自分の中で思ったことを書いていきたいと思います。
感想を書いて貰えたら嬉しいです。
雨の中、泣きながらあの人を呼んでいた
何度も何度も呼んでいた
けれどそのたび
やはり答えてくれるものはないのだと
どんなに呼んでも願っても
手の届かないものがあるのだと
それでも私は呼んでいた
答えてくれるものがいなくても
この手をとってくれるものがいなくても
この身が朽ち果てるまであの人を呼び続けるでしょう
初めまして、凛と申します
>>2の詩がとても気になったので、感想書きます
この詩は本の中のような世界観が広がっていて、
「幻想的」という言葉がぴったりだと思います
これは、「私」の感情と雨の音が入り混じる、
そんな場面を想像させて頂きました
とても綺麗だと思います
そして、感想だけだと寂しいので
私なりに返詩させて頂きます
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雨粒が落ちる、
涙が落ちる、
君の名を呼ぶ、
どの音も君には届かない
でも私はずっと呼んでる、
そう静かに誓ったから。
――いつになく、音は強くて。
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では、失礼させて頂きます(*- -)(*_ _)
凛さん、ありがとうございます
5:夜宵:2016/08/26(金) 09:06 あの人との約束
あの人の命が尽きようとしていることを知った私は
あの人を助ける方法を探して駆け回った
あの人を助けたい一身で道行く人に訪ねて回った
けれど
結局あの人を助けることが出来なかった
…もう助からない
そう知った私は彼の側でずっと泣いていた
逝かないで、私を残して逝かないで
彼は私に言った
ずっと泣いていたらお前が心配で逝けない
それだけで貴方をここに引き留められるのなら私はずっと泣き続けられる
そう言うと彼は私の頬に手を当てて言った
笑ってくれ
と
私は頑張って笑顔を作った
綺麗に笑えているかわからないけれど
すると彼はとても嬉しそうに笑い
そうそうそれでいいお前は笑顔が一番似合う
そう言う彼の手はだんだん弱々しくなっていった
そろそろ時間だ
そう言った彼の顔は何も未練は無いという顔をしていた
なぁ、一つ約束をしてくれ
笑っててくれ
そうしたら俺も笑っていられる
お前がその人生を全うしたとき必ずお前に逢いに行く
その時は笑顔でいてくれよ
...約束な
そう言うと彼は瞼を閉じた
私は彼の手をそっと握り呟いた
はい、約束ですよ
追いかけて追い付いても
あの人はいつも一人で行ってしまう
ひとつだけ願いが叶うのなら
あの人の側にいたい
あの人に会いたい
それだけで私の心を動かしている
あの人に会えない
その事が私の心を惑わせているのだろう
それでも
あの人に会いたいと思うのは
私の身勝手な我が儘なのだろうか?
月明かりに揺らめいていた
彼の横顔はとても悲しそうだった
切なさを含んだその瞳は
何を見ていたのだろう
彼の隣に立って同じ方向を見ても
彼の見ているものと
私の見ているものは
やはり違うのだろうか
>>8これ好き
10:Ne hoge:2022/06/16(木) 23:04 貧乏人の絵描きは中古のキャンバスを買い、その上に絵を描いていった。
話すことのできない私も、また貧乏人である。
口は災いの元だからだ、いつも自分の発言に後悔することになる。
ならば、人の居ないところで作品を作るしかないだろう?