きっと、会えるって

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1:結弦:2019/05/04(土) 22:57 ID:gXE

これはキングオブプリズムのゲームとアニメにはまった私なりに書くものです。期待しないでくださいね、私のものは駄作に近いと思います。取り敢えず始めていきます。読んでみてください。

香賀美タイガ
青森県南津軽の出身
主人公の幼馴染み
仁科カヅキに憧れている。
プリズムショーが大好き。
祭と木登りが好き。

小波ほのか(さざなみほのか)
タイガの幼馴染み
青森県南津軽の出身。
プリズムショーが大好き。

〜10年前〜
貴方 タイガくん

タイガ ほのか、お別れなのか?

貴方 ううん、ちょっと離れるだけだよ、またどこかで一緒にショーをやろうな?

タイガ うん、約束さ

指切りを交わして私の家族は東京に引っ越した。

タイガ ほのかー、絶対にまた会おうなー!

大声で走りながら私に手を振るタイガくん。

私も大きく手を振り青森県を出た。

それから東京に暮らし始めてプリズムショーを続けることは出来ないほど忙しかったので彼との約束は果たせなかった。

そんなときに奇跡が起きたのだ。

それは静かな場所で本を読もうとしてると先客があろうことかプリズムショーをやっていたのだ。

物陰の隙間から覗いていると彼がこっちに近づいてきた。

貴方「プリズムショー、やっぱりすごい!」

?「俺は仁科カヅキ!よろしく、プリズムショー、やろうぜ」

それがプリズムショーを再開するきっかけとなったのだ。

2:結弦:2019/05/05(日) 11:32 ID:gXE

続き

プリズムショーは私とタイガくんを会わせてくれたすごく素敵なもので、彼は見てるだけだったけどとても気に入ってくれたいた。

でも、私はプリズムショーのことを彼にはあまり話していなかったから多分彼はすぐに忘れてしまっているだろう。

カヅキ「一緒にやろうぜ?」

貴方「う、うん」

ーーーーーーーーー
久しぶりに滑るとやっぱり感覚は鈍るものでどうしてもふらついてしまう。

貴方「うわわわわ」

カヅキ「よっと、その調子だ」

カヅキさんに手を繋いでもらいながら滑った。

彼はやっぱり慣れていてすごく安心して滑ることができた。

そして、休憩に入ったときに自分のことを話した。

カヅキ「へぇ、お前青森から来たのか」

結構遠いなーと彼は遠くを見つめている。

貴方「お父さんがこっちの方に会社の本社があってそっちの方にてんきんすることになったから」

カヅキ「それで、家族全員で引っ越してきたのか」

貴方「幼馴染みとも離れちゃったし、友達ができるか不安なんだ」

カヅキ「何言ってるんだよ、俺が友達みたいなものだろう?」

貴方「ほ、ホントに?友達に?」

カヅキ「おう、当たり前だろ!」

ウィンクを飛ばされて少し彼に対してドキッとしてしまった。

3:結弦:2019/05/05(日) 11:48 ID:gXE

続き

それから月日は流れて3ヵ月経ち私は一人でプリズムジャンプの特訓をしていた。

貴方「情熱全開!ハートビートバーニング!」

周りは炎の景色に熱いものを兼ね備えている。

これが今飛べる最大かもしれない。

カヅキさんに教えてもらったやり方で飛ぶことができた。

貴方「もう一回、鳳凰バーニングハートビートファイヤー!」

鳳凰が炎を纏って飛んでいくのが見える。

とても難しいジャンプを飛んでしまったのが後悔となった。

着地するためにしたに降りたとき、しっかりと降りれず後ろに倒れ始めてしまった。

地面に頭を強く打ちつけてしまった。

視界が狭まり暗くなっていく。

カヅキ「あい、大丈夫か!?」

カヅキさんに抱き上げられたのを最後に意識を手放した。

4:結弦:2019/05/05(日) 12:27 ID:1rM

続き

それから月日は3年経ちタイガもこっちに来ていた。

タイガ「なんだこの人の量は……祭でもあるのか?」

最初の俺の驚いたことは東京の人の多さだった。

そういえば、ほのかと3年前に別れたけど元気にしてっかな?

会いに行けばわかるかな?

3年間も離れてたけど覚えててくれてるかな?

自分がこれからすむ家に着いたけどおれはすっかりふてくされていた、東京は好きじゃない。

人が多くて東京は凄いことなんてなんもねぇし。

なんでみんな東京はすごいなんていうんだろう。

それが全然理解できねぇよ。

母親に言われて近くを歩いていると歓声が聞こえて覗いてみた。

カヅキ「バーニングスプラッーシュ!」

タイガ「何だ?祭?」

カヅキ「よっ、一緒にプリズムショーやろうぜ」

タイガ「プリズム、ショー?」

カヅキ「来いよ!」

その時、始めてほのかと出会ったときのことを思い出した。

それからプリズムの世界に俺は引き込まれた。

そして、プリズムショーを知ってるならほのかとも会ってるかもと思い聞いてみた。

最初はプリズムショーのことばかり話して貰っていたが聞いてみたくなり聞いてみた。

タイガ「あの、カヅキさん!ほのかっていう子と会ってませんか?」

カヅキ「ほのか、あぁー会ったことあるしプリズムショー一緒にやったよ、幼馴染みってお前のことか……会いに行くか?」

俺は大きく頷いて彼についていった。

5:結弦:2019/05/05(日) 13:54 ID:gXE

何で、俺じゃなかったんだろう。

何でこいつに不幸が降りかかったんだろう。

カヅキ「あれから3年間も眠り続けてるんだ、プリズムジャンプを飛んで着地に失敗したんだ」

カヅキさんはその時すぐに駆け寄ってくれたらしい。

タイガ「俺が助けないと」

そのまま、時間だけが過ぎていったある日のこと。

タイガ「青森に帰る?」

台風が近づいてきたためじいちゃんの手伝いにいかなくてはならなくなった。

ほのかも眠ってるままで、カヅキさんに言われて出ることにした発表会も出られなくなってしまった。

その後悔を抱いて俺は青森に帰った。

それから少し前、姉ちゃんがエーデルローズに願書を出したことからプリズムショーを続けることができた。

でも、俺は何かを忘れてる気がする。

一体なんのことを忘れたのか思い出せてない。

そんなときに来客が来た。ーーーーーーー

?「すみません、香賀美タイガくんってここにいますよね?」

出迎えてくれたのはグレーの髪の毛が似合う青年だった。

それはなんと成長して大人になった、かけがえのない存在。

カヅキ「もしかして、ほのかなのか?覚えてるか、俺は仁科カヅキだ、昔一緒にショーをやった」

貴方「カヅキさん!?本当に、大人になったな」

カヅキ「当たり前だろ、お前も少し成長したな」

貴方「私、何かを忘れてる気がするんです」

カヅキ「ちょっと、待ってろ……タイガ、お前に客だ」

不良っぽい男の子がこっちを向いた。

黒い髪の毛に緑の瞳。

貴方「やっと、会えたんだ」

タイガ「えっと、誰だ?」

標準語のイントネーションに慣れてる。

私と違って東京に慣れてしまっているのかな。

貴方「小波ほのかだよ、10年ぶりだけど……覚えてるかな?」

タイガ「嘘だろ、だって、あの時と全く違うじゃんか、髪の毛だって色違うし、何で今になって」

貴方「髪の毛は気分で、私あれから東京に来てたけど青森に帰ったってカヅキさんに聞いてずっと後悔してたんで、タイガくんのこと忘れておこうと思ってた、けれど、カヅキさんにこの前たまたま会ってタイガくんのこと聞いたから、会いに来たんよ」

恥ずかしい話しで、寂しくなってしまうから来たっていう感じだけど、彼は顔を赤くしている。

貴方「あっ、ヤバい、飛行機の時間だ」

タイガ「思い出した、ほのか!お帰りなさい」

貴方「また、すぐにいってきますだけどね」

タイガ「何でだよ?」

貴方「実は、私ね海外からスカウトされて海外に行くことになってまた当分お別れなんだ。だから、行く前に会っておこうと思っててでもね、海外に行っても大丈夫だよ、またどこかできっと、会えるって」

タイガくんと、久しぶりに歩く道は輝いて見えた。

お別れの時に彼は言った。

タイガ「俺もプリズムショーを始めたから、いつか一緒に滑ろうぜ!約束だぞ!」

貴方「うん、約束さまたきっと、会えるって信じてるね」

そう言ってお互いの歩むべき道を信じて進む。

最近はその事をよく思い出して泣き出したくなる気持ちを押さえて前を向いて歩いている。

彼との約束を果たすために。

そして、また、きっと、会えるって信じていくために

完結

捕捉
3つめの最後のカヅキさんのセリフ
「あい、大丈夫か!?」になってますが本当は「おい、大丈夫か!?」の間違いです。

あと、分割ですみません。

載せかた間違えてすみませんでした。


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