「きらめく夢の星 スタードリームプリキュア!」
>>2 ストーリー的な何か
>>3 キャラ
>>4 キャラ2(ネタバレ注意)
>>5 ルール
「麗………音?」
シャイニーは目を見開き麗音を見つめる。
「虹音、ありがとう!そしてごめんなさい!やっと意味がわかったよ…。」
麗音は振り返り頭を下げる。
そんな麗音を見ながらシャイニーは首を振る。そして微笑みながら麗音をじっと見る。
「私、麗音の夢を…守るから」
麗音やみんなの夢のために…そういって立ち上がろうとするシャイニー。
そんなシャイニーを見てられなくて麗音はあわてて駆け寄り立つなという顔をする。
「虹音はいっつもそう。他人の夢を一生懸命応援して…。そんな虹音を尊敬する。私は応援してくれるみんなや虹音のために歌う!これが私の歌。」
「綺麗事はいいかな?」
ルリトはいらいらしながら2人をみつめる。嫌そうな顔をし、ウバーウに指図する。
「もうやっていいよ」
「ウバーーウ!」
ウバーウはルリトの命令をうけ2人を踏み潰そうとゆっくり足をあげる。
「麗音…逃げて!」
シャイニーははっとし麗音をあっちへやろうとする。
麗音は無表情でウバーウとルリトをみつめる。
そしてすぅと息を吸い込む。
「私は!夢を応援してくれた虹音を…みんなを守りたい!歌と一緒よ!」
と叫びルリトやウバーウを睨みつける。
ぴかーーーーーーーーー!
そのとき、麗音の胸から青色の光がでて、パクトと青色の星のジュエルになった。
「ウバー…!」
光でよろめいたウバーウ
「2人目のプリキュアユメ!」
ユメム達ははわわ〜!と駆け出し麗音の元へいく。
「なっなに!?」
麗音はみたことないユメム達に驚く。
「プリキュアレインボードリームドレスアップって叫ぶユメ!」
「ええ、プリキュアレインボードリームドレスアップ!」
そうと唱えると麗音の体が青色にひかり出した。
次々と変身していく。
「響く夢の音 キュアミュージック!」
2人目のプリキュアの誕生だ。
「麗音…ミュージック!」
「プリキュア…!」
嬉しそうに涙目でシャイニー、忌々しそうなルリト。
「やってやろうじゃないの!」
ミュージックはふふっと自慢げにまわりを見渡す。
その瞳はもう曇りがなく、きらきらと輝いてた。
「1人増えたって同じ…ウバーウ!」
そう吐き捨てながらまたまた指図をする。
ウバーウは手をグーにしてかけながらミュージックのもとへ向かう。
「ミュージック!」
シャイニーはそわそわし心配そうに起き上がった。
ミュージックはシャイニーの前にいたまま余裕そうに突っ立ってる。
「面白いわね!」そうぽつりと呟いた。
どんっ!!
ウバーウの攻撃がミュージックにあたった…と思ったがミュージックは余裕そうに右手をパーにして受け止めてる。
「これが全力かしら?」
ふふっとウバーウを挑発するミュージック。そしてぴょんとジャンプしウバーウの頭にのる。ウバーウはそのミュージックを潰そうと頭へ攻撃する。ミュージックは身軽によけ、ウバーウの攻撃はミュージックに当たるどころか自分の頭にあたったのだ。
「ウバーーウ!」
たんこぶができていたそうに頭を抑える。それをみながらミュージックはあはは!っと笑う。
「さ、けりをつけましょうか」
するとミュージックの手にはドリームタクトがあった。
いつのまにか、握ってたのだ。
「私の夢を邪魔させたこと後悔してもらうわ!
プリキュアスイングミュージック!」
音符や羽がひらひらとまい、ウバーウに光線があたっていく。
「ウ………バー…ウ」
それがヒットしマイクへと戻った。黒い星が輝く星にもどって球体もわれののの胸の中に入っていった。
「あれがドリームパワーユメ」
ユメムはぽつりと呟く。
「りーー!」
リーちゃんは虹音と麗音のまわりをふわふわまわる。
「虹音、大丈夫?」
首を傾げ虹音の体をみる麗音。
虹音は首をふるふるとふる。
「大丈夫!それより麗音がミュージック…か。これからもプリキュアとして大親友としてよろしくね!」
「ええ…!」
そんなほのぼのとした雰囲気の2人。
そしてフェスもラスト。麗音の番がやってきた。
「私は応援してくれるみんなや大大親友のために歌います!」
歌う前、麗音は自身に満ちた目で会場にいるみんなに伝えた。
「♪〜」
ステージに立ってる麗音を見つめながら虹音達はおもう。
麗音はすごい…と。
そして結果発表。
麗音はおしくも審査員特別賞だった。ただ、審査員長のルルアは麗音にいってた。
「あなたの歌は素敵。これからも期待してるわよ」
と。
優勝はののでもなく、他の人。ののは準優勝だった。
夕日がもうすぐ沈みそうな広場。どこか虚しくて綺麗…。
そんななかののや麗音は向き合ってた。
「「悔しいけど負け…」」
しばらく無言だったみんな。麗音とののは口を一斉に開きハモった。
「言いたいことは一緒ね。のの、あなたはすごかった!ライバル一号ね!」
麗音は相変わらずどこか上から目線でののにいう。
「まぁそうね。次は負けないわよ?」
ののも負けじと麗音にいう。
2人はぎゅっと拍手した。
麗音とののにとってこの日は夢に近づいた大切な思い出となるだろう。
2話 end