こんにちは、貴璃と申します!
(題名長いのは気にしないでください)
ここは少年陰陽師の小説を書いたり、少年陰陽師の雑談をしたり、勝手に語ったりする場所です!
ふらっとやってきてふらっと去っても全く問題はありません!
とりあえず、来た方は名前と年齢と好きなキャラとタメOKかを言っていただけるとありがたいです。
題の通り、その季節に合った短編を自由に誰でも書けるところですよ☆
ではでは、気が向いたらどうぞお越しくださいませ!
私の自己紹介をしますね!
名前…貴璃
齢…数えで十六歳
好きな登場人物…昌浩、紅蓮、天一、太陰、朱雀、玄武、彰子、章子、脩子、晴明、行成、もっくん
…いっぱいいるな………
私はタメ全然OKなのです!
ある方より授けられし名は!!
知りたかったら「少年陰陽師〜幻絵巻〜」までどうぞ!
そもそも、これ見てる人がいない気が…。
どうも、こんにちは!
来てみました………咲夜です!
嬉しいな。私が一番乗りだ!
貴璃、ここでもよろしく!
ここって、私も小説書いていいの?
じゃあ、私も自己紹介を!
名前……………咲夜〈さくや〉
齢………………数えで14。もうすぐ15です。
好きなキャラ…昌浩、彰子、もっくん、十二神将全員と、風音、高淤の神、行成、脩子、比古……はあはあ、多すぎる…!
その他…………別のスレである、《少年陰陽師 〜幻絵巻〜 》のスレ主であります。
そして、貴璃宮大御神さまより、一番短い呪である名前を頂いた幸せ者です!笑
咲夜いらっしゃい〜!
うん!誰でも小説書いていいんだよ♪
咲夜咲夜、あのね、《数え》は誕生日を迎えたらなる歳で、《満》が今の年齢だよ!
だから、ちょっと齢のところが違う気がするの…
咲夜の場合は、
齢…数えで15
かな…?
あ、ヤバイ、間違えた笑
何巻目かの後書きで先生が言ってたから一応知ってはいたんだけど…。(これほんとです。)
何にも考えずに14って書いちゃった!
おばかさんね…って感じで、優しく流してあげて下さい…
私と貴璃以外、来ないね…。
やっぱり、少年陰陽師を読んでる人は少ないのかな…? T^T
寂しいね………。
あんなにいい物語も珍しいのに………!
あ、昨日新刊買ったよ!
兄上ぇ!敏次の兄上ぇっ!
え?それは本当ですか貴璃宮大御神さま!
…というか、実は私。
あれだけ少年陰陽師語っておきながら、最新刊まで読んでないの……っ!
ごめんなさいっ!
…とっしーの兄上かあ…。
最新刊気になる…!
………ちょっと、高めのお値段。
しかし、しかぁしっ!
内容を読んだら、「安いものねっ!ふははははっ!」と高笑いすること間違いなしの満足度っ!!!
今なら現代パラレルのペーパーも付いてくるっ!
さあさあ、そこなお嬢さん、お買い得ですよっ!!
な、何ですって!?
もう、今読んでない所をぶっ飛ばして、最新刊を買わなくては!
今すぐ書店へ、れっつごー!
と思ったら、今は約11時だった!!
14:貴璃:2016/07/11(月) 22:56明日に持ち越しですな!
15:咲夜:2016/07/11(月) 22:58 そうですな!
でも、明日は校外生徒会…。(涙)
あらあら………。
私、明日は大学説明会みたいなのに行くよー!
すっごく面倒くさい!現地集合だから!
おおーっ!さすがは高校生!
貴璃はいつも気軽に喋って(?)くれるから、つい年上なんだって事を忘れちゃうんだ〜!
私もだよ!
私、学校では友達にもつい、敬語で話しちゃうんだけど、咲夜はタメでもいけるし!
よく、歳下って事を忘れてる
書くか…(←やっと)
「もっくん、池入っていい?」
ある夏の日のこと。
暑くて手でぱたぱた顔を仰いでいた昌浩が唐突に言った。
「………池?」
「そう。わざわざ遠くまで行くのはやだし、だったらうちの池で涼もうかなぁって」
「いや、別にそれは構わないが……何故俺に聞く?」
不思議そうに見上げれば、むーと唸りながら考えている様子の姿があった。
「………だって俺、昔池に落ちかけただろ?」
「そうだな」
「そのせいかさ、時々俺が池に近づいただけでもっくんが怒っているように見えて」
だから、と昌浩は物の怪の目を見て笑った。
「もっくんに聞いてから入った方がいいのかなーって思ってさ」
物の怪は驚いたような顔をして、まじまじとこの少年を見つめた。
物の怪に聞いてから、というのに嫌そうな様子は一切見せず、むしろ嬉しそうですらある。
それを見ると、不思議と今まで抱いてきたのとは違う感情が芽生えた。
ーーーまったく、俺はいつからこんなに欲張りになったんだ。
あの輝く笑みが俺だけを見ていて欲しいと思うなんて。
あの笑みを独り占めしたいなんて。
ーーー他の誰にも、自分だけの特権を渡したくないなんて。
心の中で苦笑すると、わざとらしく溜息をついて嘆息気味に答えた。
「ーーー10分だけだからな」
「うん!ありがとう、もっくん!」
許可を出せば、嬉しそうに顔を輝かせて池まで駆けていく。
その様子が微笑ましくて、意地悪をしないでもう少し遊ばせてやるかな〜と考え出すのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり!
短い!
昌浩の笑顔はみんなの味方。みんなの天使!
紅蓮がときめくのも無理はないと思ってる←
あ〜、もう、貴璃!
どれだけ私をときめかせたら気が済むのさ!
ほのぼのでふんわりで、とにかく昌浩が可愛いっ!
昌浩が居れば、周りはぱっと明るくなるのさ!きらーん!
私も、季節にあったお話、何か書かねば!
わくわく✨
全力で待ってるから!
………成親兄上の台詞って案外格好良いの多いよね!
昌親兄上よりも出番と良い台詞多いし。
そうだよねえ〜…。
成親兄上、格好いい!
だから、『其はなよ竹の〜』は好きだなあ。
さすが長兄!
あ、今日から貴璃、暫く来れないんだっけ。
…寂しいよお…。貴璃…
私はいつまでも待ってるからね!
やっぱ、貴璃がいないとこのスレ成立しないな…。
『貴璃、求む!』
はぁい!四日ぶり!
時々ならこれるかもしれない事が判明☆
でも、毎日は無理だ!
待っててくれてありがとう、なんか小説お詫びに書いてみる??
はぁぁっ!貴璃だぁ〜っ!(≧∇≦)
貴璃の小説、久しぶりに読みたいよ〜
毎日じゃなくても、私は待ってるから大丈夫!
よし、書くね!!…斎ちゃんのお父さんの名前わからないから、《父》とか、《彼》って表現するね!
碧い、海。
陽の光を反射する、輝く、海。
海なんて、毎日見ていたのに。
………なのに。
どうしてこんなに眩しいんだろうーーーー。
「ーーー斎。おいで、海に行こう」
毎日毎日、祈りが終わる頃を見計らってやって来る父が、笑顔で手を差し伸べてきた。
少し驚いた顔で二人の神使を見ると、優しく微笑み頷かれる。
それを見て、照れたように俯きながら、最近やっと一緒に暮らせるようになった父の手を取った。
「………はい、行き…ます」
まだまだぎこちない仕草と硬い声で、それでも一生懸命言葉を紡ぐ。
そんな斎の様子に更に笑みを深くしながら、優しく手を引いてやった。
「行こうか」
「う、うん………」
二人の神使ーーー益荒と阿曇は、微笑ましい気持ちでこの親子を見ていた。
ぎこちなくても、斎はやっと《とうさま》と呼べるようになった。
それだけでも、大きな進歩だ。
そんなことを思いながら、しかし口では別のことを言う。
「玉依姫、どうぞごゆっくりしてきてくださいね」
「阿曇。うん、ありがとう」
ほんの少し、嬉しそうに微笑む。
笑顔を見せるようになったのもいい進歩だ。
「では、我らが姫を頼むぞ」
「ああ、わかった。任せてくれ。………では、行こうか、斎」
こうして、久しぶりに海を近くまで見に行くことになった。
ーーーー眩しい。
不思議と、これが海を見た感想だった。
いつも見ていたのに。
なのに。
ーーーーこんなにキラキラ輝いた海は見た事が無かった。
「きれい………」
思わず呟くと、嬉しそうに笑った彼が弾んだ声で言う。
「そうだろう、この前見つけた場所なんだよ。……斎に見せてやりたいな、と思ってね」
「え………?」
驚いて顔を上げると、大好きな父と目が合う。
なんだか急に恥ずかしくなって、頬が熱くなってきた。
それを隠すように、少しだけぶっきらぼうに尋ねる。
「と、とう…さま、その、私に見せたいって……?」
「そのまんまの意味だよ。ほら………」
「斎みたいに、きらきらしてて、美しいだろう?」
にっこりと優しく微笑む父の瞳は、どこまでも穏やかだ。
その目を見て、思わずぽろりと涙が零れた。
「と…さまっ………!あ…の、…ありがとう……!」
「どういたしまして。………ああ、ほら、泣かない。後で益荒と阿曇に怒られるのは父さまなんだぞ?」
おどけた口調にクスリと笑う。
夏の海は表情豊か。
朝は煌めき、昼は眩しい。
夕は輝き、夜は穏やか。
なかでも、自分は夕が好き。
だって、大好きな父さまと、初めて一緒に見た海だからーーーー。
ー完ー
長すぎたね、ごめん…。
やっぱり貴璃は天才ですっ!
しかも、一番最初に『碧』って出てきてる!
「嬉しい」の一言です…!
ちなみに斎のお父さん、磯部なんとかじゃなかったかな…?自信ないから、違うかもしれないんだけど…(´・Д・)
あ、そっか!
ありがとう、磯部守直だ、確か!
じゃあ、脳内で変換して読んで!w
最初の碧い、ね。
書くときに咲夜のこと考えながら書いてたから、碧にしたの!
あ、そうそう、磯部守直だ!思い出した!
…今の今まで、忘れてた…。
ありがとう!やっぱり、あの字入ってると
嬉しい…!覚えててくれたんだね!
勿論だよ!
月夜咲夜神様の御名前を忘れることなんて、できませんわっ!!
もう嬉し過ぎて、名前のところに『月夜咲夜神』って入れちゃったよ!
貴璃の『貴』は、天貴と一緒だから、朱天を書いてたら絶対出てくるね〜!
私もいれてみたよ!《貴璃宮大御神》!!
じゃあ、小説書くね!
木霊する。
音が、木霊する。
これは、なんの音。
ーーーーー約束の、音。
暑い。
パタパタと、手元にあった扇子で自分を仰いでいた昌浩は、ふと耳を掠めた音に視線を走らせた。
ーりぃ…ん……ー
その音の正体に気づくと、ああと納得した様子で“それ”に近付いた。
「ーーー風鈴だ」
いつの間に付けられていたのか、部屋の軒先に金魚の柄の涼しげな風鈴が揺れている。
「俺じゃないし…、彰子かな」
「おーおー、どうした昌浩や」
首を傾げながら呟いていたところに、ぽてぽてと、こちらは暑さなど気にした様子もなく歩いてきた白い生き物がいる。
昌浩曰くの、物の怪のもっくんだ。
物の怪は、助走もつけずにひょいと昌浩の肩に跳び乗ると、昌浩が見ているものを見て目を丸くした。
「お?これは一体どうしたんだ?」
「もっくん、暑い。…じゃなくて、よく分からないんだけど、ついてたんだよね」
「彰子か?」
「うーん、多分」
二人で暫く首を傾げていたが、やがて彰子だろうと結論付けると、そのお礼を言うべく彰子の部屋に向かった。
「ーーーえ?風鈴?」
「そう。彰子じゃ、ないの?」
お礼を言おうと思って来た彰子の部屋で、二人分の不思議そうな声が響いた。
「ううん、私じゃないわ。私だったら、付けたらすぐ言っちゃうもの」
本当に不思議そうにしながら言う彰子に、こちらはますます不可解そうな顔をした昌浩が言った。
「え、じゃあ誰だろう。母上かなぁ?それともじい様の悪戯…?」
うーんと唸っていると、風鈴ではない“声”を昌浩の耳が捉えた。
ーーー…や…く………、…ねが………ぃ………
「え?」
「え?昌浩、何?」
「え…と。…彰子、何か言った?」
「? 言ってないわ」
噛み合わない謎の会話。
昌浩のこの様子を見て、また何かに巻き込まれていることを朧げながら悟った物の怪は溜息をついた。
一旦、おしまい!
次回に続く!
次で終わるはずだからさ!
風鈴!咲夜、結構好きだな〜!
なんで思いつかなかったんだろう…。
さっすが貴璃!発想がもう素敵!
『約束の、音』
が、なんかぐっときたよ!
続き、楽しみに待ってます!
貴璃の小説途中だけど、季節のお話だから載せちゃいます!ごめんね、貴璃!
えっと、またしても現パロ。昌浩と彰子のお話…になる、はず。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねえ、昌浩」
「ん?なに?」
「お祭り、行かない?」
***
からんころんと、下駄の音が響く。
辺りを見渡せば、たくさんの人々や、明るい屋台が並んでいる。
「昌浩、どこか行きたいところは、ある?」
「え、いや、特にないけど…彰子は?」
「私ね、一度りんご飴をたべてみたいの」
「じゃあ、行こっか」
「ええ!」
端から見たら自然な会話なのだが、実は昌浩、心中まったく穏やかではない。
まず、状況を説明すると。
今日の昼、簀子にでて涼んでいたら、彰子が声をかけてきたのだ。
どうしたのかと尋ねたら、祭りに行こうと誘われた。
彰子からの誘いは珍しいし、本当に嬉しかったから、二つ返事で承諾したのだ。
すると、勾陣と天一が彰子をどこかに連れていき、帰ってきたと思ったら、彰子は浴衣に着替えていた。
…そこで昌浩が顔を真っ赤にしたのは、言うまでもない。
だから今も、彼女の顔をうまく見ることが出来ない。
しかし。彰子の綺麗な浴衣姿に見惚れるのは、昌浩だけではなかった。
「昌浩?どうしたの?」
「いや!なんでもないよ!」
本人は全く気付いていないが、先程から知らない男からの視線が凄い。
彰子は美人だ。
綺麗で、尚且つ幼いあどけなさが残っている。
考えている間に複雑な心境になってきた昌浩は、息をつくと、隣で屋台を見渡している彰子の指に、するりと自分のそれを絡ませた。
「ま、昌浩…っ!?」
「ほら、人が多いから。気をつけてないと、はぐれちゃったらまずいだろ?」
真っ赤になって慌てた彰子に、笑顔で返す。
本当は、それだけじゃない。いや、確かにそれもあるけど。
他の男に、渡したくないのだ。
こんな事、本人には絶対に言えない。
「あ、りんご飴、あったよ!」
少し赤くなったのを誤魔化して、目的の店まで彰子を連れていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「もうすぐ花火、始まるって!」
「楽しみね!」
賑やか過ぎるところは苦手だと彰子が言ったため、二人は神社の境内に来ていた。
彰子は、ご機嫌な顔でりんご飴を舐めていた。
もう片方の手は、未だに昌浩の手と繋がれている。
もう人は少なく、はぐれる心配もないとは思ったが、小さな温もりを離したくなくて、昌浩はずっとその手を握っていた。
ちょうどいい場所を見つけ、二人は並んで腰を降ろした。
ふと、ひゅるる…と音がした。
見上げた瞬間、夜空に綺麗な花が咲く。
それと同時に、彰子の顔がぱっと輝いた。
「すごい……。花火って、こんなに綺麗だったのね!」
「うん。俺もこんなにすごいのは、初めて見たよ…!」
次々に、夏の花が咲いていく。
お互いの顔が花火に照らされ、二人は自然と目を合わせる。
「ありがとう」
二人の声が、重なった。軽く目を見開く。
「俺を、誘ってくれて」
「私と、一緒に来てくれて」
どちらからともなく、二人は笑いあった。
お互いに言いたい事が一緒だったのが、これ以上ないほど嬉しい。
止まることなく咲き続ける花火は、手を繋いで笑いあう、二人の姿を照らしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、夏祭りの二人を書いてみました!
…咲夜は、終わりが苦手です…。涙
ちょっと嫉妬しちゃう昌浩とか、りんご飴食べてる彰子とかは好きなんだけど、最後で 絶対に止まっちゃうの…。
文がおかしいところがあっても、スルーしてくれたら嬉しい…です。
貴璃、途中で入れちゃってごめんね!
いやいや!
ご馳走様ですっ!!
貴璃は今大喜びで跳びはねてますよっ!
彰子かわええのぅ。昌浩、嫉妬か〜、そうか〜(ニヤニヤ)
ああ、やる気が漲ってくる………!
続き。あ、一応平安だから!
「うーん、気のせいかなぁ?」
首を傾げながら呟く。
彰子も不思議そうにしていたが、露木に呼ばれたために席を立った。
「ごめんなさい、ちょっと行ってくるわ」
「あ、うん。俺も部屋戻るから」
うーんうーんと何度も首を捻りながら考える。
確かに、声が聴こえたのだ。
「………なんて言ってたんだろう………」
ーーーー夜。
「…で、今日はなんでまた夜警に?」
「いいから、もっくん行くよ。………昼間の『声』について調べようと思っただけだよ」
テキパキと出かける用意を整えながら答える。
「怪しいものではないと思うんだよね。悪意を感じなかったし」
「ほー」
「それに、実は今日何度か聴こえてきたんだよね〜」
「ほー、………は?」
「なんか、よく聞こえなかったんだけど…多分、最後は『お願い』って言ってる」
「まてまて、その前なんて言った、昌浩や」
「よし、行こう!」
見事に物の怪の言葉を黙殺しながら笑顔で振り向く。
それに、ぶすっとした顔で、諦めたようにおーと言った。
庭に降り、築地塀をよじ登って外に出る。
その時に、一つの神気が付いてきたのを感じた。
「………六合?」
「晴明の命令で今日は付いていく」
「そうなんだ、ありがとう」
結局いつもの面子だ。
相変わらずの千里眼にちょっと呆れつつも、昌浩は元気に駆け出した。
「なんもいないねぇ」
「そりゃ、なんかがうじゃうじゃいたら嫌だろうが」
のんびりと会話をしながら進む。
………と、そこに、また“声”が聴こえた。
今度ははっきりと。
ーーーー早く…来てください…。…お願い………。
「え…?」
くらりと視界が揺れる。
一瞬よろめいた昌浩を、顕現した六合が支えてくれた。
「ありがとう、六合。…えっと、なんだ………?おんなのひと………?」
「昌浩、大丈夫か?どうしたんだ?」
物の怪が心配そうに見上げる。
それに大丈夫と返そうとして、昌浩は目を瞠った。
目の前に、今にも消えてしまいそうな、弱々しく儚げな印象の女の霊が立っていたのだ。
その霊は、再度繰り返す。
ーーー早く…来てください…。…お願い………。
それとともに、りぃ…ん………と、風鈴の音が響く。
ーーー…約束、したじゃありませんか………!!
両手で顔を覆い、肩を震わせる。
そして、彼女は真っ直ぐ昌浩を見つめると、言った。
ーーーあの人に…会わせてください………!
そのまま、すぅっ…と消えたように見えたが、物の怪が次の瞬間険しい面持ちで舌打ちをした。
「しまったな、隙を突かれた」
六合も、目元に剣を宿しながら黙然と頷く。
「え、え、なに?どうしたの?」
「あの霊、お前の中に入ったんだよ。穂積師直の時みたいに」
「え…えぇっ!?」
「しくったな…」
本気で悔しそうな物の怪に視線を注ぎながら、注意深く自分の中を探る。
…確かに、違う波動を見つけた。
とても、悲しげな様子で、ずっと泣いている。
「…じゃあ、守ってあげなきゃね…。この人にも、会わせてあげなきゃ可哀想だよ」
そう静かに言う昌浩に、物の怪は溜息をつきながらも従うのだった。
ごめん、おわんなかった。
でも、次で確実に終わらせる!うん!
おお、なんか面白い展開になってきた…!
昌浩…。君、めちゃくちゃいい人じゃないですか…。
またもや入り込んだ霊を、守ってあげるなんて…。(感動の涙)
貴璃の小説だったら、どれだけ長くても大丈夫だよ!いくらでも読めるしねっ!
よかった!
ありがとう!!
一応夏だし、「風鈴」と「霊」という要素を盛り込んでみた。あと、「扇子」ね!最初の方の!
普段は、「扇」。夏は(勝手に)「扇子」。
あ、分かる…!
扇と扇子って、なんか違うよね!
そう思うのは、私だけじゃなかったんだ!
違うよね!
なんか、特に歴史とかに興味ない人に話振ると、「は?同じでしょ?」とか、何言ってんのこいつみたいな目で見られるの。少なくとも私はあった。
仲間がいてよかった!!
よし、続き。頑張れ、昌浩。倒れるな、昌浩。
ちょっと、というかだいぶ長くなるよ!
ーーーーあの霊が入り込んでから5日後。
あの日邸に帰ったあとの晴明は、恐ろしく怖かった。
昌浩を軽くおちょくっていたのだが、最後は心配の様子を見せ、「明日から暫く物忌だったはずだ」と言って休ませた。
問題は、その後だ。
まず、口元だけに静かな笑みを浮かべ、持っていた扇を手にぱんっと打ち付けて、一言言った。
ーーー覚悟は出来ているな?
思わず全力でいいえ、と答えるところだった。
その後は、次はないという晴明の言葉で終わったのだが、六合と物の怪は暫く立ち直れなかったそうな。
それはさて置き、現在晴明の言葉により物忌中の昌浩は、体力の限界が来ていた。
「うー、やっぱこの人の記憶を見せて貰うのが一番いいよねぇ…」
青白い顔をして、立っただけでよろめきながらも昌浩は見捨てようとはしない。
物の怪も、その辺りはもう諦めていたので、そうだなと相槌を打った。
「まぁ、自然に納得させて還すのが一番よかったんだけどなぁ。そうもいかないみたいだし」
「うん………。流石に、辛いかも…」
眩暈を堪えながら、頷く。
そしてそのまま、この霊に同調することにした。少しでも体力が残っている間に、という物の怪の配慮だ。
「………ーーーー」
昌浩の意識は、現を離れた。
ーーー迎えに行きます。
そう言った男がいた。
彼は風鈴を売って歩く人で、その音があまりにも澄んでいて綺麗だったので、思わず呼び止め買ったのだ。
ーーー綺麗な音ですね。おひとつ頂けませんか。
ーーー勿論です。実は、今日はもう4刻も歩いているのに一度も売れなかったんですよ。なので、有難いです。
そう言って、男は笑った。
彼女は、その笑顔に見惚れてしまった。
あまりにも無邪気で、優しく、明るく、眩しかった。
恐らくこれが一目惚れなのだろうとぼんやり考えた。
そして、男も同じだった。
風鈴を一つくれと言った彼女の微笑みに、心を奪われていたのだ。
また明日この辺を歩くと言うので、二人はこの時刻に会おうと約束して、別れた。
それから度々二人は落ち合った。
彼女は中の中くらいの貴族で、両親共に彼女の好きな人と結婚させてくれるつもりでいるという事だった。
そして男は、少し離れた地方から来た豪族の息子という事だった。ただし、自由になりたくて親に勘当される形で家を出たのだと。
二人は会ううちに気持ちを伝えあい、恋仲になった。
そして、男が言ったのだ。
迎えに行きます、と。
ーーー明日のこの時刻に、邸に迎えに行きます。約束の証に、この風鈴を差し上げましょう。きっと、迎えに行きますから………。
そう言って微笑んだあの顔は、初めて会った日を思い出させた。
彼女は嬉しくて、直ぐにはいと答えた。
そして、約束の時刻になった。
しかし、いくら待っても彼は来ない。
裏切られたのだと思った。
しかし、同時に不安にもなった。
事故に遭ったのでは、と。
結局その日、彼は現れず、彼女はその1週間後に心痛からくる病で儚くなったのだ。
ーーー彼女は知らなかったが、彼はあの日約束の場所に向かっていた。しかし着く前に、野党に襲われて命を失った。
おかしい。これで終わるはずだったのに、4に続く…だと?
これは、短編のはずだったのに…!
わかる!その、予想外の展開!
短くなるはずだったのに…!って、よく呻いてるよ。笑
おお、男女の切ないお話ですか!好きです、それ…っ!
辛くても、ひと(?)の為に頑張る昌浩くん、かっこいいです…!
というか、貴璃は女子校だったんだね〜。
そして、続き。
意識が浮上する。
ふぅと息をつきながら目を開けると、物の怪が心配そうに見つめていた。
「もっくん。わかったよ、この女(ひと)が何に悲しんでいたのか」
「本当か!?」
「うん。えっと、一応この女の記憶とその頃の時期にあった事を読んだんだけど…」
そう言って、今しがた視たばかりの事を説明する。
「成程な…。………逢えなかったのか」
「うん…。それで、逢いたくて彷徨っていたんだと思う。だから、今夜還すよ」
理由がわかれば還すのは簡単だ。
昌浩は、この霊と会った場所で還すつもりだったので今日も出かける事になる。
溜息をつきながらも、今日の辛抱だと自分に言い聞かせて物の怪は頷いた。
ーーー夜が訪れた。
築地塀を登ろうと思ったのだが、体力的に無理だったので大人しく門から出る。
今日も物の怪と六合が随身していた。
暫く歩き、目的の場所に着く。
昌浩は意識を集中させて、霊を呼び出した。
ほわっ………と、あの女の霊が現れると共に、りぃ…ん………と風鈴の音がする。
そうして、今になって気が付いた。
この音は、彼女らの約束の音だった事に。
自分に気づいて欲しくて、逢わせて欲しくて、昌浩の部屋に音を鳴らしていた事に。
「…遅くなって、ごめんね」
呟く。
彼女は泣きながらも、いいえ、と首を横に振る。
「今、逢わせてあげるから」
そう言えば驚いたように目を瞠り、ありがとうございますと口を動かした。
その女の想い人の霊を呼び出す。
彼もまた、彼女を想って彷徨い続けていた。
風鈴という、媒介がある。
音が自分に聴こえるから、この音を使って呼び出せばいい。
思惑通りに彼の人が現れた。
二人は漸く出会う事ができ、驚きと嬉しさのあまりに固まってしまった。
呼吸60回分を数えた頃に、漸く男が口を開く。
ーーー………本当に、貴女ですか…?
微かに震えている。
それを感じ取ると、女は愛おしげに頷いた。
ーーーえぇ…。………ずっと、お待ち申しておりました。
ーーーお待たせしてしまい、申し訳有りません。………私は、約束を破るつもりなど無かったのです。
ーーー…はい。でも、破ってなんていませんよ。…だって、逢いに来てくれたでしょう………?
瞳に涙を溜め、女は微笑む。
彼の大好きな、あの微笑みを浮かべる。
ーーー………っ!はいっ…、只今、迎えにあがりました………!!
そう言って男は女の手を取り、二人は昌浩に一つ礼をすると、冥府への道を辿りはじめた。
「………終わった…っ!」
へなへなと崩れ落ちる。
まだ後遺症なのか、身体に力が入らない。
そんな昌浩を見て物の怪は慌てたような声を上げた。
「昌浩っ!」
「…あぁ、もっくん。俺は平気だよ」
「嘘つけ、晴明の孫!!一人で歩けんくせに!!」
「孫言うなっ、物の怪のもっくんの分際で!いいもん、六合におぶって貰うから!」
「もっくん言うなぁっ!!」
侃々諤々。
とりあえずいつもの二人に戻ったので、六合は気長に帰るのを待つ事にした。
約束の、音。
願いが叶う。
あの人に、ずっと、逢いたかった。
ーーーこれからは、ずっと、側に………。
りぃ…ん………と、風に紛れて、微かに風鈴の音が響いた。
ー完ー
漸く、終わり!!
ごめんね、長くなって…。
昌浩、お疲れ様!!
そう、女子校なのです!
いやぁ、成績届いてない公立受けるのって怖いねっ!(遠い目)
………それもこれも、全部鴉のせいっ!!
あいつ、願書提出行く時、試験の帰り、不合格書もらった後学校に行く途中、全てに現れたの!!
しかもバカにしきった目でこっちを見やがって…っ!
その後、鴉は貴璃の天敵になったのだった(笑)
私立の方が面接はえげつないから、いろんな「えっ、そこまで!?」ってとこまで考えておいたほうがいい。併願ならね。
いやあ、貴璃の小説読み終わって、
「ああ、感動…!なんて素晴らしいの…!
というか、なんで私は貴璃みたいな『いい話』が書けないの…!?」
ってなってたら、その後まさかの鴉の話…。
え、鴉って、嵬は別だよね…!?嵬はいい子だもんね!?
あ、私は、第一希望は公立なんだよ。
私プレッシャーとかに弱いから、今からもう
お腹痛くなってきた…。涙
嵬は違うよ〜。嵬は大丈夫〜!
急にがっかりさせちゃってごめんね………。
あ、いやいや!
そんなつもりはなかったの…!
むしろ、先輩からいろいろ教えて貰えて、ありがたいよ〜!
よ、よかった…。
幻滅されてたらどうしようかと思った…(´・_・`)
そんなわけない!!!(超断言。)
あ、そういえば、今日テストだったよ〜!
お疲れ、咲夜!
手応えのほどは??
んーとね、英語以外はちょっと頑張った感じ!国語と社会の歴史は、自信あるかも!
でも、英語は……
…だって、英語って難しいんだもん…!
(♯`∧´)
そうだよね!
我らは日本人だぁー!!
意義を申し上げるっ
あ……。そういえば、こっちでも暫く書いてない!
えっと、えーっと、季節のなにか、無いかな〜。>_<
玄武と太陰のコンビで、なにか書きたいと思ってるんだけどなー、最近。
それにしても、暑い!(話 飛び過ぎ)
暑いね!でも、私の体感温度は平年よりも過ごし易しと出てるよ!(意味不明)
57:咲夜:2016/08/06(土) 20:32 それは素晴らしいっ!
…私は暑さに弱いのです……。
こんな時、さほど暑さを感じない神将達が、とてつもなく羨ましいよ〜……
ねぇ〜………。
あ、私も冬生まれだし、暑さには弱い方だよ〜。
冬はもっくん必須。しかし夏はお断り!
私はね、山の日でなんか短編書こうかなと思ってる。奇遇なことに太陰と玄武で!
おお、それは奇遇だね!
太陰と玄武、好きだな〜
あ、あれ?私、夏生まれなんだけどなあ〜
夏生まれなのに、暑さに弱い…。涙
実は私、詳しくは言えないけど、今月誕生日なのです!もうすぐ15だ〜っ!
あ、数えで16、かな? 満15歳。
また一つ、歳をとるのね…(ばばあみたい笑)
いやいや、12月31日まで満15歳だよ、咲夜!
新年迎えたら、数えかな。
………また同い年の年下が増えるなぁ…。
とりあえずおめでとうっ!
たくさんお祝いしてもらってね!
昌浩))誕生日おめでとう、咲夜!これからも頑張ってね!
彰子))身体には気をつけて、お勉強も小説の方も頑張ってね
みんなにお祝いして貰えて、感動……!
ありがとうっ!(*^o^*)
そして、またやらかした…。
何回間違えたら気がすむんだっ、私!
そうね、新年になったらよね…うん。
毎回訂正してくれて、ありがとう、貴璃!
ううん!どういたしまして〜
山の日に山の日の短編書く予定だよー、私
わーいっ!楽しみだなあ〜
あ、明日は大阪に行くので、
一日来れませんっ!
その間に、何か話を考えておこうっと!
そっかぁ、明日1日寂しいねぇ…。
咲夜居ないと見てくれる人居ないし………(´・_・`)
そだねえ〜 (._.)
誰か来ないかな〜…
かもーん、少年陰陽師好きっ!
67:咲夜:2016/08/07(日) 22:45 ID:tRQいぇす、かもーん!!!
68:貴璃:2016/08/08(月) 09:41 ID:4ro 咲夜のほうにもう一人来たっ!
嬉しい!!
1人で何度も覗きに来るのが虚しいし寂しい…。
そっか、1人いないだけでここまで寂しくなるんだね………。
貴璃、ただいまです!
さっき見たら、新しい人きてた〜っ!
やったね!
>>69、そんな風に思ってくれると嬉しい!
私も、貴璃が来ない日は寂しいよ…
私にとって貴璃は、かけがえの無い存在です!
>>70、ありがとう、凄く嬉しい!私も咲夜がとっても大切な存在です!
やっぱり、咲夜がいないとな〜と思った1日でした。
私のスレに来てくれた新しい人、こっちにも来てくれると良いね!
73:貴璃:2016/08/09(火) 21:29 ID:8dc うん!
来てくれないかな〜
高淤加美の神
道反の大神
天御中主神
天照大御神
素戔嗚尊
月読尊
軻遇突智の神
水分神
志那都比古神
国之常立神
Twitterに好きな神様10柱挙げろって、あって、ここでもなんとなくやってみた。
一応、全部好きだよ〜
へえ〜、そんなのあるんだ〜!
楽しそうだねo(^▽^)o
私も、挙げるとしたらその辺(その辺って…
神様怒るよ〜!)かな?
二神(ふたり)ほど、まだ知らない方がいらっしゃるんですが…
颯峰編以降に出てくる方???
しまった、名前のとこ偽物にしたままだった…汗
77:貴璃◆5s:2016/08/09(火) 23:19 ID:8dc 水分神(みくまりのかみ)と志那都比古神(しなつひこのかみ)かな?
素戔嗚尊ではないと思うし…国之常立神も玉依編で出てるし…。
あ、志那都比古神はわかったかもしれなくないこともないかも…。(結局はどうなんだ)
うん。水分神は知らない…かも?
えっとねー、水の神様なの。
「あやかし緋扇」っていう漫画に出てくる神様でね、そこから好きになったかな
志那都比古神は風の神様ね
81:咲夜◆.M:2016/08/09(火) 23:32 ID:tRQ >>79
そうなんだ〜!
あやかし緋扇は、よく聞くけど読んだことないの。
だから、一回読んでみたいな〜!
>>80
うん、おっけい!
読んでみて♪
面白いから!おすすめ(^^)
うん、わかった!
えっと、漫画…なんだよね?
今度探してみる!
是非是非♪
85:貴璃◆5s …罪なき、光の子であると:2016/08/11(木) 05:06 ID:8dc 「玄武っ、ちょっと付き合って頂戴!」
とある夏の日。
いつものようにいつもの如く、太陰が元気いっぱいに玄武を翻弄していた。
「なんなのだ、いきなり…」
「いいじゃないっ。それに、白虎にはちゃんと許可貰ったわ!」
「む…」
それはつまり、唯一の味方にも見放されたということだろうか。
これは、最後まで付き合ってやらなきゃ収まらないだろう。
玄武は諦めの溜息を一つつくと、改めて太陰に尋ねた。
「で、何処に行くつもりだ?」
「さっすが玄武ね!話が早いわ!」
いいからさっさと答えてもらいたい。
そんな玄武の気持ちをつゆ知らず、太陰は笑顔で上機嫌だ。
「あのね、ちょっと近くの山に行こうと思って。貴船でもよかったんだけど、ほら、あそこはそんなにほいほい気軽に出入りしていい場所じゃないでしょう?」
「それは…そうだが、何故急に、山?」
「それは……着くまで、秘密♪」
にっこり笑って今度は有無を言わさずに玄武を風流に巻き込んだ。
突風が駆け抜ける。
「せめて…もう少し静かに………」
玄武のささやかな願いは太陰には届かなかったのだった。
「さぁっ、着いたわ」
風が止む。
玄武は少しよろめきながらもしっかりと立ち上がって辺りを見回した。
「あの…、どう…かしら。たくさん集めたつもりなんだけど………」
おずおずといった様子で太陰が上目遣いに見上げてくる。
しかし、玄武は心ここに在らずで、ただただ周りの風景を呆然と見ていた。
ーーーそこにあるのは、そろそろ季節が終わる、向日葵。
辺り一面、向日葵で埋め尽くされていた。
「これは…一体…?」
呟いてから、気付く。
さっき太陰が言っていたではないか。『たくさん集めた』と。
そして、同時に10日前の事を思い出した。
10日前、何気なく玄武は、今年はあまり落ち着いて向日葵を見ていないなと呟いたのだ。
それを太陰は聞いて、覚えていて、ここまで集めてくれたのだ。
見栄えがするように、一本一本ちゃんと植えて。
「あの…ね。前に玄武が落ち着いて向日葵を見てないって言ってたから、たくさん見れるようにしたかったの。こういう山の中なら誰の邪魔にもならないし」
不意ににこりと微笑んで両手を広げる。
「山だから、都で見るよりも綺麗でしょう?」
さぁっと風が吹き抜けて、たくさんの向日葵と太陰の髪を揺らした。
自然の起こした風だ。
「ああ…本当に、素晴らしいな。礼を言う、太陰」
「どういたしまして。気が済んだら言って?帰りはゆっくりにするから」
「風流をか?」
「それ以外にないでしょ」
ちょっと膨れながらも、玄武の邪魔にならないように少し下がる。
陽の光が降り注いで、木が、向日葵が、きらきらと輝いてる様を玄武は暫く見つめ続けていた。
山の日というよりも向日葵の話になってしまった…。
おかしいな、山メインにするつもりだったのにな…?
太陰と玄武のリア充感もなんかね、太陰可愛いね(自分で言うなっ(゚O゚)\(- -; )
こんな感じですがどうでしょう、月夜咲夜神様!
きゃあ!(#>_<#)
ちょっとちょっと、素敵じゃありませんか!
太陰可愛い〜!玄武も可愛い〜!
向日葵大好きだよ!
誕生花だし、花言葉も好き!
流石は貴璃宮大御神様ですな!
いやー照れる〜\(//∇//)\
喜んでもらえて何より♪
咲夜は貴璃の小説によって興奮中です♪
90:貴璃◆5s:2016/08/11(木) 21:28 ID:8dc貴璃もいつも咲夜の小説で興奮してるよ〜!
91:咲夜◆.M:2016/08/12(金) 12:08 ID:tRQ そういえばなんだけどね。
実は私も好きな神様いるよ〜
貴船神社には、高淤加美神様が祀られてるでしょう?
でも、結社には、もう一人神様がいて!
磐長姫命(いわながひめのみこと)っていう、縁結びの神様なんだけど、なんとその妹姫がね!
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
なんだよ〜!
……実は私の名前、そこから頂いたものだったりして…はい。
っていうか、知ってる事だったらごめん!
ちょっと語りたくなっちゃって……(>_<’)
聞いたことはあるけど、すっぽり抜けちゃってたよ〜
そっかぁ、咲夜センスいいっ!
木花開耶姫命ってさ…なんか…どっかで出てきた気がする……んだけど……?
94:咲夜◆.M:2016/08/13(土) 00:24 ID:tRQ えっと…?
そうだったっけ…?(・・?)
それ、少年陰陽師の中でってことだよね?
やばい忘れたかも…。
探してみるっ!
ごめんなさい、いました、木花開耶姫命!
尸櫻編にいらっしゃいます!
召喚されてます!
成親さん助けてます!
そうか、そうね…
前にも言った通り、私はお金の事情で最新刊まで読めてないの…涙
だから、いまの私の中では、昌浩はまだ14歳なのよ…。
(玉依編終わったとこ)←おっそい!
だから、颯峰編、籠目編、尸櫻編、道敷編、
読めて無いんです〜っ!ごめんなさい!
急いで買います!全巻揃えて見せますっ!
待ってて昌浩!
いいよ〜っ!
私は持ってるのは道敷編だけなんだけど、全部読んだよ(≧∇≦)
あとは、7月8月に発売された短編あーんど番外と、「夢見ていられる頃を過ぎ」を持ってるかな
そっか〜!
あ、えっとね。
前に貴璃が教えてくれたから、「そこに、あどなき祈りを」は持ってます!
(↑飛ばし過ぎ…汗)
読まずに、大切に保管。(o^^o)
あとね、「陰陽師・安倍晴明」の方は、
「我、天命を覆す」と「その冥がりに、華の咲く」なら持ってるよ!
いいなぁっ!私、晴明さんのはその二つをなんとか読んだだけなんだよね〜。
図書室には、「その冥がりに、華の咲く」しかなくて、近くの図書館には「我、天命を覆す」しかないの!
あとさ、どうでもいいけど昌浩ってきっと頭いいよね。
だって、頭良くなきゃあんなにたくさんのことや真言を覚えられないと思うの!漢文だって、他の書物だってすらすら読んじゃうし!!(力説)
地図とか、彰子にも丁寧に教えてあげられるし!
やったぁ!咲夜のおかげであっという間に100!!
どうもありがとう!私に教えてくれて!私に100スレ目を譲ってくれて!
咲夜大好き!これからもよろしくね♪