はな、名門白鳥女子大附属中学の秩序を大きく乱してるんだ!荒れてる学校だと思われたくないんだ!」
「うわ、自分で名門って言うのかよーウケる」
「生徒手帳を開け!『禁止』としっかりと書いてあるだろ!」
「うっせーなー…はいはい…」
下校中、茉央が、
「あーもう、今日は大久保に怒鳴られちゃったよ(怒)」
と、語尾に(怒)マークがつくような口調で言った。
「あいつどんだけ糞真面目なんだよ、別に勉強が出来れば髪染めてもピアス開けてもスカート短くしても良いだろ!人間はな、外見じゃなくて内面なんだよ!」
「そういえばさ、優璃子やマナは髪染めねーの?黒とか茶色ダサくね?」
「そうね…染めようかな…黒髪飽きてきたし」
「あたしも染める!染髪とか憧れてたし」
「おお!楽しみ!…じゃ、また明日。リノ達はこっちだから」
「うん、じゃーねー!」
染髪…ピアス…ドキドキするけど、やってみよう!
あたしはドラッグストアに寄り、ブルーアッシュグレーのヘアカラーとピアッサーを買って、スキップをしながら帰っていった。
家に帰ったら、すぐに洗面所へ向かった。
まずは、ピアスの穴を開けた。すごく痛いと思っていたけど、そんな痛くは無かった。
次は染髪。
「えーっと、A液とB液をよく混ぜて、髪全体に塗って、よく揉み込んで、15分放置…
あ、染める前にシャンプーもするのか」
あたしはヘアカラーの箱を風呂場に持ち出し、シャンプーをしてから髪をブルーアッシュグレーに染めた。
風呂から上がると、お母さんとテレビを観ていた3つ下の妹、梨亜がびっくりした顔であたしを見た。
「お姉ちゃん、何その髪色!青!?灰色!?いつの間に染めたの!?」
「麻那美…まあ、今回だけよ。非行には走らないでよね。」
お母さんはあっさりと許してくれた。
翌日、あたしはお母さんに借りたピアスを付けて家を出た。
学校に行くと、校門で大久保に「染髪ピアスは禁止だ!」と注意されたけど別に気にしなかった。
教室に入ると、4人があたしの周りに集まってきた。
「マナ、髪染めたんだ!いいね!」
「ブルーアッシュグレー?超可愛い♡」
「しかも、いつもポニーテールだけど今日は下ろしてる!マナ、下ろした方が絶対良いよ!」
「めっちゃ可愛い!私もメッシュカラー入れちゃった♪ほら、ネオンピンク」
4人は、あたしの髪色を褒めてくれた。
染めて良かった、とすごく思う。
イメチェン大成功だね、麻那美!
9.ターゲット追加
「小田、ちょっと良いか?」
あたしは先生に呼ばれ、少し戸惑ったが、平然を装った。
「なんでしょうか。先生」
「ちょっと来い。」
あたしは先生と一緒にどこかへ向かう。
《ガラッ》
先生は、1階の奥の教室のドアを開けた。
「さ、座れ。」
あたしは机を挟んで先生と向かい合う形で椅子に座る。
少しの間沈黙が続いた後、先生が口を開いた。
「小田が、いじめをしていると聞いたんだが…」
え…?なんでバレたの…?
「吉井によると、小田、金子、鈴村、小笠原、田沢が藤塚をいじめてるらしいんだ…
お前らは髪や服装が派手だが、授業態度には問題は無いし、特に小田は学級委員だから、先生は信じがたいが、吉井の言ってる事は本当なのか?」
朱音。お前、先生にチクったな。
「先生…グスッ…あたし…そんな事してないです…いじめなんて…」
あたしは得意の早泣きをした。
「すっ、すまん、小田。小田がいじめなんてするはずないよな。時間取ってすまん。
教室に戻って良いからな。」
先生が言う。あたしは軽く一礼をして、教室に戻った。
「マナ、何だった?」
教室に戻ると、茉央が心配そうな顔をして聞いてくるけど、あたしは無視して言い放つ。
「ターゲット追加ー!!」
クラスメイトが目線を友達からあたしに移動させる。朱音だけが、顔を俯かせる。
「朱音、あんた先生にチクったでしょ。」
朱音の顔が青くなる。
「はぁ!?なんて事してくれたの!!」
優璃子が机をバンと叩いて立ち上がった。
「優璃子落ち着いて。上手くかわしたから。ま、とにかく、今日から愛沙と一緒に朱音をいじめるから。」
あたしの一言で、朱音の顔はさらに青くなり、教室はざわめいた。
あたしがターゲットを追加した事は、一瞬で校内全体に広まった。
あたし達は、他の生徒に怖がられるようになった。
1年だけでなく、2年や3年も、あたし達を恐れる。
昼休み、5人でお喋りをしながら廊下を歩いていると、2人の女子がこちらをチラチラと見ながら何かを話している。
またか。と思いながらあたしはその女子達を横目で睨みつけながら通りすぎた。
女子達は自分に襲ってくる熊から逃げるように、どこかへ走っていった。
それからも、他の生徒がこちらを見てひそひそ話をしている時には、その生徒を思いっ切り睨みつけた。
生徒は、怯えた顔をして走って逃げて行く。
そんな姿を見ているのがすごく気味が良かった。
https://i.imgur.com/G0qfcKZ.jpg
未来
https://i.imgur.com/G0qfcKZ.jpg
>>66は間違いです。
69:愛羅 あいちゃん:2020/11/14(土) 16:40 10.デマ
あたし達は、朱音と愛沙をいじめ続けた。
毎日殴り、蹴り、叩いた。
時には、上履きの中に瞬間接着剤で画鋲を貼り付けた事もある。
そして、あたしが朱音をターゲットにしてから1ヶ月後、朱音はお父さんの故郷である鹿児島に転校していった。
味方を失った愛沙は、いつもビクビクしながら生活をしていた。
今度は何しようかしら…
あたしはトイレの個室でいじめ計画ノートを開きながら考えていた。
(はっ…そういえばあたしが小4の頃、青森で中学生がいじめで自殺したんだっけ…名前は浅井ゆまちゃんだったかな…)
あたしはgoggleで「浅井ゆま」と検索して、あるブログに行った。
(あ、この子、デマ流されたりされたんだ…ん、これだ!!!)
そうだ、デマを流せばいいんだ!そうすれば愛沙は見捨てられ、“あの時”のあたしと同じ立場になる。
ストレス発散もできて、あたしの“あの時”の辛さを思い知らせられて、一石二鳥じゃない!
よし、早速実行よ!
あたしは、トイレのドアをバンと開けた。
>>69
参考情報
http://blog.livedoor.jp/bakenekohuman/archives/48725226.html
なんかライムウイルスのスレがないんだけど。
72:愛羅 あいちゃん:2020/11/15(日) 22:10 >>71
私が消しました。
>>72
消したのは貴方ではなく削除人さんです。
>>73
あ、そうだった。
でも、削除依頼をしたのは私です。
あたしはすぐに階段へ向かった。
階段には、大量のノートを抱えた学級委員長がいた。
あたしは委員長にそっと近づいて、委員長を階段から突き落とした。
委員長は、ノートを散らばしてうつぶせに倒れた。
あたしは自分が委員長を突き落とした事がバレないように、走って教室に向かった。
優璃子
https://i.imgur.com/dQrmFvk.png
優璃子はメーカーで作りました
翌日、委員長は松葉杖をつきながら学校に来た。
「委員長、どうしたのその足!」
「私、しんぱーい!」
クラスメイト達が、委員長の周りに集まる。
「階段から、誰かに突き落とされたのよね…それで、左足を捻挫しちゃって…」
委員長が、眉を下げながら言った。
あたしは教室の前へ向かい、教壇をバンと叩いた。
「みんな聞いて。あたし、委員長を突き落とした人知ってる。」
あたしは、真剣な表情で言った。
ふふ、これ、演技なの。我ながら上手いわ。
あたし、小学生の時まで子役やってたから、演技は大得意よ。
「え?」
「マジ?」
「誰!?誰!?」
64個の目が、あたしを真剣な眼差しで見つめている。
「それは__
愛沙、あんたが委員長を突き落としたんだよ。」
愛沙の顔がサーッと青くなった。
「えっ…藤塚さん?」
「え、マジ?」
「最っ低!!人を怪我させるなんて!」
「見損なった!」
「岬(=委員長の下の名前)に謝りなよ!」
「社長令嬢っていう自覚あんの!?」
みんな、愛沙を責め立てる。茉央も、梨乃羽も、未来も、優璃子も、愛沙を責め立てる。
「ちっ…違う…私は…」
アハハハハ!アーッハッハッ!!
麻那美
https://i.imgur.com/w0NSolw.png
愛沙
https://i.imgur.com/9qVIeYy.png
朱音
https://i.imgur.com/rW9WB0v.png
茉央
https://i.imgur.com/zY739gG.png
梨乃羽
https://i.imgur.com/jcMDQJ8.png
未来
https://i.imgur.com/O3QWjAz.png
麻那美※作り直し
https://i.imgur.com/ZCWkcMO.png
梨亜
https://i.imgur.com/NRosrrK.png
>>71削除人さんが消したってことはなにかよくなかったんじゃないですか?
89:愛羅 あいちゃん:2020/12/15(火) 07:02 11.孤立、そして追放
ー愛沙sideー
麻那美に着せられた濡れ衣によって、私は孤立するようになった。
話しかけても無視され、グループにも入れてもらえない。
5人だけにいじめられていた私は今、クラス全員、いや、全校生徒にいじめられている。
そういえば私も、麻那美を仲間外れにした。
という事は、麻那美もこんな辛い思いしてたのかな…?
今更だけど、ごめんね、麻那美…
ー麻那美sideー
「ねぇ…」
秋になり、制服も長袖になったある日、愛沙は2人の女子に話しかけようとしていた。
けど…
「ねえ、今誰かに『ねぇ』って話しかけられたんだけど。気のせいかな?」
「気のせいだよー、ひーちゃん霊感強すぎ」
2人は、聞こえないふりをした。
まるで、愛沙の存在をかき消すかのように。
あたしは、慌てて口を手元にあった本で隠した。
隠れている口は、きゅっと半月型に吊り上がっていた。
翌日。
いじめ計画ノートからえらんだいじめの内容をクラス全員に発表しようとして、ルンルンで教室に入った時、全員の冷たい視線が突き刺さった。
「ハッ…茉央、梨乃羽、未来、優璃子!」
すると、あたしの前に4人が現れた。
いつの間にそこに?
でも、表情が怖い。
いつもの笑顔の4人じゃない。
「…おはよう」
「おはよう、マナ」
やっぱり、いつもと違う。
挨拶がそっけない。
不思議に思いながら、自分の席に座ろうとした。
その時__
「キャアァァ!!」
茉央があたしの肩を強く掴み、そのまま壁にあたしを叩き付けた。
女とは思えない、力の強さだった。
「…いった…何すんのよ」
あたしは肩を押さえ、立ちあがろうとした。
すると__
バンッ!!
今度は優璃子に、お腹を踏み付けられた。
立ち上がれない…。
「痛い痛い痛い!辞めてぇぇぇぇ!!」
優璃子はそのままグリグリと足をねじり、あたしの制服に上履きの跡を付ける。
「マナ、どういう事?」
「へ…?」
「愛沙が委員長を階段から突き落としたっていうこと、あれデマなんでしょ?」
「えっ…」
「本当は、あんたが委員長を突き落としたんでしょ?」
「昨日、事務室の先生に防犯カメラの映像を見せてもらったの。
サイッテー!人に怪我させた上、人に濡れ衣を着せるなんて」
嘘…
嘘よ…
まさかバレるなんて…
「いやぁぁぁ!嘘よぉぉぉぉっ!」
「やっぱりね。ま、あんたはあたし達のグループから追放ってことにするから。
次のターゲットは、マナ、あんたよ。」
優璃子はそう言ってあたしのお腹から足を離し、茉央、梨乃羽、未来と一緒に席に戻った。
『次のターゲットは、マナ、あんたよ』
その言葉を聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった気がした。
あたし、これからどうなるの…?
名前違うけど、元愛羅です!
94:汐梨:2020/12/25(金) 07:11 12.因果応報
翌日、あたしは重い足どりで学校に向かった。
昨日は2年生4人にトイレで暴力を振るわれ、水筒に消毒液を入れられた。
そんな地獄が、今日も、明日も、ずっと続く…
そう考えただけで怖かった。
自分の下駄箱にたどり着いて、あたしが1番最初に見たもの。
そう、あたしの上履きが、絵の具のようなもので真っ赤に染められていた。
上履きからは赤い液体がボタボタとこぼれ落ち、あたしが歩いた所には血痕のようなシミが残っていた。
1年D組の教室に向かっていると、クラスメイトや他のクラスや学年の人の鋭い視線を感じた。
「何あれ、気持ち悪いんだけど!」
「キメェんだよ、ブース、廊下汚してんじゃねーよ」
今度は名前も知らない人に、空き缶をあたしの頭目掛けて投げつけられた。
あたしは、走ってトイレの洗面所に向かい、上履きをそっと洗った。
トイレの外からは、
「醜女、逃げた」
「サイテー女、退場」
という声がチラチラ聞こえた。
あたしが教室に入ると、にぎやかな笑い声がピタリと止まった。
そして、10秒後、また笑い声が戻る。
あたしの机には、悪口がびっしりと書かれていた。
「サイテー」「ウザい」「消えろ」「勘違いブス」「キモい」「愛沙に土下座しろ」「疫病神」
でも、墨汁で書いてあったから、雑巾で強く擦ったら、すぐに消えた。
きっと、証拠が残らないようにするためだ。
ふと、愛沙と目が合った。
眉をハの字に曲げて、目を垂らしていて、心配そうな顔でこっちを見ている。
けど、パッとそらして、下を向いて俯き始めた。
それからも、いじめは続き、愛沙からの視線を感じる事も増えてきた。
あたし、もう死にたいよ。
生きてても何もいい事ないよ。
毎日みんなにいじめられて、本当に辛すぎる。
でも、これってどう考えても因果応報だよ。
あたし、愛沙に相当酷い事しちゃったもん。
でも、やっぱり、死にたい。あたしが死んだら、みんな喜ぶよね。
そう思って、あたしは今、屋上にいる。
ここから飛び降りれば、楽になれるんだよね…
遺書も書いたし、大丈夫だよね。
さよなら、みんな…
その時。
後ろから足音が聞こえた。
「麻那美!!」
振り返るとそこには、愛沙が息を切らして立っていた。
「何やってるの、そこから降りて!」
愛沙は慌ててこちらに向かい、あたしを柵から引きずり下ろした。
そして、あたしの肩をがっしりと掴み、あたしの目をじっと見つめて言った。
「何しようとしたの!?お願いだから自殺なんてしないで!」
「離してよ、もういいの!あたしのした事忘れたの!?」
「忘れてないよ!私、あんたにいじめられてた時、『辛い』『死にたい』って何度も思ったよ!
濡れ衣着せられた時は、頭が真っ白になったもん!
でも、茉央達にいじめられている麻那美見てると、転校初日に、麻那美が最初に話し掛けてくれた事を思い出すの。
そしていつの間にか、『麻那美と仲良しだった頃に戻りたい』と思うようになってたの。
お願い麻那美、目を覚まして。私達、もう一回やり直そうよ。仲良しだった頃に戻ろうよ!!」
その時。
「愛沙の言う通りよ!麻那美、目を覚まして!」
屋上の入り口から、聞き覚えのある声が聞こえた。
目を覚ましてと愛沙は言っているけど、愛沙が仲間外れにしなければ何も起きなかったと思うんだよね……
97:葉月。-haduki-◆/Q @おとらー&殿厨:2021/04/09(金) 21:33 愛ちゃん頑張って!
>>96まぁまぁ愛ちゃんがかきたいと思った小説を書いてるんだから、、、。
しーちゃんが、あいちゃんなの?
99:葉月。-habukl-◆/Q:2021/04/30(金) 14:13はい。
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新