創造 ~感想~

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1:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:28

普段思った事をうまくまとめて載せていきます
ポエム…らしきモノです

荒らし、アンチ等禁止です
それ以外の方は自由に参加してくださいね d(*・・)b
見るだけでいいので一緒に楽しめれば嬉しいです

では すたーと。

2:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:35



卒業式練習は辛くてキツくて動けなくてイライラする
こんな式、なければいいのにとか思ってしまう

3:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:36



今はそう
だけど3年生になった私を考えてみよう
どんな気持ちだろう

4:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:37



そもそも私は高校に受かっているのか
そもそも感動するほど思い出を積んできたのか
そもそも卒業とは何なのか

5:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:40



私の中にそんな定義や理論、概念は
存在しないのかもしれない

6:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:41



卒業式が近づくと不安が大きくなってゆく

7:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:44



この中の何十人、何百人もの人と二度と会えなくなる
高校、大学、就職
進む道、進む速さ、進む方向
全てが全員バラバラ

8:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:45



大好きな彼に会えなくなる
大好きな親友に会えなくなる
大好きなこの校舎に二度と会えなくなる

9:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:48

大好きな先生にも
大嫌いな先生にも
可愛い後輩にも
二度と会えなくなる

10:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:49



どれだけ泣いても
どれだけ怒っても
どれだけ祈っても
今までの楽しかったあの日々は戻ってこない

11:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:50



後ろを振り向いたら
色々な人が私の背中を支えていた
だけど振り向いたらいけない

12:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:52



振り向いた時点で私は負けるから
涙で顔も視界もぐしゃぐしゃ
見えなくなってそれで終わり

13:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:55



私はこの学校の全てが好きだった
特に何処が好きかなんて聞かれたら答えられない
知らない間に好きになっていたから

14:ぴーちてぃー:2016/03/14(月) 23:57



今まで何とも思ってなかったこの校舎
卒業が近くなると
校舎が何かを物語っている様に見える
「頑張って」
「僕だって君が大好きだったよ」
「応援してるよ」

15:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:00



この日を忘れようとしても忘れられない
いつまでも いつまでも
私の心の何処かに建っている学校
思い出す度ニヤけたり泣いたりする

16:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:02



私がいつか大人になって
「懐かしいなぁ」
「○○先生っていたなぁ」
「あれ、楽しかったなぁ」
そう豪語したい

17:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:03



自分の子供にも伝えたり…
…だなんて妄想が広まっていく

18:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:04



卒業式は卒業生にとって大事な行事で
在校生にとったら意味のない行事なのかもしれない

19:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:05



それはそれで間違えた理論ではないかもしれない
だけど誰にとっても大事な気がする

20:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:08



卒業生にとったら今までと別れるために
在校生にとったら先輩に今までの思いを伝えるために
先生にとったら自分の育てた生徒の出来を再確認するために
家族の大人達にとったら「次は頑張って」のエールを送るために

21:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:10



でもこれが正しいと決まったわけではない
皆色々な考え方があってこんなに感動する卒業式が仕上がるのだから

22:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 00:12

【次回からはお題を「春休み」に変えます】

23:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 11:57



うきうきする春休み
在校生である私は休みを楽しむつもり

24:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 11:58



だけど
部活、宿題、新学期の準備…

25:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 11:59



いろんなものに追われている
そんな私を見て大人達はこう言う

26:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:00



「頑張って」
「私達が中学生だったときはもっと厳しかった」

27:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:01



きっと励ましたり
いろんな思いが詰まってるんだろうけど
素直に受け取れない

28:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:02



「私だって今頑張っているんだから」
「だから何」
言い返してばかり

29:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:03



イライラして友達と愚痴ったりする

30:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:04



気付けば最終日
何があった?日記をつけていない
どれだけの量?宿題が何あるか知らない

31:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:05



自問自答を繰り返す
とりあえず机に向かう
集中ができない

32:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:07



これが
何もかも嫌々やってきた証拠
楽しめると期待した春休みが最終日で壊れる
いや、部活がある時点で即破壊だったのだ

33:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:09



部活なんてなくていい
面倒だから
でも
あと数える程しか試合に出られない
皆と練習するのはあと少し

34:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:10



だったら精一杯やったもん勝ち
頑張ってあと少し
後悔だけはしないようにあと少し

35:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:11



頑張ろう。

36:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:14



全てに全力を尽くそう
このメンバーだから頑張れたことがきっとあるはず
部活でも学級活動でも体育大会でも
メンバーが違えば違うグループになる
だから今この状態であることに感謝して

37:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:16



今、新学期に

「ようこそ」

って言う為の準備をしているのです

38:ぴーちてぃー:2016/03/15(火) 12:18

【次回からのお題は「席替え」です】

39:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:53



あなたの隣に行きたくて
あなたと同じ班になりたくて

40:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:54



必死に足掻いた
無駄な抵抗だって知っていたけど

41:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:54



どうしても近くがよかった

42:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:55



隣だと緊張して何もできなくなるかもしれない
あなたの前だとこれまた緊張して何もできなくなる
私はあなたの後ろが一番好き

43:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:57



理想は隣になって仲良くなりたい
あなたにプリントを回したい
でも気持ちが楽なのはあなたの後ろ

44:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:58



あなたに何も見られない
だから落ち着く

45:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 20:59



でも席替えの度にイライラする
好きな人であるあなたの近くには行けないから
むしろ正反対でお互い見えない所だから

46:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:00



今回はどうだろう
あなたの近くにいれるかな
あなたの周りにいれるかな
期待が胸で踊っている

47:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:01



いつもここで心が折れる
諦めているから

48:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:02



祈るだけじゃ
何も変わらない事は分かっているから

49:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:03



今日は諦めない
今年最後の席替えだから
あなたに近づける最後のチャンスだから

50:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:04



何の努力がなくても
あなたの傍にいれるから最後の希望をこれに託す

51:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:05



さぁ 今からくじ引き
今まで諦めていたものを初めて諦めなかった

52:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:07



神様、見てて
私頑張ったから
どうか私をあの子の隣にしてください
全力で祈るから
今年で最後だから
お願いです

53:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:08



これの繰り返しでこの恋に進展が無かったんだ

54:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:09



運命のくじ引きタイムがやってきた
どうだろう
誰にも分からない

55:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:09



少しでもあなたの傍でいられることを信じて

56:ぴーちてぃー:2016/03/16(水) 21:10

【次からのお題は「合唱」です】

57:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:07



綺麗な声が何百も重なる
聞く人を魅了するような歌声が

58:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:08



何人でやっても良さがある
私達にしかできないものが作れる

59:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:10



隣のあの子の美しい声が
後ろのあいつの重い声が
背中や耳で感じられる

60:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:12



練習は辛くて面倒に感じていた
合唱の素晴らしさが分かるまでは

61:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:14



ひとつひとつの言葉が胸に突き刺さる
心を込めて歌おうとすると
鼻がチクッと痛くなる

62:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:15



ある日突然その素晴らしさに目覚めた
練習を億劫に感じなくなった

63:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:17



聞く人の心を同じように動かしたい
そう思う様になっていた

64:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:18



歌詞に込められた素敵な思いを読み取って表現する
こんなに楽しい事だったか
こんなに胸踊る事だったか

65:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 19:20



不思議な力を秘める合唱を自分の手で高めていきたい
臭い台詞だけど思いはこれで固まっているからいい

66:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 20:59



これからこのメンバーで歌えないかもしれない
この歌が歌えるのは最後かもしれない

67:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 21:02



そんな思いを胸に掲げ
会場へと足を運ぶ

68:ぴーちてぃー:2016/03/17(木) 21:04

【次からのお題は「夢」です】

69:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:33



私には夢がある
皆がやらない感じの仕事

70:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:34



言い出すのが怖くて
作文やスピーチのネタにできなくて

71:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:35



でもいつか言わなければならない

72:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:35



その時先生が一言
「将来の夢は?」

73:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:36



言い出せない
言えない
言いたくない

74:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:36



恥ずかしくて
馬鹿にされそうで

75:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:37



先生は言う
「ほら、なりたい職業は?」

76:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:39



言ったらどうなるか
でもここまで地道に一人でひっそり練習を頑張ってきた
だから頑張りを認めて欲しいのもある

77:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:39



今まで積み上げたものを
無かったことにするだなんて

78:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:40



そんなことできない
だったら言おう
言うしかないじゃないか

79:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:41



「先生、私、作家になりたいです。」

80:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:42



そして先生は笑顔でこう言った
「いい夢です。応援しますよ」

81:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:43



私は初めて明かした夢を馬鹿にされない喜び
話せた爽快感
何もかもが一歩進んだ

82:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:44



そして私はニヤけてしまったけれどこう言った
「絶対有名になって帰ってきます」

83:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:45



「待ってます」
明るく軽い声が廊下に響いた

84:ぴーちてぃー:2016/03/18(金) 20:46

【次からのお題は「新任の先生」です】

85:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:01

【最近クオリティーが下がってきてますが気にしないでください】

86:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:03



今年新しい先生が来た
好きだったあの先生は姿を消し気持ちを伝えずに新学期を迎えた

87:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:04



先生、好きだったのに
大好きで誰より先生を想っていたのに

88:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:06



それを伝えずに
そして今年は新任の先生が私のクラスの担任となった

89:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:07



好きだった先生は私のクラスの担任だった訳ではない
でも今年こそ先生のクラスがいいと足掻いていたのに

90:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:08



心の何処かで期待しながら諦めていた
諦めずに新学期まで黙っていたから

91:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:09



こんなに後悔することになったんだ
新任である担任は女の先生

92:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:10



私の気持ちなんか知らずに「仲良くしましょう」なんて
おかしすぎるでしょ

93:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:10



でもこんなこと誰にも言えない
誰にも話すことはできない

94:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:11



自分にも先生にも損害しかないから

95:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:12



女の先生は続けてこう言った
  「皆で頑張っていきましょう」

96:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:13



こんな気分で頑張っていかないといけないのは納得だ
けどあんたに言われる意味が分からない

97:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:14



「過去に何があったとしても今は今。全員でカバーしあえる仲間になりましょう」

98:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:15



この言葉にハッとした
過去の事だ
忘れればいいんだ

99:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:16



あんなに好きだった
忘れるなんてできない
だけど皆に迷惑はかけられない
だから忘れよう 頑張って忘れよう

100:ぴーちてぃー:2016/03/19(土) 20:17



心で言おう
      「先生、大好きです」

【100いきました! 頑張った自分に拍手を。】


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