このスレは、二次創作の小説を書きます。
ストーリーはフランの姉と異なった翼を持つ理由と、幽閉、そして解放の理由を考察しつつ小説を書きます。他の方もご参加オーケーです！
セリフの前は名前を入れて書いてください。
例 フラン「私は…バケモノ」
こんな感じです。
もしこのスレが上限までいったら2 3と出していこうかと思います。このスレが繁盛することを願って書きます。
私はフランドール•スカーレット。レミリアお姉様の妹。通称【アクマノイモウト】
私は生まれてから少ししかお姉様の顔を見ていない。いや、見れない。
私が今いるのは紅魔館の地下の奥深くの部屋。私はお姉様によって幽閉されている。たまに外からの人間が私と会ってくれる。その人が私の本当のお姉さんみたいな存在だった。彼女の名は「霧雨 魔理沙」。魔理沙は他の人とは違って私を怖かったりしない。むしろ仲良くしてくれた。外の世界はどんななのか教えてくれたり、最近あった魔理沙の愚痴とか。お姉様は魔理沙とは違う。お姉様は私が生まれた時は遊んでくれてたのに、ある日を境に顔も合わさなくなって口も聞かなくなった。今まで遊んでくれてた咲夜、美鈴、パチュリー、小悪魔も私を避けるようになった。何も言わずに私をこの部屋に連れてきて、お姉様は私に吐き捨てるように言った。
レミリア「いい？まだ分からなくてもこれだけは覚えておいて。あなたがあなたである限りここから出ることは出来ないわよ。」そしてお姉様は出て行った。私はまだ、その意味が分からなかった。私が私である限り？なんのことだろうってずっと考えてた。ご飯は咲夜が出してくれたけど、寂しかった。お姉様と食べたい。一人で食べるご飯は全然美味しくなかった。それでも咲夜には「とっても美味しいよ！ありがとう！」って作り笑顔を浮かべていた。
私はある日、お姉様と面会したいと咲夜に頼んだ。頭を下げて頼んだ！私は本当にお姉様に会いたかった。そして、伝えたいことがあった。 お姉様の靴音が聞こえてくる。私は鉄格子からお姉様を見た。そして、伝えた。
フラン「お姉様！お願い、私をここから出して。とっても寂しいの！お姉様と一緒にご飯食べたい！一緒に遊びたい！ここから出して。」
私は気がつかないうちに口早く言っていた。
すると、お姉様が
レミリア「そんなの、無理に決まってるじゃない。前にも言ったけどあなたがあなたである限り、ここから出ることは出来ないわ。」
冷たく、突き放すように言った。私は怒りが湧いてきた。そして強く言った。
フラン「なんで⁉私はただ外に出たいだけなんだよ？どうしてそこまで私をみんなに避けさせてこんなところに私を閉じ込めたの⁉ちゃんと理由を言って！」
お姉様は私の勢いに驚いていた。そして落ち着くと私に近づいて涙ながらに話してくれた。
事は私が生まれて3年経った頃だったと言う。まだ喋れない年齢だ。ベビーカーに乗って私はお父様、お母様、お姉様と外で散歩をしていた。その時はみんなが駆け寄ってきてくれて、可愛がってくれた。でもそんな幸せは一瞬で消えた。その人をぺち、と叩いただけだったのにその人は腕の骨を折った。私はまだその状況が分からなくてニヤニヤしていた。お姉様がその人に駆け寄る。
小レミリア「おねえさん、だいじょぶ？痛そう。びょおいんびょおいん！」そう言って私を睨みながらお姉様は必死にそのお姉さんを病院に連れて行った。
そして、その夜私はお姉様に叱られた。自業自得なんだけど、私はまだ理解できなかった。私が7歳になると私は一人で出かけるようになった。人里へ降りて、人間の子たちと仲良くなった。親には妖怪に近づくなと言われていたらしいが秘密の場所を決めて遊びにくることを繰り返していた。
ある日人間の親にバレた。その子たちは体罰された。私は怒りが湧いて人間の親を殺した。すると人間の子たちが怯えて私から逃げていった。謝ろうと思ったが、出てきてくれない。紅魔館に帰るとお父様とお母様が仁王立ちして私を待っていた。
父「一人でどこへ行っていた！一人で行くなと言ってるだろ！」
母「ほんと、お父様の言う通りだわ！フランドール、反省しなさい！」
私は反抗して言い返した！
フラン「別にいいじゃん！てゆーかなんで一人でお外にでちゃいけないの！私だって遊びたいんだもん！」
母「ならお姉様とパチュリーお姉さんと遊べばいいじゃない！どうしてこう反抗的なの⁉」
グタグタと説教する親に腹を立てまた殺した。それからと言うもの、親という存在が嫌になった。大人なんて子供の自由を奪う。それであの子たちとも遊べなくなった。私は紅魔館を飛び出し、大人という大人を全て殺していった。一人残らず親を幻想郷から消していった。これが今も幻想郷に親がいない理由。私は3歳のときお姉さんの腕を折ったのは、私の力が誰よりも強大なもので制御出来なかったからだという。その時から私に恐ろしい能力が手に入ってしまった。それが「ありとあらゆる物を破壊する程度の能力」。
レミリア「だから、あなたはこの力を完全に制御出来るまではここからは出れない。」
私は私にそんな過去があったのか、と強く思い知らされた。人は誰しも子供の頃のことはあまり覚えていない。うろ覚えということだ。私も「うろ覚え」のせいでこんなことになっている。あの時ちゃんと冷静になっていれば、幽閉されずに今もお父様とお母様とお姉様と一緒にいれた。そう思うととても悲しかった。泣いた。自分が憎い、自分が許せない！何日も自分を責めた。何度も自殺をしようとした。だけど出来ない、怖い。そして自分に誓った。この罪を必ず償うと。
これが全ての始まり。
すなわち【Q,E,D,】。
私は独自でその日から力を制御する訓練をした。ぬいぐるみを咲夜にたくさん買ってもらい、それを傷つけず持てたら成功。だけど私は全然持てない。触れもできない。すぐに壊れる。私は朝から晩まで訓練をした。今もうぬいぐるみは何万に達する。私は持てるようにはなったがすぐに壊れる。これではダメだ、もっと力を落とさなきゃ。緊張で力が入る。こんなんじゃダメだ！お姉様に出してもらえない。絶対成功させる。幾度となく続けた。
そして495歳になるとき、ついに成功した！ぬいぐるみを持てた！撫でられた！抱きしめられた！嬉しかった。私はお姉様と面会してぬいぐるみを持てるようになったのを見せた。するとお姉様が言った。
レミリア「フラン、よく頑張ったわね！外を思い切り楽しんで！ただしまた誰かを傷つけるのはダメよ！」
ついに解放された！嬉しくて涙が止まらなかった。お姉様に抱きついて言った。
フラン「ありがとうお姉様！」
その時は紅い満月だった。私は外の美しさを知った。きれいだ。一晩中幻想郷を飛び回った。
夜が明け、私は眠りについた。
来る日も来る日も外に出て遊んだ！
ある朝、私は夢を見た。
フラン「ここ、どこなの？よく見えない。」
フラン1「ココハオマエノココロノナカ。」
もう一人の私が目の前に姿を現した。
フラン2「オマエハイマノジンセイガタノシイカ？セッカクオマエニニアウノウリョクガアルノニナゼツカワナイ？」
私の周りには私が3人もいる。
フラン「私はただ家族と過ごしたい、それだけ！」
フラン3「オマエノアネモイツカハオトナニナル。オマエハオトナヲコロスンダロ？ノウリョクヲトザサズニムシロキョウカシロ！」
フラン1「マア、ジフンノコトハジブンデキメナキャナ。オマエノQEDヲマッテイル。ツカイタケレバワタシタチハオマエニチカラヲカス。アトハジブンデキメロ。」
そう言って3人は消えて目が覚めた。私は汗でグッショリだった。何だったんだろう。能力は使わない方がいいよね、うん。また会ったら答えよう。
私はパチュリーに会いに行った。
フラン「パチュリー、私外に出れたのはいいんだけどまた力が暴走しないか怖いの。ねえなんとかならない？」
パチュリー「それを抑えるために幽閉していたんじゃないの？それにいくら大魔法使いの私でも、力はあなたより下。まあ、私はずっと本読んでてあなた達にあまり付き合えなかったし、いいわよ。ただしかなりの苦痛になるわ。」
パチュリーは立ち上がって大図書館の奥へ進んで行った。
パチュリー「ついて来なさい。儀式を始めるわ、魔法陣の真ん中に横になって。」
一体何を始めるの？パチュリーは魔道書を探している。なんだか強そうな魔法…。あ、小悪魔も来た。2人で何するの？
パチュリー「いい？絶対動かないで！小悪魔、始めるわよ！はっ！拘束魔法！」
小悪魔「はいっ！では、まず心を落ち着かせてください！(呪文)ハアッ！」
突然体に激痛が走った！これで私の力が抑えられるの？体が動かない、痛い！でも耐えなきゃ！みんなが味わったのはこれ以上なんだ！儀式は一時間程続いた。儀式は終わった。
パチュリー「これでひとまず安心よ。まだ完全に抑えたわけじゃないから、あとはあなた次第。一度でも暴走すれば抑えにくくなるから気をつけて！」
フラン「ありがと、パチュリー。私も気をつけるね。じゃあ、バイバイ！」
そう言って大図書館を出た。
そう言って出たのはいいが、やっぱり不安だ。まあ、弱いところ見せてはダメな気がする。気分切り替えて散歩でもしよう。
暗い森に来た。確かここら辺に魔理沙の家が…。
魔理沙「おっ、フラン！解放されたのか！よかったぜー！今からお前んとこ行って元気付けてもらおうと思ってたとこだ。」
フラン「ありがと、魔理沙！私、魔理沙のお陰で辛くても頑張れたんだよ！魔理沙大好き！」
魔理沙「な、なんだよ///まあ悪い気はしねえが。私もお前が大好きだぜ！」
ゴロゴロ…カミナリの音がなった。
フラン「あ！傘忘れた…どうしよ？」
魔理沙「まあ、雨に少し濡れても平気だ…」
フラン「ダメ！魔理沙知らないの？吸血鬼は流水でダメージを受けてしまうの！」
魔理沙「なら私のこのカッコいい帽子貸してやるよ。お前は幸い小さいし、面積広い方が濡れないしな。」
フラン「ありがと、優しいね、魔理沙は。」
魔理沙「せっかく会ったばっかで死なれたら私だって悲しいからな！さ、お前はまだ幻想郷のことについては初心者だ！私が案内してやる！ついてこい( ＾∀＾)」
そう言って魔理沙と幻想郷を歩き回った。夜になった。
魔理沙「今日はラージレッドムーンだ！ほらフラン見てみろ。キレイだろ？666年に一回しか来ない伝説の月だ。私にとっちゃこれが最初で最後だ。」
魔理沙は寂しそうに言った。
フラン「そっか、魔理沙は魔法使いといっても元は人間だもんね。すごいなぁ、魔理沙は。」
魔理沙「な、なんだよ〜いきなり！」
フラン「だって、私はずっと幽閉されててこんなキレイなもの見れなかったんだよ？何百年もの間。なのに魔理沙は短い命でも楽しそう！私、魔理沙と居れた時が一番楽しかったよ。これからもよろしく！」
魔理沙「くせーw」
フラン「もー！いいとこなのにー！」
こうやって魔理沙と笑いながら、いつまでもいれたらいいな。そう思って私は眠りについた。
夢
フラン「さあ、答えをQEDを言いに来たよ！出てきて！」
フラン2「ヤットコタエヲダセタノカイ？マチクタビレタヨ」
フラン1「サアオマエノQEDヲキカセロ」
心の中の私たちはニヤニヤしてこっちを見つめている。よほど楽しみにしていたの？
じゃあ言うとしますか。
フラン「私は能力なんて使わない。魔理沙とこれからも過ごすため、前みたいなことを起こさないため！絶対能力は使わないわ！これが私のQEDよ！」
心の中の私たちは驚いた顔をして私を睨んでいる。怖い、子供達もこんな感じだったの？
フラン2「オマエハモノワカリガイイトオモッテイタガ、チガッタソウダナ。」
フラン「え？もしかして、私が能力使うとでも思っていたの⁉」
フラン1「アタリマエダ。ソレトモナニカ？ワタシタチガスナオニオマエニシタガウトデモ？」
心の中の私たちは鋭い目で睨んできた。私は自分の相手は自分だと知った。いつか心の中の私たちに負けて能力を発揮してしまうかもしれない。そしたらせっかく仲良くしてくれた魔理沙の命を奪いかねない。絶対そんなことはしたくない。
フラン3「イイカ？ワタシタチハ、ハカイショウドウノタメニイキテイルヨウナモノダ。ダカラオマエガワタシタチヲケソウトイウノナラバケスガイイ。シカシ、ココノワタシタチヲコロスノナラオマエジシンヲジブンデコロスノトオナジコトダ。」
フラン1 2 3「メガサメタラトナリノマリサニコロシテモラウトイイ。」
心の中の私たちは私に薄気味悪い笑顔を浮かべて続ける。
フラン1 2 3「コレガサイゴノケイコク。ジブンデシッカリQEDヲミチビキダセ！」
そう言って彼女たちは消えていった。
魔理沙「ふぁー、よく寝たぜ。気持ちのいい朝だな！フラン。」
フラン「……⁉ あ、ああそうだね魔理沙！さあ今日も幻想郷のこと教えてよ！」
魔理沙は私の様子に気づいたらしい。
魔理沙「フラン？何かあったのか？なんで泣いてんだ？」
いつのまにか涙を流していたらしい。私はこれだけ彼女たちに追い詰められてるの？
これはマズイ⁉魔理沙…ゴメンね！
だだだだだだだだだだだ！
私は魔理沙から逃げるように走った。
魔理沙「お、おいフラン⁉フラーーーーン！」
お姉様の所行ってまた幽閉してもらわないと、魔理沙の命が危ない！お姉様達も危ない。どうすれば⁉
一方魔理沙は、フランのかけていった方に声をかける。
魔理沙「フラーーーーーーーーーーン！なぜ私から逃げる⁉力になるから話せよーーーーーーー。」
フランは魔理沙の大声は聞こえていたが、返事はせずに走り続けた。
紅魔館ー
フラン「お姉様！ハアハアハア」
レミリア「ど、どうしたのよフラン⁉なんで泣いてるの、フラン。訳を話して。」
お姉様は駆け寄ってきてくれた。私はもう我慢出来なくなった。お姉様に抱きついた。
フラン「お姉様！私を、私をもう一度幽閉して！一生外に出さないで！そしてもう関わってこないで、お願い！」
レミリア「な、何を言いだすのよ！あんなに外に出たがってたじゃない、誰かに何かを言われたの？正直に話して！」
私は涙をボロボロ流して話した。
フラン「寝ると、夢をみてその夢に私が3人いて私の能力を封印せず大いに使えっていうの。嫌だっていうと睨んでね、ならば自分を殺せって…。」
お姉様は優しく言ってくれた。
レミリア「そう、辛かったわね。パチェに会いに行きましょう。私もフランの夢に入って夢のフラン達をやっつける！だからもう心配する必要はないわ！さ、行きましょう！」
すると、勢いよく扉が開いて誰かが飛び出してきた！
⁇「フラン、私を出し抜こうたぁ早いぜ！
レミリア、私にも協力をさせてくれ！」
その声は魔理沙だった。私を追いかけてきたの⁉なんで？
レミリア「もちろんよ、ていうかあなたの魔法が早いんじゃなくて？」
魔理沙は頭をかきながら恥ずかしそうに言った。
魔理沙「いやぁ、私はまだパチュリーほどじゃないんで無理だぜ！」
フラン「なんでついてくるの！私は魔理沙を守るために逃げたのになんでわざわざきたの！」
魔理沙「なんで？あたりめえだ。親友1人守れなくて何が親友だ？フラン、いいか。人ってのは辛いから頼るもんなんだぜ？お前、お姉様以外、頼れないか？頼れないなら頼れるようにしろ、自分一人で済まそうとするな！じゃないとスレ主が「なんでフラン泣かしてんだ！」って怒るんだぜ⚡
だから力にならさせろよ！」
フラン「いいとこなのにメターい！」
レミリア「ともかく行きましょ！」
そうして3人は大図書館に向かっていった。
【ここのスレかー、台本書きですけど設定は結構面白そうなので期待(●´ω｀●)】
10：悪魔の兄：2019/08/04(日) 22:00 ID:k36 大図書館ー
パチュリー「あら、レミィにフランに魔理沙、3人揃って何しにきたの？」
私たちは走ってここへきたので息切れしていた。
ー少女休憩中ー
レミリア「パチェ、たしか他夢転生みたいな魔法あったわよね？それを私たちにかけて！」
パチュリーは焦っていた。状況が読み込めない。
パチュリー「まって、一体なぜ？訳を話してくれないと何が何だか分からないわ？」
フラン「実はかくかくしかじ河城にとりで…。」
パチュリー「なるほど？つまりかくかくしかじ風見幽香ってことなのね。」
魔理沙「だから違うって、かくかくしかじ鍵山雛ってことだぜ？」
レミリア「何度言ったら分かるの？かくかくしかじ幽谷響子ってことよ！」
スレ主「うるせーーー！編集でお前らの存在消すぞお？」
一同「ヒッ！それだけは主様お願いします、やめてくださいもうしませんから！」
スレ主「よろしい。」
パチュリー「そういうことね。分かったわ、始めましょう！」
なんだかんだあり、夢の中へ。
9：新見川すみれ◆Ac：2019/08/04(日) 21:44 ID:B5M
ありがとうございます！お笑いも少し入れてます。頑張ります！
