「きらめく夢の星 スタードリームプリキュア!」
>>2 ストーリー的な何か
>>3 キャラ
>>4 キャラ2(ネタバレ注意)
>>5 ルール
「みんなの夢は私たちが守る!」
夢や想い、それぞれもつ5人の少女たち。
毎日夢に向かって暮らしてた。
が、夢を与える世界ドリームワールドがピンチに陥ってるという
さらに夢を奪う怪物、ウバーウまでできて?
妖精のユメムは5人の伝説の少女、プリキュアを探そうとし1人の少女・夢原虹音にあう
「み〜んなの夢、応援する!」
星原 虹音(せいはら にじね)
中学一年生。元気で明るく、毒舌だろうが高飛車だろうが誰とでも友達になれる。
夢がないことを悩みとしてる。けど、友達の夢を応援するのが好き。
夢を守りたい!と願い
「輝く希望の夢 キュアシャイニー」に変身する
「私は誰にも負けないわ!」
水原 麗華 (みずはら れいか)
中学一年生。負けず嫌いで言いたいことはなんでもいう。けど優しくしっかりもの。いかなるときも冷静。
虹音の親友。夢はシンガー、アイドルになること!
歌が上手で誰にも負けない。音楽一家
「響く夢の音 キュアミュージック」に変身する
「あはは、がんばろーーー!」
最上 みみ(もがみ みみ)
中学一年生。虹音以上元気で明るい。弟や妹がいる。小さい子達のお世話が上手。
また料理が上手。夢は保育士になること!
「はじける夢の想い キュアポップ」に変身する
「よろしくお願いいたしますわ」
花嵐 ゆり(からん ゆり)
中学一年生。おしとやかで天然なおっとりさん。家は花嵐花道。
お嬢様であり、心優しく花が大好き。
「咲き誇る夢の花 キュアフロール」に変身する
「私は誰よりも輝くつもりよ?」
月宮 ねね (つきみや ねね)
中学二年生。優しくめんどうみのいいお姉さんタイプ。
読モで大人っぽい。怒ることがあまりない。努力家さんでうらで努力をたくさんしてる
夢はパリコレモデル、デザイナーになること
「羽ばたく夢の星 キュアアゲハ」に変身する
「夢を守るユメ!」
ユメム
妖精。ドリームワールドかきた。虹音たちに助けを求める。
「り〜?」
リーちゃん
ぽわぽわした手のひらサイズの妖精。話せない。実は…?
「ウバーウ!」
ウバーウ
夢を奪う怪物。
幹部などはまた後で
ネタバレ注意!
「みんな、よろしくね」
夢原 リム
リーちゃんがみんなを守りたいとおもい人間に。実はドリームワールドを守る女神様。
けど力を失ってて本来の力が出せない。虹音たちのおかげで少しは取り戻し、もとの姿に。
夢はみんなの夢が叶うこと、ドリームワールドが救われること!
「天高く舞う夢の羽 キュアエンジェリー」に変身する
変身アイテム
スターパクト
ドリームタクト
・荒らしは禁止!
・なりすましももちろん
・チャット化しないように
色
シャイニー→ピンク
ミュージック→青
ポップ→黄色
フロール→緑
アゲハ→紫
エンジェリー→黄色
訂正です!
>>2では夢原虹音になってますが正しくは星原虹音です
1話 夢を守りたい!キュアシャイニー誕生
「今日も出かけよう!」
ここは夢虹街
とある家の玄関、靴を履き髪をゆらゆらとゆらしかろやかにぴょんとジャンプして靴をまたたぎドアをあけた。
「いってきまーす!」
元気よくガチャリとドアをあけた。
「今日もいい天気!」とぽつりと呟いて眩しそうに空を見上げた。
このこは星原虹音。どこにでもいる中学二年生だ。
「あっ、遅刻する!麗華に怒られる!」
はっとしはしりしだした。
「あの子からきらきらなドリームパワーが感じるユメ…」
ある妖精が空から虹音をみつめていた。
「お待たせ!」
わーっと走りながら綺麗でクールな少女に話しかけた虹音。
このこは水原麗華。
麗華ははぁっとため息をつきながら
「遅い。二分遅刻」
と時計を見つめ仁王立ちして虹音をみつめた。
「ごめん…」
二分ならいいじゃん!心の中で思ってた虹音だったがこれ以上言うと怒らずことになるので黙ってた。
「まっいいわ。今日は手伝ってくれてありがとう」
「うん!」
麗華の夢はシンガーやアイドルになること。
みんなの夢を応援した虹音。
今日は数日後に開かれるシンガーフェスに参加するのだ。そのために歌の練習をすることになったのだ。
「さっ、近くの夢虹パークへ行こう!麗華のうた、ききたい!」
にこりと太陽のような笑みを浮かべた。
変身の仕方は『プリキュア ドリームレインボーメイク!』です
10:聖夢◆Yc:2017/02/26(日) 18:58 ID:ZPo花嵐ゆりの夢は世界一のフローリストになること!です
11:聖夢◆Yc:2017/02/26(日) 20:46 ID:ZPo
「あ〜♪」
夢虹パークの草原、麗華は歌ってた。虹音は両手を合わせてわ〜っとおっとりしながら麗華をみつめた。
やっぱり麗華はすごい!夢に向かって頑張ってるんだな、虹音は思った。
虹音は人の夢を応援することは好きだが自分には夢がないのだ。
「どう?私の歌」
自信満々に笑みを浮かべる麗華。
「うん!すごーい!」
虹音はふにゃっとした笑みを浮かべパチパチと手を叩いた。
「喉乾いたわ。パークの近くのコンビニに行ってくるわ。まってて。あ、虹音は何を買う?」
首をこてんと傾げ虹音に問う。
虹音はうーんとうなるとぴっかんとし
「ならメロンソーダ!」
と言った。
「いってくるわね」
麗華は駆け出した。
「はぁ、麗華すごーい!」
虹音は駆け出した麗華の背中を見ながら手を伸ばす。
まるで先を越された麗華を羨むように。
「ちょっといいユメ?」
「り〜?」
ふわふわと羽をつけとんでる妖精と手のひらサイズのまるい妖精が虹音に話しかけた。
虹音は振り返り何が起きたのかわからない状況だった。
「えーーーーー!?妖精!?」
「ユメムユメ!ドリームワールドからきたユメ!君からすごいドリームパワーを感じるユメ!君ならあの伝説の戦士プリキュアに!」
「りー!!」
「どっドリームワールド!?」
「ドリームワールドは人に夢を与え、夢を守る世界ユメ!ドリームワールドの女神がいなくなってしまって…。ドリームパワー、夢に関しての気持ちが強い君なら伝説の戦士プリキュアになれるユメ!」
「え…?」
虹音は何をいってるのかわからなくなって頭の中がぐるぐるだった。
そのとき…
「ウバーーーーーーウ!」
怪物が現れたのだ!
いくつか訂正です!
名前がかぶってました!
花嵐ゆりは花嵐ゆりなに
水原麗華は水原麗音(れいね)にします。
エンジェリーは黄色ではなく白色です
変更です!
麗音と虹音は小学六年生にします!何度もすみません💦
「なにあれ?」
驚きのあまり目を見開き口をあんぐり開ける虹音。
紫のような黒のような曖昧な色をしてる怪物。次々に気を壊していってる。まわりは「きゃーーー」や「わーー!」という恐怖の悲鳴でいっぱいだった。
「あれはウバーウ、人の夢を奪うユメ!」
ユメムは慌ただしく、虹音に伝える。虹音がまわりをきょろきょろすると闇の球体に閉じ込められている5歳くらいの女の子をみつけた。その女の子はこう呟く。
「アイドルなんてなれないんだ…」
と。虹音はぐっと胸が締め付けられる。
「ウバーウを倒せれるのは伝説の戦士・プリキュアだけユメ!!!」
ユメムはさらにあわただしくなった。
「りーりー!!」
「リーちゃんもお願いしてるユメ!」
「そんなの最初から決まってるよ」
虹音は決意した。そして胸を触りながら前に出る。
「夢を奪うなんて許さない!私は………夢を守りたい!応援したい!夢を…みんなの夢を奪いはさせない!」
ぴかーーーーーーーーー!
虹音の胸からピンクの光がでて、それがパクトとピンクの星のジュエルになった。
「それはスターパクト!ピンクの星のはピンクスタージュエルユメ!セットしてプリキュアレインボードリームドレスアップって叫ぶユメ!」
「プリキュアレインボードリームドレスアップ!」
虹音がそう唱えると体がピンク色にひかり出した。
どんどん変身していく。
「輝く希望の夢 キュアシャイニー!」
決めポーズをする。伝説の戦士・プリキュアのひとり、キュアシャイニーの誕生だ
「えっと…可愛い」
虹音はなにが起きたのかわからないくあわあわしてる。そんななかリーちゃんとユメムは目をキラキラさせ虹音をみつめる。
「プリキュア…ね。」
シャイニーの前に黒い髪でドレスをきてる女の人が現れた。
美人…シャイニーは誰だかわからずみとれてた。ユメムははっとした。
「悪夢ユメ!逃げるユメ!」
ユメムはシャイニーに伝え、悪夢を指差す。
「あら、覚えてくれたのね」
悪夢と呼ばれる女の人はふふっ、と怪しげな笑みを浮かべた。
シャイニーはなにかを危険悟ったのか悪夢から離れた。
「あら、離れなくてもいいのに。まっいかにも私が悪夢よ。ドリームワールドを陥れようとしてるね。このウバーウも私がね?」
あはは、と笑い出す悪夢。「夢なんか叶わない。潰してあげるわ」と呟く。
シャイニーは怒りのあまり黙り込んでいた。次の瞬間。
ばしっ!
シャイニーが悪夢の頬を叩いたのだ。悪夢は油断していたのか尻餅をつく。
「夢を見てると悲しい時もあるよ?孤独な時もあるよ?けどそれを乗り越えてこそなの!夢に向かって頑張ってるみんなは素晴らしい。あなたになにがわかるの!?」
シャイニーはギロリと悪夢を睨みつけた。悪夢は歯をぎりっとさせ立ち上がる。
「覚えてなさいよ!?私にこんなことして!ウバーウ、やれ!」
悪夢はシャイニーを指差しウバーウに命令し消えた。
「負けるわけない!」
ウバーウはシャイニーに向かって光線を出してくる。
シャイニーはかろやかによけウバーウの後ろにまわりキックをした。
「ウバーウ!?」
それがヒットしたのかゆらりと倒れそうになるウバーウ。
「はぁ!」
シャイニーは容赦せずにパンチやキック次々お見舞いしていく。
(すごい!この力)
シャイニーは信じられない力に驚きつつも上手く使いこなしる。
「好き勝手なんてさせないんだから!」
シャイニーはほほえむ。すると虹色の光がぼうとなりタクトが現れた。
「ドリームタクトユメ!シャイニー、すごいユメ!」
「りー!」
2人は想像外の力に喜ぶ。
「ピンクスタージュエル!セット!」
シャイニーはジュエルをタクトにセットする。
「プリキュアシャイニードリーム!」
ウバーウにむかってピンクのキラキラが向かっていく。それに当たったウバーウ
「ウバーーー…………ウ」
力尽き消えていった。
「やったーーー!」
シャイニーはぴょんと飛び跳ねた。
「決めたよ。プリキュアになったし夢を守る!」
もとの姿に戻った虹音。手をグーにしながら覚悟を決めた。
「よろしくユメ!改めてユメムユメ!こっちがりーちゃんユメ!」
「り〜」
ユメムとりーちゃんは虹音のウェスト周りをくるくるまわりながら嬉しそうに笑う。
虹音は微笑ましくそのやりとりをみつめる。
「星原虹音だよ!よろしくね!」
どんな敵が襲ってきたって守る!虹音はそうきめた。
1話 end
悪夢
美人でボス的存在。プリキュアのことを憎んでる。
過去に何かあった?誰かに…?
2話 響けこの歌 キュアミュージック誕生!
「今日だね!いよいよ!」
虹音は夢虹パークでまだかまだかとそわそわしてる。
今日はいよいよシンガーフェス。親友の麗音の実力が試される日だ。
虹音はごくんと息を呑み麗音をちらちらみつめる。
「私を誰だと思ってるの?水原麗音よ?」
麗音はふふんと自信満々に微笑みながら腰に手を当て虹音をみつめる。
虹音は「さすが麗音様!」といぇーいともちあげる。
そんなやりとりをしていると中学一年生くらいの2人の少女が近づいた。
そのうちの1人、黄色の巻き髪で麗音と同じ自信満々なオーラをはなつこ。麗音をじろりと上から下まで見る。そしてこういう。
「シンガーをなめないほうがいいわよ。優勝はこの私なんだから!」
「さすがののさん」
ののと呼ばれる少女を麗音はぎろりと睨み返して反論する。
「面白いわね。負け惜しみってとこかしら?せいぜいあがくといいわ」
「麗音…」
虹音はあははと苦笑いをした。さすがだな…麗音はと思いながらさん人をみつめる。麗音はなんでも言いたいことを言うストーレートタイプ。
「いい根性してるじゃない。けど勝つのはのの様ってこと覚えておきなさい」
「ののさん、それくらいにしましょう」
「そうね、さりなさん」
緑の髪のツイーテールの少女・さりなはののをなだめた。
「べーっだ!勝つのは私よ。負けてられない!」
麗音はめらめら燃えていた。
小学生から中学生までの部門。
「では、ののさんどうぞ!」
「はい!♪〜」
2人はののたちの実力を見てた。本当に上手。とりこまれるような歌声。
麗音はこのままじゃ…と追い込み出した。
「あー…♪」
あれから麗音は本番にむけていろいろとレッスンしてた。
麗音のおもいはあのののとかいうやつやみんなに勝つ!という思いでいっぱいだった。虹音は麗音が心配だった。このままじゃ勝てないから。麗音の歌はそんなのじゃないから。虹音は口を開いた。
「麗音、このままじゃ勝てないよ」
「っ!なら腹筋50回」
麗音はうっとなりさらに追い込み出した。
「違う!そういうことじゃない!麗音の歌は綺麗だしすごいよ?けど考えてみて。麗音はこのままじゃ勝てないよ!!」
虹音はいうか戸惑いつつも全部言い切った。
「なに…それ。私の実力じゃ優勝できないってこと?私の夢を応援してきてくれたくせに…。裏切るんだね。もういい。絶交よ!!」
麗音はどういうことかわからず思い切って行ってしまった。本当はこんなこと思ってないのに。虹音の目はじんわり暑くなってき出した。空気に耐えられず逃げ出した。
麗音はそのばに残された。ぽろり…と目から水がおちだす。
「こんなはずじゃなかったのに…」
そばで誰かがそっとのぞいていた
面白いです!これからも頑張ってください!
主人公が小6…いいですね!
とくにポップとシャイニーが好きです!
>>20
面白いですと!?嬉しい限りです😂
なんとなく面白いなぁ〜ってww
わ〜い!ありがとうございます!ポップはミュージックの話が終わったらでます!
「何やってるんだろ…もう」
麗音ははぁっとためいきをつき公園の水道で顔を洗った。水とともに何もかも思いを流せたらな…麗音はそう思ってた。
ぱしゃっと冷たい水が気持ちよくてひんやりして嫌なことが一瞬でも流されたみたいだ。
そうしてぼーっと突っ立ってたときだった。
「ちょっといいかしら?」
真紅の髪色のポニテールの女の人。麗音は誰だかわかった。なおかつ、目を見開いて口をあんぐり開けていた。
麗音ははっとしてぽつりと呟くような声でとう。
「ルルアさん?」
真紅の髪色のポニテールの女の人・ルルア。ルルアはトップシンガーであり、このフェスの審査員長でもあるのだ。
麗音はえ?と何が起きたのかわからないままだった。憧れでもあり抜かしたい相手が目の前に。
「麗音…さんね。あなたの親友が言いたかったこと、わかる?」
こてりと首を傾げ両腕を組むルルア。麗音はぎくっとし恥ずかしげに首を振る。
「いえ…」
じっと真剣な眼差しで麗音をみつめる。
「歌。あなたは誰のために、なんのために歌うの?ライバルを倒すため?」
「っ…!」
はっとした麗音。
「そうでした。敵を倒すために…歌おうと」
「そうね、そんなんじゃ最高の歌は歌えないわ。私はみんなを喜ばせたい元気を与えるため…かしら」
にこりとやっと気づいたわね、と言わんばかりに微笑んだ。
「ありがとうございます!ルルアさん!私の歌は…。本当にありがとうございます!」
ぺこりと何度もなんどもお辞儀をルルアにする。そして虹音のもとに行かなきゃと去っていく。
「ふっきれたわね」
そんな麗音の背中をルルアは見守ってた。
変身の掛け声は「レインボードリームドレスアップ」にかえますね
すごいですね!
物語もすごくうまいし、キャラ設定もすごく面白いです!
これからも頑張ってください!
>>24
素敵ですと!?嬉しすぎて泣きます(*^^*)
応援の言葉、ありがとうございます!
物語やキャラ設定も皆様に楽しんでもらえるよう、精進しますね
すっごい面白いので、ちょいちょいみにきますね〜
私小五だけどまだ好きなんですよね…プリキュア…
あ、あと…
これ、いつアニメ化するんですか?(真顔)
何か、物語とかネタが思い付かないときは相談のりますよー
私これでも他のスレで小説書いてるんで
慣れなれしくてすいません!
また来ます!(来ていいのか?!)
>>26
返信、遅くなってすみません💦
面白いだなんて…あなたは女神様ですね!←
アニメ化…しませんよ〜←
本当ですか!?ありがとうございます😊
そうなんですか!?見てみたいです!絶対面白いんだろうな…
大丈夫です!私の方が図々しいので!
きていいですよ。けどチャット化はお控えください。もしよかったら交流板にスレたてますよ
会場からはずれた草原。麗音に実力を見せつけた子・ののは1人で立っていた。
「ふふ、シンガーの道も近いわね。私は夢を叶える…」
ぐっと拳をにぎる。自信満々の目で、ふふっと笑う。
ののはふと麗音のことか気になった。自分に勝つといった麗音。
実力が気になり、少し自信満々だった目が曇る。
「あら、夢なんて叶わないわよ」
後ろからがさっといういう音とともに現れた悪夢。冷たい眼差しでののをじっと頭から足までを見つめる。
ののはその冷たい眼差しに違和感や恐怖を覚えたのか一歩後ずさった。
(なんなの…)
ののはそんなことを思いながらまた一歩、また一歩と後ずさる。
悪夢は「でてきて」と呟く、すると後ろからロック風の衣装をきた男の人が現れる。綺麗な顔つき。
ののは思わず立ち止まる。
その男の人は右手をあげた。
「ダークネスドリーム!」
するとののの胸からキラキラ輝く星がでてそれが黒色に染まり、マイクに黒色の星がはいってく、そしてウバーウになっていく。ののは黒い球体に閉じ込められた。
「シンガー…になれないんだ」
「さすが…」
にやりとののを見つめる悪夢。
ウバーウは会場へと向かい出し…?
会場。虹音は木によりかかってた。
「虹音〜、大丈夫ユメ?」
ポシェットから顔をひょいと出すユメムとリーちゃん。
虹音はユメムを見つめながら首を振る。
「大丈夫!一時期の迷いだから…麗音はそんなんでくじけたりはしないから」
りんとした眼差しでそう答える虹音。
そこまで信じれるのは親友の麗音だから。小さい頃から努力したのを知ってるからであろう。
「り〜!」
リーちゃんはほわほわと虹音のまわりをとぶ。
「虹音は本当にすごいユメ」
そんな虹音をユメムは微笑ましそうに見つめる。
そのときだった。
「ウバーーーーウ!」
ウバーウが現れて会場を壊し始めたのだ。
「ウバーウ!あれは…ののさん!?」
はっとしウバーウを見つめる虹音達。
ウバーウの近くにある黒い球体に閉じ込められてるのはののだった。
近くにいる綺麗な顔つきの男の人はにやりと眺めている。
「変身するユメ!」
「うん!」
こくりと頷く虹音。
「プリキュアレインボードリームドレスアップ!
輝く希望の夢 キュアシャイニー!」
「君がプリキュア?」
綺麗な顔つきの男の人が不敵な笑みを浮かべながらシャイニーを見つめる。
「はじめまして、僕はルリト。悪夢様の部下です」
余裕そうに自己紹介をするルリト。
球体に閉じ込められてるののは呻いてた。
「シンガーに…なれないのよ」
「悪夢の…?けどののさんの夢は取り戻す!」
一瞬、ルリトにびくりとするシャイニー。ののの呻きを聞いたら不思議と守らないと!と力が溢れてくる。
「ウバーウ!」
シャイニーに襲いかかるウバーウ。シャイニーは即座蹴りを入れる。
そしてパンチと隙を与えない。
「ウバー…ウ」
「やった!」
倒れたウバーウ。シャイニーはやったー!とやっつけた…つもりだった。
「ウバーーーーーウ!」
いきなり立ち上がりシャイニーを投げ飛ばす。シャイニーは何が起きたのかわからなくて反撃できなかった。
「これでやられると思った?本当に甘いねぇ〜」
イラつかせるような声でルリトはあははと笑う。
ウバーウは容赦せずに攻撃していく。
「っ…!どう…しよ」
シャイニーは木に投げ飛ばした。
がくりとうなだれつつも「夢を…ま…も…る」というシャイニー。
ウバーウはシャイニーにじりじりと近づく。
「虹音…!私の大親友の虹音になにするの!?」
そんななか、麗音がシャイニーの前に立った。
ウバーウをぎろりと睨みつけて…。
超気になるとこで終わってる…
次回に期待!
素敵なお話、感動しました。次回も期待してます。
32:聖夢◆Yc:2017/03/20(月) 12:34 ID:6oQ
>>30
ありがとう(^_^)
今から麗音、変身します!←ネタバレ…
>>31
ありがとうございます!
はい
「麗………音?」
シャイニーは目を見開き麗音を見つめる。
「虹音、ありがとう!そしてごめんなさい!やっと意味がわかったよ…。」
麗音は振り返り頭を下げる。
そんな麗音を見ながらシャイニーは首を振る。そして微笑みながら麗音をじっと見る。
「私、麗音の夢を…守るから」
麗音やみんなの夢のために…そういって立ち上がろうとするシャイニー。
そんなシャイニーを見てられなくて麗音はあわてて駆け寄り立つなという顔をする。
「虹音はいっつもそう。他人の夢を一生懸命応援して…。そんな虹音を尊敬する。私は応援してくれるみんなや虹音のために歌う!これが私の歌。」
「綺麗事はいいかな?」
ルリトはいらいらしながら2人をみつめる。嫌そうな顔をし、ウバーウに指図する。
「もうやっていいよ」
「ウバーーウ!」
ウバーウはルリトの命令をうけ2人を踏み潰そうとゆっくり足をあげる。
「麗音…逃げて!」
シャイニーははっとし麗音をあっちへやろうとする。
麗音は無表情でウバーウとルリトをみつめる。
そしてすぅと息を吸い込む。
「私は!夢を応援してくれた虹音を…みんなを守りたい!歌と一緒よ!」
と叫びルリトやウバーウを睨みつける。
ぴかーーーーーーーーー!
そのとき、麗音の胸から青色の光がでて、パクトと青色の星のジュエルになった。
「ウバー…!」
光でよろめいたウバーウ
「2人目のプリキュアユメ!」
ユメム達ははわわ〜!と駆け出し麗音の元へいく。
「なっなに!?」
麗音はみたことないユメム達に驚く。
「プリキュアレインボードリームドレスアップって叫ぶユメ!」
「ええ、プリキュアレインボードリームドレスアップ!」
そうと唱えると麗音の体が青色にひかり出した。
次々と変身していく。
「響く夢の音 キュアミュージック!」
2人目のプリキュアの誕生だ。
「麗音…ミュージック!」
「プリキュア…!」
嬉しそうに涙目でシャイニー、忌々しそうなルリト。
「やってやろうじゃないの!」
ミュージックはふふっと自慢げにまわりを見渡す。
その瞳はもう曇りがなく、きらきらと輝いてた。
「1人増えたって同じ…ウバーウ!」
そう吐き捨てながらまたまた指図をする。
ウバーウは手をグーにしてかけながらミュージックのもとへ向かう。
「ミュージック!」
シャイニーはそわそわし心配そうに起き上がった。
ミュージックはシャイニーの前にいたまま余裕そうに突っ立ってる。
「面白いわね!」そうぽつりと呟いた。
どんっ!!
ウバーウの攻撃がミュージックにあたった…と思ったがミュージックは余裕そうに右手をパーにして受け止めてる。
「これが全力かしら?」
ふふっとウバーウを挑発するミュージック。そしてぴょんとジャンプしウバーウの頭にのる。ウバーウはそのミュージックを潰そうと頭へ攻撃する。ミュージックは身軽によけ、ウバーウの攻撃はミュージックに当たるどころか自分の頭にあたったのだ。
「ウバーーウ!」
たんこぶができていたそうに頭を抑える。それをみながらミュージックはあはは!っと笑う。
「さ、けりをつけましょうか」
するとミュージックの手にはドリームタクトがあった。
いつのまにか、握ってたのだ。
「私の夢を邪魔させたこと後悔してもらうわ!
プリキュアスイングミュージック!」
音符や羽がひらひらとまい、ウバーウに光線があたっていく。
「ウ………バー…ウ」
それがヒットしマイクへと戻った。黒い星が輝く星にもどって球体もわれののの胸の中に入っていった。
「あれがドリームパワーユメ」
ユメムはぽつりと呟く。
「りーー!」
リーちゃんは虹音と麗音のまわりをふわふわまわる。
「虹音、大丈夫?」
首を傾げ虹音の体をみる麗音。
虹音は首をふるふるとふる。
「大丈夫!それより麗音がミュージック…か。これからもプリキュアとして大親友としてよろしくね!」
「ええ…!」
そんなほのぼのとした雰囲気の2人。
そしてフェスもラスト。麗音の番がやってきた。
「私は応援してくれるみんなや大大親友のために歌います!」
歌う前、麗音は自身に満ちた目で会場にいるみんなに伝えた。
「♪〜」
ステージに立ってる麗音を見つめながら虹音達はおもう。
麗音はすごい…と。
そして結果発表。
麗音はおしくも審査員特別賞だった。ただ、審査員長のルルアは麗音にいってた。
「あなたの歌は素敵。これからも期待してるわよ」
と。
優勝はののでもなく、他の人。ののは準優勝だった。
夕日がもうすぐ沈みそうな広場。どこか虚しくて綺麗…。
そんななかののや麗音は向き合ってた。
「「悔しいけど負け…」」
しばらく無言だったみんな。麗音とののは口を一斉に開きハモった。
「言いたいことは一緒ね。のの、あなたはすごかった!ライバル一号ね!」
麗音は相変わらずどこか上から目線でののにいう。
「まぁそうね。次は負けないわよ?」
ののも負けじと麗音にいう。
2人はぎゅっと拍手した。
麗音とののにとってこの日は夢に近づいた大切な思い出となるだろう。
2話 end
>>33-34
プリキュアかっこ可愛い!まさにファンタスティック!素敵なストーリーに感動しました。
>>35
ありがとうございます✨これ以上言うと嬉しすぎて泣きます!←
3話 元気一杯!はじける笑顔 キュアポップ!!
「麗音、おはよう!」
虹音はピンク色のランドセルを背負っており、かどでまってた麗音に右手をあげ振りながら向かった。
麗音は「あっ」としたような顔をし、手を振り返す。
「おはよう、虹音。あとユメムとリーちゃんも」
虹音の持ってる手提げからひょっこりと顔を出してるユメムとリーちゃん。
ユメムも手を振り返す。リーちゃんは手を振り返す代わりに手提げからでて麗音の頬をスリスリする。
麗音は「ちょ…くすぐったいよぉ」と笑いながらリーちゃんをみる。
「麗音、行こう。学校」
虹音と麗音の学校は市立夢虹小学校。2人は小学6年生だ。
2人はぎゅっと手を繋ぎ歩こうとしたそのときだった。
「あははー!まって!めめ!」
「むむ、はやくはやく!」
虹音と麗音の間をかけていた小学2年生の少年少女。
2人は反動で手を離してしまう。
即座にユメムとリーちゃんも手提げに隠れる。
「こらー!めめ!むむ!」
制服を着た中学1年生の女の子。
右手を腰にやり、左手でめめとむむと言われる女の子と男の子を指を差しながら怒る。
「もう!2人とも!ごめんね、めめとむむが…」
虹音と麗音にぺこりと頭を下げる。
「いっいえ…」
虹音は首を振る。
「もしかして君たち、夢虹小学校?」
虹音と麗音のランドセルをみてもしかして?と思い問う。
「え、ええっ」
麗音は戸惑いつつも問いに答える。
「そうなんだ!めめとむむと一緒だ〜!あ、こっちの女の子がめめで男の子がむむ!小学2年生で〜す!私の妹と弟!」
いきなりフレンドリーに話しかけてきた子。
麗音はちょっと首を傾げてる。
「あ、星原虹音…です」
「水原麗音です」
虹音は自己紹介をし麗音も虹音に続ける。
「最上みみでーす!」
ピースをしながらイェーイとハイテンションでいう。
「最上めめ」
「最上むむ」
ゆゆとむむはぺこりとお辞儀をする。
「虹音、麗音、よろぴくね!みみはね、中学1年生で小学校の近くの私立エトワール学園だよー!」
にこにこと太陽のような笑みを絶やさないみみ。
虹音はいつのまにか彼女がすごいと思えるようになった。
「はい!みみさん!」
こくりと頷く虹音。
麗音はなんだかすごい人…と思いながらみみを見てた。
ネーミングセンスが神。
あと妖精(ユメム)の口調とかもすごい上手い(←今更)
全てにおいて神。アニメ化してほしい(本気)
>>38
ありがとう…(T . T)
ユメムはね、語尾が思いつかなかったからね←
紙の間違いじゃ?←は? 真面目に嬉しい(*^^*)
ナナセってカノキド好きなの?私もカゲプロ大好き!
ってかあなたさまの方が話も文才も神です✨
>>39
ななななななななななななんで分かったの?!
その文読んでるとき心臓バクバクしたよ!?
…ふー。そう、私、カノキド大好き!
カゲプロもね!大好き!
あとは東方とか、SAOとかね!
あ、何か雑談みたくなってる…
ってアレ?私の目、腐ったのかな?
私の文才が神って書いてる…
ありがとう!私も嬉しい!
(いつの間にかタメ口になってる)
てか、私のいるカノキドのスレ見つけたの?!びっくりだよ
>>40
えっとね、ちょうどうえに、、
まぢかww
だよね、カノキドラブ!
東方はちょっとだけしか知らない
あ、、もしよかったら専スレ、たてるよ?図々しくてごめん💦
腐ってないよ、神だよ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
いえ!タメでおkだよ!
>>41
おー、いいね!
立てちゃう?でも、見つけられるかな?
全然図々しくないよ!逆にありがとう!
>>42
たててくるね!場所はおしえるからだいじょーぶい!
こっちのほうが感謝することいっぱいあるよ(*^^*)
>>42
ここだよ
https://ha10.net/yy/1490091663.html
「虹音と麗音ってなかいいんだね」
そう言いながら微笑ましく2人をみつめるみみ。
「ありがとうございます。みみさんはめめちゃんとむむ君を…?」
みみが送っていったのが気になってた首をかしげる虹音。
何も言わずともみみは察したような顔をする。
笑みを絶やすことなくみみは言う。
「みみの両親はね、共働きなんだ…。だからみみは2人のお世話をしてるの。朝ごはんとか夜ご飯とか弁当とかね。でも楽しいよ!2人の笑顔を見てるとみみも嬉しい!」
と。
虹音と麗音は心がじーんとなった。
中学は色々と忙しいと思う。なのに2人のお世話やご飯の用意まで…。
なにより、何一つ愚痴もこぼさないで楽しいと言える彼女の明るさがすごいと思った。
「みみの夢はさ、保育士さんになること。だから勉強も頑張らないとね!それに小さい子好きだし!」
太陽のように明るい笑みを浮かべ続けるみみ。どこにそんな元気があるのか2人は不思議だった。
「もうついたね!小学校。虹音、麗音、もしよかったら2人のことお願いしていい?」
「「はい!」」
考える間も無く2人は即座に答える。
「ありがと!これからよろしくね!」
みみはそう言うと時計を見て「あ、こんな時間!」とつぶやき走っていった。
「みみさん、すごいね…」
虹音はぽつりと呟く。
「うん!お姉ちゃんはすごいよ!」
虹音を見上げて、目をキラキラさせいうめめ。
むむはそのあとに呟いた。
「お姉ちゃんはね、夜遅くまで起きて勉強してる…。朝も早く起きてる」
むむはどこか悲しそうな顔つきをしてた。
麗音は気になってむむをみつめる。
「どうしたの?そんなに悲しい顔して」
「お姉ちゃんにありがとうっていって何かしたい。」
「ならしようよ!みみさんに!」
虹音は閃いた!と言わんばかりにとびっきりの笑みを浮かべる。
麗音、むむ、めめは首を傾げてた。
優しい!みんな優しい!
すごいね…中学生で妹の面倒見るとか…
>>46
弟と妹もね…
だよね!しかも愚痴もこぼさないで…。私なら無理←
「パーティーを開く…いいアイディアなんじゃない?」
昼休みの図書室、本を読んでる人で溢れかえってるとこ。
虹音、麗音、むむ、めめは隅っこに集まってスイーツをつくる本などいろいろ持っていた。
「私の家で開くからむむ君とめめちゃんは絵をかいたり、パーティーの飾りつけを作ってくれる?」
虹音は首を傾げしゃがみむむたちと視線を合わせる。
むむとめめは顔を見合わせて頷く。
「もちろん!」
「ありがとう!今日は木曜日だから…土曜日にしよう!」
時計の下にあるカレンダーをちらりと見た。
「わかった!虹音お姉ちゃん、麗音お姉ちゃん!お姉ちゃんには伝えておく!土曜日、虹音お姉ちゃんの家に行くって。パーティーは内緒にするから!いくよ、むむ!」
意気込みむむの手を取っためめ。手を引っ張り図書室から出て行った。
虹音はお姉ちゃんと言われたことが嬉しく、少し浮かれた顔をしてた。
麗音はじっとした目で虹音を見つめてた。
「それより麗音!料理についてはお母さんとするから!」
ふふっんと虹音は自慢げに微笑む。
何故自慢げになのかは麗音にはすぐわかった。
「お母さん、料理上手だもんね。いってもないのに家を使えるっていうのも昔からの特権。虹音は誕生日パーティとか励ます会とか前日に、しかも急にお母さんにいっておっけーしてもらってるものね。さっすが虹音のお母さんというか…」
麗音の言った通り、虹音のお母さんは前日にたてたパーティーでも受け入れてくれる。しかも料理が上手。
虹音はお母さんのそういうところが好きだ。
「さっすが麗音!それよりさ、なんで昨日、私がプリキュアに変身してる時わかったの?」
ふと気になり虹音は首を傾げた。今と違って背も高くなってるのに…不思議だった。
麗音は「え?」というような目をして眉をひそめた。
「なに言ってるの?わかるわよ、それくらい。私は伊達に虹音の親友やってるわけじゃないんだから。虹音のこと見てるし虹音のことならなんでもお見通しよ?夢を守る!っていうのも虹音の特権だし…。1人で守ろうとしないでよね?」
少し顔が赤くなっていつつも麗音は微笑む。
虹音は嬉しさのあまり胸がぐっと、なにとも言えない感じになってた。
麗音は「さっ、頑張るわよ」とつぶやきくるりと後ろを向き、歩き出す。
はっと我に返り、本を持ち虹音は後を追いかける。
「ありがとう…」
麗音の背中を見つめながら虹音はぽつりと呟く。
>>48
その4人でパーィー開いたら楽しくなりそうですね。
僕も早く続きが見たいです 楽しみにしています。
>>49
あっ、ディアンさんって男ですか?
私は女です。小5です。小5の癖にプリキュア好きです。
引かないで…笑わないで…シクシク
>>50
いえいえ、はいそうです。僕は高2ですね。
プリキュアが好きなのはおかしいことではないと思いますよ。よろしくお願いします。
>>50-51
お話中すみません!>>5でもかいたとおり、チャット化になるので話すならほかのところでお願いします。私もしてしまいましたが…
>>52
ごめん。ホントごめん
>>52-53
ごめんなさい それじゃあ違う板でお話を
専スレでも建てますか?
>>54
いいですよー(専スレ)
>>55
それじゃあ3人のを建てますか。スレタイはどうしますか?
三人…
私と、聖夢と、ディアンさんの三人ですよね?
タイトルですか…
何でもいいですよ!
たまに書き方を視点にします!
「うーん…学校おしまい…」
放課後、虹音やむむ達は門の前にいる。
夕日が赤くてなんだか不思議だ。でもその不思議感がどこか神秘的でうっとりする
「お姉ちゃん、喜んでくれるといいな!」
めめは目をキラキラさせながら今にもジャンプしそうにうずうずしてる。
麗音は微笑ましそうにめめを見つめる。
「むむー!めめー!虹音ー!麗音ー!」
だだっと走ってきたのはみみ。
みみは一呼吸し微笑む。
「お姉ちゃん!あのねあのね!今日ね、虹音お姉ちゃんと麗音お姉ちゃんに遊んでもらったの!!」
にぱっと無邪気な笑みを浮かべるめめ。
みみはよしよしと頭を撫でる。
「ありがとうね、2人とも」
「いえ!楽しかったです!」
虹音は「明日も遊ぼうね」とつけたす。
麗音は何も言わずにただただ穏やかに微笑むだけだ。
「本当に!?ありがとう!!めっちゃみみ嬉しい!あ、そろそろ帰らなきゃ!むむ、めめダッシュだよ!
じゃあね2人とも!」
はっとし2人に手を振り慌てて駆け出すみみ。
めめとむむはみみの後に続き走り出す。
「お姉ちゃん達、ありがとう…」
むむとめめは振り向き手を振る。
「ううん!またね」
麗音と虹音は手を振り返す。
「本当にみみさんってすごいね…」
「そうだね、私も尊敬する」
虹音はみみの背中を見つめポツリと呟く。
麗音も虹音がつぶやいたことに頷く。
みみの背中が大きく感じた
新キャラです!ネタバレ注意!
「お姉ちゃん…みてくれるかな?」
アム
悪夢の正体。リムの妹。しっかりしてて姉が大好き。
けどとあることがあって悪夢に
「……もうすぐだね!」
時は過ぎ、土曜日。私とと麗音はスタンバイをしていた。
私は今か今かとそわそわして待ちきれなかった。
楽しみだな…。
ピーポーン
チャイムが鳴ると同時に私は玄関へと駆け出した。
どんどんと走る音が響く。ガチャとドアを開けるとそこにはみみさんがいた。
そしてめめちゃんとむむ君。
「ようこそ!」
「今日はありがと!」
みみさんは無邪気な笑みを浮かべる。めめちゃんとそっくりだなぁ〜…と微笑ましかった。
あ、案内しなきゃ!
「みみさん、ついてきてください!」
「うん!」
私はくるりと振り返りリビングへ向かう。中には麗音が待っている。楽しみ!!
リビングと玄関までの距離はそう遠くはないのだが何故だか遠く感じた。
そしてドアノブを持つ。なんだか重く感じる。よし…
ガチャリと開けた瞬間…
“パァン”
そんな音とともにカラフルな紙吹雪がみみさんにかかる。
みみさんは唖然として目を見開いていた。
「「お姉ちゃん、いつもありがとう!!」」
めめちゃんとむむ君がみみさんのイラストを見せる。
みみさんの目にはうっすらと涙が。
「みみさん、いつも2人のお世話をして大変ですよね?だから2人がお礼をしたいということでこのパーティーを開いたんです。この飾りつけは2人がつけりました。」
麗音がにこりと微笑んで説明する。
テーブルの上のケーキとかはお母さんが手伝ってくれた。
そして輪飾りとかは2人が一生懸命つくってた。
少し不器用だけど心があったかいもの。みみさんはその場に立ち尽くして周りを見渡す。
「ありがと…めめ、むむ。2人は自慢の弟と妹だよ…」
みみさんは2人に抱きつく。2人は嬉しそうに微笑み私たちに向かってピースをする。
「虹音も麗音もありがとう………みみ、超嬉しい…」
抱きつくのをやめこちらに近づくみみさん。
「私からはこれを………」
黄色のファイル。けどこれただのファイルじゃないの。
私は渡す。
「なぁにこれ?」
「これが力になれるかはわかりませんが保育士とかそれについてまとめました。みみさんは夢を叶えられます。こんなにもみみさんはきらきらして素敵ですから。私にできることは何にもないですけど応援しますね」
「本当にありがと!!さんなんて堅苦しいよ。みみって呼んで…」
「…」
私と麗音は顔を見合わせる。そしてなんとなくハイタッチをする。
「うん、みみ!ならタメで呼ぶわ」
麗音はふふっとウィンクをする。
それから麗音がピアノとか引いたり歌ったり、ケーキを食べたりした。
「空、綺麗だね…」
あれから外に出て公園。空は青くて果てしなくてどこまでも飛んでいけそうだった。
私はなんとなく呟く。
ベンチでみみはめめちゃんとむむ君が遊んでるのをじっとみてた。
なんかみみたちの関係って素敵。
そんなほのぼのとしてた中だった。
「ねぇ、あなたのドリームパワーをみせて?」
日傘をさした女の人がめめちゃんたちに近づく。
なんだか目が冷たい…。2人が危ない!
「2人とも逃げて!」
私は立ち上がりめめちゃんたちに近づこうとする。
「ダークネスドリーム!!」
間に合わなかった。めめちゃん達の胸から出た星が黒く染まりブランコに入っていく。
ああ…。
「2人とも!!」
みみは2人に近づこうとするが2人は黒い球体に入って空に…。
「2人とも変身ユメ!!」
どこからか現れたユメムとりーちゃん。
みみは目を丸にしてユメムを見つめる。けど何も言わずむむ君達をみつめた。
「どうしよう…2人が!2人が!!」
「みみ、ここは私たちに!」
麗音が私に合図を送る。私もパクトを構える
「いくよ!!」
「「プリキュアレインボードリームドレスアップ!」」
「輝く希望の夢 キュアシャイニー!」
「響く夢の音 キュアミュージック!」
決めポーズをする。2人を助けなきゃ!!
「虹音?麗音?」
「2人はプリキュアユメ。夢を守る伝説の戦士プリキュア…」
「え?」
「あの2人に任せるユメ…」
そんなやりとりが聞こえるけど今は…!!!
「やぁっ!」
私はブランコ型のウバーウに蹴りをいれた。
けどびくともしない。
ミュージックも苦戦してるようだ。
どうしよう………でも悩んでる暇はない!!
「2人を返して!」
叫びながらパンチやキックをお見舞いする。
近くにいた日傘をさしている女の人は妖美な笑みを浮かべる。
思わず見とれてしまいそう。
「私はレーム。悪夢様に使えるもの。夢なんかくだらない…」
「くだらなくなんかない!!」
ミュージックは地面に着地しレームを睨みつける。
そうだよ…くだらなくなんか全然ない!
「めめはお姉ちゃんを幸せになんてできないよ」
「苦しい…」
2人は球体の中で呻く。2人とも…。
「めめ、むむ…そんなこと思ってたの?」
みみはその場に座り込む。今にも泣き出しそうだ、
「許さない…絶対に守る!バカになんてさせない!」
飛びかかろうとした時だった
しゅっ!
「「きゃっ!?」」
私とミュージックは鎖に巻き付けられてしまった。
ぐっと巻き込む。
「くるし……」
思わず声に出してしまう。2人は…みみ達はこれより苦しいのに…どうしたら…
ドリームワールドについて詳しく
夢やドリームパワーを見守り、それが闇に染まったりしないように見守っている。
妖精などいろんな種族が住んでいてその世界の中心、女神・リムが守ってる。
けどある日、闇に包まれてしまい女神は行方不明に。
そしてユメムはプリキュアに助けを求めようと人間界にきた。
「ウバーウ!!」
ウバーウは雄叫びをあげる。ううっ、どうしたらいいの…?
……諦めない…。ここで諦めたりなんかしない!
その時だった。
「 ……やめて!!」
叫びながらこちらを見つめるみみ。
どこか悲しそうな顔をしてた。
「 これ以上誰も巻き込まないでよ…!!みんなを返して!」
みみはウバーウに近づく。ダメ近づいたらみみが……!
「 フン、小娘が。ウバーウ、やりなさい 」
レームがウバーウに指示を出すと同時にウバーウはみみを潰そうとした。
「 みみー!」
悲鳴のような声で叫んだ私。けど次の瞬間だった。
ピカーとひかり、みみを包む。
みみの手のひらには黄色に輝く星のジュエル…。
「イエロースタージュエルユメ!」
ユメムは目をキラキラ輝かせながらそれをみる。レーム達はなにが起きたのかわからなくぼーっと突っ立ってた。
次の瞬間、さらにスターパクトがでてくる。
みみはそれをかまえとびっきりの笑みを浮かべる。
「 みみもみんなのこと守るよ〜?はじけるみみの夢、見せてあげる
プリキュアレインボードリームドレスアップ! 」
イエロースタージュエルをスターパクトにセットし明るく、綺麗な輝きがみみを包む。
「 はじける夢の想い キュアポップ! 」
決めポーズをし自分の体をまじまじ見つめるポップ。
私はただただそれをみていた。
「 キュアポップ……やるじゃない!」
ミュージックは鎖をとき、私を助ける。
私はなにが起きたのかわからずミュージックに体を預けてる。
「 ありがと、ミュージック 」
ポップはピースをし満足そうな笑みを浮かべる。
「 みんなに手を出したらどうなるか教えてあげる 」
ポップはやる気満々だ。私も…負けてるわけにはいかないね!
さぁ…勝負だ!
下がってたのであげさせてもらいます🙇
何が起きたのかわからない。でも言える。めめとむむは絶対取り戻す!シャイニーやミュージックも守ってみせる!
なんだか思いが溢れるたび力が強くなる…
「 うん、そうだ… 」
「 ウバーウ!」
ぼそっと呟いてる私にウバーウは迫ってくる。
「 みみはキュアポップだー!」
叫び蹴りを入れる。
「 五月蝿いわ!ウバーウ!立ちなさい!」
レームと名乗った女の人は焦ってる。
「 「 えーい 」」
立ち上がろうとしたウバーウをシャイニーとミュージックはナイスコンビネーションで蹴りを入れる。
さすがは親友の2人といったところだろう。
まだ心の熱は治らない。
「 プリキュアごときが!」
「 はいはい、どーもどーも。けどね、これだけは言わせて。むむとめめを傷つけた事後悔しろ!」
言い終わった瞬間、右手が黄色の光に包まれラクトらしきものがでた。
「 ドリームタクトユメ!これでむむとめめを救うユメ 」
「 よくわかんないけどこれで救えるん…だね? 」
ユメムがアセアセしながらこちらへやってき告げた。プリキュアとしてやるって決めたし何より倒さないと!
「 イエロースタージュエル!セット!
プリキュアポップソレイユ!」
叫ぶとたちまち黄色の光の粒が出てきウバーウを囲む。うめき声をあげ消えていった。
「 いぇい!ポップちゃん大勝利 」
えっへんと自慢げに胸を張ってしまう。
「 覚えてなさい! 」
「 ちょ…ま… 」
言いたいことがたくさんあったのに消えてしまった…。