最近絵のスレ多いな…そうだ、結構前の安価ブームの時のっかれなかったから今やろう!
そう思った>>1はスレを立てる。
匿名民がきめる物語やで!!敵当に安価してくから、気軽にレスしてほしい。
とりあえず、ジャンル>>5
鈴木の設定決めようぜ安価で
16:匿名:2016/01/03(日) 02:19 ブラコンなやつのハートを射抜くようなやつなんだよな
どんな人柄なんだ
もう弟でいんじゃね
生意気中学生とかどうよ
じゃ主人公は大学生くらいとか?
少し離れた姉的な
>>17マジか
もう、ちょっとだけ書いちゃったけど全部消す
スレ主的権限でもう>>17でいいよね!!決定!!
>>18
オッケー、それでオッケー
スレ主的権限でもう>>18でオッケー!!
生意気美少年的な?
オラワクワクすっぞ
ホラーって、どんな感じなんだろうか。
>>24できめよう。
幽霊?
人間的な怖さ?
これでホラーと恋愛とギャグか…
スレ主頑張れ
両方で
25:匿名:2016/01/03(日) 02:26両親の離婚がきっかけの昼ドラ系
26:匿名:2016/01/03(日) 02:26安価とれんかったああ
27:匿名:2016/01/03(日) 02:27 >>23
おそめのカキコになるけどね…ありがとう!
>>24
欲張りな君嫌いじゃないよ
分かった、努力します
>>25
それ面白そうやんな…(°Д°)ゴクリ
>>25,28
どうしろっていうんだ!!!!
もういい、書いていきます。
両親の離婚も頭の中に入れていく!!
>>9
主にお任せします
完成全裸待機組の俺氏は眠りにつきます
やったー!
スレ主好きよ抱いて!
よっ!
スレ主!漢前!
ごめんテンションおかしかった
36:匿名:2016/01/03(日) 02:35要素詰め詰めだな
37:匿名:2016/01/03(日) 02:40スレ主頑張れ
38:匿名:2016/01/03(日) 02:43 目覚ましの騒々しい音に目覚めると、窓から入ってきた光が私の顔を照らした。
重たい瞼をこすりながら、私は隣で眠る弟を見る。
この目覚ましの音でも起きないなんて、凄く深い眠りだ。すやすやと寝息を立てる弟は、幸せそうに眠っていた。
あまりにも子供らしいその寝顔は、いつまでたっても変わらずだった。
「起きろ、遅刻するよ!!」
大声で叫ぶと、弟は目をこすりながら体を起こす。
目ざましで起きなかったからと、身構えていた私が馬鹿のようにすんなりと起き上がる。
「もうそんな時間?」
「ごめん、うそ。そろそろ支度しちゃいな、送って行ってあげる」
「……ん」
のっそりと立ち上がって顔を洗いに行く弟を見て、背が随分伸びたなと感心を浮かべた。
そんな身長と反比例するかのように、あまり肉付きが良くないのは、家庭環境故だろう。
>>38
仕事が早いな
寝れないじゃないか
>>38
この文章量で設定が読み込めるところが凄いな。
才能を感じる
弟が小学三年生の頃、両親が離婚した。
暴力的な父親。そして、男好きの母。
弟は私の本当の弟ではなく、父以外の男と、私の母の間に生まれた子だった。
もう、離婚の原因は弟にあるといっても過言ではなかった。
でも、その事を憎んだ事はない。
私の本当の家族は、弟だけだった。酒に酔い、暴力を振るう父なんて嫌いだった。
いつも家に男を連れ込む、母が大嫌いだった。
いつも私の心を支えてくれたのは、弟だけ。だから私は、弟を引き取ると言った母についてきたのだ。
私の父ではない、義理の父親。その男は、金持だった。
私や弟だけでなく、母までもを食っていかせられるような経済力を持っていた。
けれど義父は、私の事を拒否したのだ。
「俺の子供じゃない奴と一緒に暮らしたくない」
そう言った彼の言葉を、私はまだ覚えている。
当時17歳の私は、その言葉にしょうがない事だと何故か納得してしまった。
厄介払いでもされたかのように借りられた、アパート。
バイトをしていた私の口座に、母が毎月10万円だけお金を振り込んでくれるとのことだった。
>>41
ほう
面白い
44:匿名:2016/01/03(日) 02:58 [ごめんなさい、離婚した時ブラコンな姉貴の年齢は15歳です]
どう頑張っても、私が自力で稼ぐことができるのは7万ほど。
17万さえあれば、私と弟が食っていける。
母から振り込まれる、その10万で、私と弟は生きていた。生きさせてもらっていた。
大嫌いな母に食わせてもらっている。その事がくやしくて、私は何度泣いただろう。
けれどそのたび私を支えるのは、私よりも小さい弟なのだ。
「……もう、6年も経つのか」
何故か思いにふけってしまったのは、弟の成長を感じたからだろう。
そして、弟に対する罪悪感を、感じたからだろう。
「おい、何ボーっとしてんの」
そう声をかけられて、私はハッとした。
寝起きの頃に見せた、素直な弟の姿はなく、いつも通り生意気な弟だ。
「ごめん!!ご飯まだ作ってなかったね、今から」
「いいよ、お腹減ってない。ねーちゃんだけあとで作って食べて」
「え、あっ、もう行くの!?」
「うん、ボーっとしてる人に送ってもらうほどやわじゃないから、一人で良い、行ってきます」
私に背中を見せながら、ひらひらと振る手。
冷たく聞こえる言葉の中に潜む、弟の優しさに私は気付いている。
「……ねーちゃんだけあとで食べて、か」
私よりひょろい癖に。そう思いながらも、私はパンをトースターに入れた。
大学へ通っている私の学費を払っているのは、義父だった。
娯楽がなかった私は勉強ばかりで、そこそこの成績をとって、そこそこの大学に入った。
「学費を払ってあげる」
そう言われた時は耳を疑ったけれど、その後に続けられた言葉で私は納得した。
「今までの生活費も、いつか返してね」と。
つまり、彼は私に稼いで欲しいのだろう。いい大学に行かせてやる、だからお前はいつか良い職について、金を俺に寄こせ、と。
最低だな、そう思いながらも、やっぱり納得をしてしまうのだ。
本当の家族でない人に対する感情が。私も、分かってしまうのだ。
真面目に想像以上に面白くて
なんかこう無茶ぶり安価してよかったと思っている
その日、私は大学の授業を希望していなかった。
1日丸ごとの休み。普通の女子大生なら、彼氏とデートでもいくのだろうか。
でも、私は違う。
朝から入れていたバイトのシフトを確認しながら、私は家を出る。
バイトで潰された休日、この日さえも、弟の為だと思えば何でもなかった。
朝9時から、6時間ガソリンスタンド。
それが終わったら、コンビニで6時間。
休憩は、バイト中とその移動時間だけ。
自分の体に強いた苦痛を、私は受け入れる。
「ただいまー」
「おかえり」
夜の9時過ぎ、家に帰ると弟がうつらうつらとしながらテレビを見ていた。
机の上に置いてある料理は、若干焦げていて、弟が作ったことが丸わかりのものばかり。
冷たくなってしまっているその料理を、私は美味しそうと笑いながら食べた。
弟は、「あッためればいいのに」と笑うけれど、私はただ嬉しかった。
私の為に作ってくれた、しおからいその夕食が。
もうほとんど寝ている弟の肩に毛布をかけ、あとで布団に運ぼうと考えたとき、流れていたニュースの音声が、私の耳に入った。
『本日午後8時頃、××県××市四町目で男性の遺体が発見されました。
男性は、市内の会社に勤めており、帰宅途中で襲われたのではないかと捜査が進められています。』
女性アナウンサーの声が妙にクリアだった。
テレビから流れてきたその地名は、私と弟が住んでいる場所と同じ。
けれど四町目は遠く、だからパトカーの音も聞こえないのかと一人納得した。
その殺人事件は、穏やかな町に初めて起きた様な、衝撃的な事件。
これはほんの序章に過ぎなかったのだと知るのは、後の事。
私は、静かに寝息を立てる弟を布団に運んだ。
その表情はやはり、幸せそうだった。
いったん切る。
応援はすっごい嬉しいけど、ストーリー悩んでるから逃げちゃいそう
逃げないよう頑張るわ。
終わり方だけしか考えてないからぐだぐだですまん。
てか、幽霊でてこないからちょっと泣きそう。ギャグもないからちょっと泣きそう。
あの無茶ぶり安価で話が進んでるだと。一から読んでくる
52:匿名:2016/01/03(日) 14:15 凄い面白い。
主ファイト…!
これも期待あげ…
続き気になりすぎる
すっかり存在忘れとったわ
記憶の低下怖いな。まだガキなのに。
再開するわ
ぼんやりとするなか、朝日が窓から差し込んだ。
今が朝である事と、眠っていた事に気付いて唐突に目がはっきりとし、心臓も痛い様な気がする。
「朝!?は、まって」
一人で大声を出し混乱していると、視界の横に弟が確認できた。
もしかしたら起こせずに遅刻してしまったかも知れないと焦りながら時計を見ると、まだ朝の6時だった。
目覚し時計をセットしているのはまだ少し先。私は一人で焦り一人で混乱していたのだ。
「よかった……」
ホッと胸を撫で下ろしたとき、私の頭に考えが浮かぶ。
昨日はボーッとした思考で昔の事を思い出してしまった。
だから、朝ご飯も何も用意できていなかったし、朝送っていく事も出来なかった。
「朝ご飯作って驚かしてやろう」
わざと口に出すも、反応はない。
骨ばった体を少しでも太らせてやろうと、起きた時にビックリさせてやろうと、私は朝食を作った。
やっぱ面白いっすわ
完成させてほしい
「……何作ってんの」
「あ、起きた?」
フライパンを動かしている時、後ろから覗きこむような形で弟が声をかけてきた。
少し、偉そうな顔をしながら私は歯を磨いてくるようにという。
朝ごはんを作ったぐらいで、何かがあるという話でもないけれど。
「今日は、送っていくから」
作った朝食を食べながらに私がそう言うと、弟は少し眉を寄せながら言う。
口にご飯を含んだ状態で言うものだから、わざとらしく怒っているように見えた。
「別に……いいのに」
でもそれは本気で嫌がっているわけでなく、これは弟なりの遠慮なのだろう。
「いーいーのー、危ないんだからね、ここら辺も」
「俺、そんな弱くないし」
「うるさいなヒョロガキ!!ねーちゃんより痩せてるんじゃないのか!?」
弟のおでこを小突くと、痛そうにさすりながら「馬鹿」と言ってくる弟。
寝ている時は可愛くても、起きているとこれでもかというくらいに生意気だ。
「ちょっとまってよ、早いって」
「俺より玄関出るのが遅いとかどういう事だよ。遅刻するんだけど」
玄関を開けた状態で立ち止まり私を待つ弟。
まだ靴を履いている状態の私は、嫌味ったらしく急かされた。
「交差点まででいいから」
弟が行っている中学の付近には交差点があり、その交差点を通り過ぎた所から段々と登校する生徒が増えるそうだ。
送って行ってもらう事が恥ずかしいと、送っていくのはそこまでにしろと。そういってきかなかった。
「恥ずかしい事じゃないでしょ。危ないから送っていくって言ってるのに」
「交差点までで十分だよ」
ぶつくさと文句を垂れる私を、弟はまるで無視。機嫌を直そうという努力すらない。
その事に、私はまた分かりやすいようにむくれて見せる。
その時、ゴミ捨て場の前で近所に住んでいるおばさん二人が話しているのを見かけた。
「おはようございますー」
私がそう声をかけると、少し変な物でも見るかのような目で私たちを見つめた。
その目に気付いた時にはもう二人はにこやかな顔に戻っていて、私に挨拶を返してくれた。
「あらおはよう、朝から元気ねー」
私に行っている事が分かり、顔ガ少し熱くなった。
お前も挨拶しろ、という意味をこめて弟を小突くが、そのまま歩いて行ってしまう。
いつも明るいのに、無愛想だなぁと思いながらも、私は小走りで弟を追いかけた。
――あの子、また痩せたんじゃないかしら
――やっぱりそう思う?
――ええ、ちゃんと食べてるのかしら
――やだぁ、流石に食べさせてくれるでしょう
――でもあの子の家庭って、複雑でしょう?
ほら、前の父親もいつも暴力がひどくて……今の父親とも、うまくいってないって聞くわよ
――可哀想に
ずっと早歩きだった弟が立ち止まったのは、交差点だった。これが、例の交差点なのだろう。
立ち止まった弟に、私はここぞとばかりに注意を述べた。
「ちょっと、なんで挨拶もしなかったの。失礼でしょ」
「……あいつら、いっつも話してる。「可哀想な子だ」って」
そう言った弟は、俯きながら、悔しそうな表情をした。
その弟の横顔。私は、それを見て自分の事のように感じた。
「……可哀想でも、私にはお前がいる。ずっと一緒」
「……ん」
ニッと微笑んだ私に背を向けて歩き続けるのは、弟の照れ隠しなのだろう。
私も、自分の言葉が恥ずかしくなってそのまま立ち止まり、弟との距離をとった。
弟に、「いってらっしゃい!!」と声を出すと、背を向けたまま手を振り、いつしか背中は見えなくなった。
弟の悔しそうな横顔。痩せた、体。
それらを思い出しながら、大きく息を吐いて、私は小さく呟く。
「バイト、頑張らないと」
弟の為。そう何度も唱えながら、職場に向かった、
中断。
近いうちに戻ってくると思います。
面白いっていってくれる人がいて、凄くうれしい。
近々、安価するのでよろしくお願いします。
>>56
ありがとう!!
絶対完結までもってくわ
期待あげ
63:匿名:2016/02/03(水) 21:14スレ主が戻ってきてくれることを祈ってあげ
64:匿名:2016/02/06(土) 18:59 期待あげ
主よ…帰ってこいよ…