※注意※
●両作品のネタバレを含みます。
●一部独自解釈あり
●両原作の設定に基づいたオリキャラあり
【Introduction[E]:A.D.2022】
2022年、外宇宙より飛来した10隻の巨大円盤の攻撃によって、地球は壊滅的な被害を被った。人類によって"プライマー"と名付けられた異星文明は、昆虫型の巨大生物や戦闘ロボット、そして巨体を持つ人種たる自らをも投じ、地球人類の抹殺を開始したのである。これに対し、地球は"全地球防衛機構軍"、"通称E.D.F."の戦力によってこれに対抗。優れた科学力と物量を有するプライマーに対して善戦するものの、絶対的な戦力差を前に力及ばず、各地で戦力を消耗し地球文明は消滅するかに見えた。だが、自体はただ一度の戦いと、ただ一人の兵士の存在により一変した。"ストーム1"。しがない民間人であった筈の者は、成り行きから武器を取り、戦地を駆け抜け……才能が開花したか経験が実ったか、その者はいつしか、"英雄"として知られる程の存在となっていた。そしてそれはプライマーにとってもまた同様であった。戦況が圧倒的優勢であるにも関わらず、プライマーは敢えて全ての司令塔たる"コマンドシップ"を地球へ降下させたのだ。恐らくは、ストーム1の確実な抹殺の為……そしてそれは愚行となった。多くの兵士が倒れ、残りわずかな戦力さえほぼ失ったE.D.F.……しかしストーム1は倒れなかった。その名の如き"嵐"となった、たった一人の兵士の猛攻の前にコマンドシップは爆沈した……。そして、コマンドシップより銀の巨人がストーム1の前に降り立つ。生物を超越した"神"、プライマーを統べる"かの者"。科学では理解し得ぬ超常の力を以て、"神"は"英雄"と対峙する……そして、"神"が討たれた。"かの者"を失ったプライマーは武器を捨て、その骸を抱え地球を去っていった。それは確かに、地球の勝利であった……。人口は1割までに割り込み、そして社会はほぼ失われた。辛勝と呼ぶにも重すぎる犠牲。それでもなお、地球は復興への道を歩みつつあった……。
【続】
【Introduction[N]:A.D.5012】
西暦5012年、"エイリアン"と呼ばれる地球外生命体と、その尖兵たる"機械生命体"の襲来により、地球は放棄された。月面において"月面人類会議"が発足し、武装した"アンドロイド"が地上に派遣されこれに対処した。……それから5000年を超える途方もない年月に渡り、決着の付かない戦いは新兵器"ヨルハ型アンドロイド"と、それによって編成された"ヨルハ部隊"の投入により大きな転機を迎える事となる。ヨルハ部隊所属の2名のアンドロイド"ヨルハ二号B型"、略称"2B"、"ヨルハ九号S型"、略称"9S"の活躍は目覚ましく、遂には長らく行方の知れなかったエイリアンを発見する……僕たる筈の機械生命体によって、反逆の末100年前に死した姿となって。その真実を語った人型機械生命体の特殊個体"アダム"と"イブ"もまた2Bと9Sによって戦いの中で討たれ、両者の有していた機械生命体のネットワークが失われた事によって機械生命体は弱体化……決着を付けんとして、ヨルハ部隊による総攻撃が始まる。……だが、それが最期であった。ヨルハ部隊はそのネットワークに敵倫理ウイルスの侵入を許し、大部分のアンドロイドが暴走、衛星軌道上の本拠地"バンカー"も失われ壊滅してしまう。そして、混乱の中2Bもウイルス感染の末命を落としてしまう……かつてヨルハ部隊への不信から脱走したアンドロイド"ヨルハA号二型"、略称"A2"に自らの介錯を託して。ヨルハ部隊無き後も、相棒2Bを失った9Sは戦い続けた。A2への復讐を胸に秘めて……。"塔"と呼ばれる巨大設備を用い、月面の人類サーバーへの攻撃を目論む機械生命体の基幹システムとの戦い。その中で9Sは、ヨルハ部隊の設立を含めた"ヨルハ計画"そのものが、最初から部隊の全滅が決められたものであった事を知る。戦う意味さえ失い、復讐だけが残った9Sと対峙するA2……戦いの果て、倫理ウイルスに感染した9Sを救うべくA2は己が身を犠牲とする。機械生命体の基幹システムも破壊され、A2はかつての仲間たちの元へ召されることを喜びながら、塔の崩壊の中に消えた……。全てが終わった時、ヨルハ計画に基づき全てのデータが失われようとしていた……そして、抗った者がいた。ヨルハ型アンドロイドの随行支援ユニットに過ぎなかった筈の"ポッド042"と"ポッド153"の決死の抵抗によって、ヨルハ計画の最終段階は破綻。残されたデータを元に、2B、9S、A2の3名は復元される。……自らの未来を、獲得するために。
【続】
【あとがき】
ぶっちゃけここまでの二本はゲーム本編のプレイを推奨。やってれば見なくていい内容。NieR:Automata側は当方に外伝や舞台などの情報が無いので、その辺りのネタは出ない予定。本編内と美術資料集の情報に限定。