【偏差値79】最高峰の頭脳集団、全国の秀才たちが集う「超進学校」の日常がやば過ぎる!

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1:R:2021/01/30(土) 22:43

🌸プロローグ🌸

「今回の期末テスト、学年1位は、5科目500点、菜穂!」
「「おおー」」

私の名前は斉藤菜穂、公立中学校に通う3年生。

私は運動音痴な上にコミュ障持ちで、小中学校では周りから馬鹿にされ続けてきた。

けど、勉強だけは誰にも負けた事がなく、私の唯一の誇りだった。

そんな私はついに、日本最高峰の超名門校、「白黒学院」に入学する事ができたのだ。

2:R:2021/01/30(土) 22:58

第1話「超進学校」

「あ、1年1組、このクラスか」

……ん?

教室からでかい声が聞こえる。

「あ、あなたが全国模試1位の莉菜ってこでしょ」
「ん?誰あんた」
「はぁ!?数学全国5位の愛羅よ!あんたの少し下の順位にずっといたでしょ!?」
「いや知らないわ」
「くっそ、高校では絶対、勉強負けないから!」
「私は高校では勉強以外にも部活とか楽しみたいの」
「ふん、もう逃げ腰?まぁ良いけど、私はこの超名門白黒学院で1番になって、理三に行くからね」

超名門、白黒学院。

それは、東大や国立医学部の現役合格者を多数輩出している学校だ。

特に、日本最高偏差値である、東京大学理科三類、通称理三にも、毎年何人もの合格者を輩出している。

生徒は、300人が中学受験組で、100人が高校受験組の計400人、全て女の女子校だ。

ちなみに言っておくと有名進学校は男女共学よりも男女別学、かつ中高一貫校である事が多いのだ。

3:R:2021/01/30(土) 23:06

私は教室に入り、自分の席を探すと、椅子に座る。

私の隣は、さっき言い合ってた子たちが座っていた。

「あなたもここのクラス、よろしくね」
「よろしく、私は菜穂」

私がそう名前を言うと、愛羅という子が話しかけて来る。

「菜穂?聞かない名前だね、あなた偏差値どのくらいだったわけ?」
「え?」
「まぁ聞いた事ないからギリギリ入ったんだろーね、まぁお互い偏差値の高みを目指して頑張ろーね」

何この子、偏差値偏差値うるっさいな。

まぁそう言う私も小学校低学年から進学塾に通い、常に学年1位を取り続けてきた、勉強だったら、私は誰にも負けるはずがないんだ。

本気を出したら、私が絶対1番だ。


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