私の 世界
誰も信じれないと 閉じ籠るのは簡単で
___それでも 信じてみたい気持ちは芽生えてしまっている
いつか 笑い会える日がくるのを夢見て
一歩ずつ 踏み出していこう
ずっと貴方が羨ましかった。
足が早くて、かわいくて、話も面白くて。
そんなふうに、なりたかったよ。
どうしたら貴方みたいになれるか君のこといっぱい見た。
真似してみた。
けど、どこか違うんだ。
だから、気づいた。
貴方はあなた。
私は私。
どんなにあなたの事真似したって、貴方にはなれない。
悲しかったけど、嬉しかった。
だって、私には私の個性、いい所だって、あるでしょ?
だって、
『私と貴方は違うから。』
嫌い。
なんであんたのこと嫌いになったんだろうね?
前は普通に仲良くしてたのに。
だんだん無理になってきた。
もう無理だ。あんたとは一緒にいられない。
そう思うのは、羨ましさかな。
我ながら悔しいな……笑
だってあんたは、私に持ってないもの、たくさんもってる。
足も早い。 顔も整ってる。 男子にも人気。
私のことなんて、簡単に超えられちゃうでしょ?
だけどね、私だって負けない。わたしだって、あんたが持ってないものがあるはず。
……私の、好きなものだけは。
ずっとずっと、練習してきたものだから。何倍も。
私のプライドがあるから。
絶対にまけない。
これは、好きだったから。
諦めないで練習してきたんだ。
そんな簡単に抜けると思うなよ。