自由に小説を書きこんでください。俺自身、文才を上げたいので皆様の小説が見たいです。
ヤバい奴にはhogeを付けて下さい。
読んでて3人の作品はとても続きが気になり。
とても面白いですッ‼(・ω・)ノ
"スカウト6"は六名の歩兵より成る分隊であった。2017当時から使われる型落ちの自動小銃のみという軽装は護身の域を出ない。対巨大生物を想定した小銃ではあるが、あくまで偵察を任務とする以上慎重な行動が要求されるのは言うまでもない。分隊の先頭を行く隊長"スカウトリーダー"の目線は、ヘルメットに備わるカメラによって司令部と共有されていた。リーダーの目視した"対象"……半壊した巨大な機械構造物の映像に、司令部に緊迫した空気が走る。白銀の外殻と円盤形の中枢からなる残骸は、何処と無く蝸牛を連想させるものだ。そしてそれは、所々に一定のパターンで発光を生じている。
「フォーリナーのジャンプシップ……まだ稼動しているのか。」
本部が"ジャンプシップ"と呼んだそれは、2025年戦役で確認されたフォーリナーの輸送船である。それは地球の軍事における"機械化歩兵"のそれに似て、最前線へ巨大生物や機械兵器を迅速に投入する役割があった。ことに"ジャンプシップ"は2017年時に確認されていた旧式輸送船を遥かに上回る性能によってE.D.F.を大いに苦しめた。投下される戦力の大幅な向上や、果ては瞬間移動によって突然現れるなど驚異の性能を見せ、E.D.F.に取っては特に頭の痛い相手である。
「スカウト6より本部、目標に接触。敵影はありません。レンジャーチームの到着までエリアを確保します。」
スカウトチームは墜落したジャンプシップの周囲を警戒し、扇状の陣形を組み待機に移った。
「本部、了解した。その時点で何か分かることはあるか?」
「こいつは輸送船とは思えません。確かに大きいが、この中にあれだけの戦力が入るとはとても……」
「やはり……ジャンプシップは輸送船ではなく、謂わば門の様な存在なのだろう……くっ。」
「オハラ博士、お体に障ります!どうかお休みを……。」
「休んでなどいられるか!今回フォーリナーは7年の準備の末戻ってきたのだ……二度と来ないとは限らない。それに……次までに、奴らがまた7年待ってくれるとは限らんのだ……!」
突如、E.D.F.職員の制止にも構わず侵入した白衣の男性。負傷だろうか、松葉杖をついた覚束ない足取りで、時折苦しげに呻きながらも、言葉を詰まらせるスカウトチームに続くように自らの予測を語った。彼は"オハラ博士"。地球におけるフォーリナー研究の第一人者である。
【続】
あんまし長く続くようなら別にスレ立てたほうがいい気が
19:バルクマン hoge:2017/06/18(日) 11:15 ID:SsA >>18
ご忠告ありがとうございます。長引きそうなので、続きを書くときにはそのようにしたいと思います。
ただE.D.F.4のセーブデータが消えて心折れてるので、もう続かないと思いますが。
上げとくゾ! 皆ガンバレ!
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