わたしがみたもの
暗闇にひかる猫の目だったり隣の君のスマホのあかりだったりはたまた星かな、太陽かな月かな
きらめいて見えたのはその一瞬だけのようで花火が落ちるように短く儚いから美しかった
でもたぶん君がいたから綺麗だった
眠り
私の最後の恋人だと思った、ずっと一緒だと思っていた
始まりはあんなにもきらめいていたのに終わりはあっけなくさびしいものでした
すがって泣いても戻ってくることはなかった
楽しかったあの頃には戻れないと分かっていたけどどこかで期待してしまっていた
いつもの生活からあなたがいなくなっただけなのに酷く寂しく虚しくかなしい
この孤独に耐えられそうにないからあなたに出会わなければよかった、
別れが来ると知っていたらあなたと一緒にならなかったのかな
きっと私とあなたに別れが待っていてもあなたを選んだ、この寂しさはどうにも埋まらない
あなたなしじゃ居られないと思っているけどいつかはあなたが私を忘れたようにわたしもあなたを忘れるでしょう
その日までこの寂しさを抱いて、