ねぇ、君も祈っちゃったんでしょう? 僕に睨まれた時にさ 1

葉っぱ天国 > 独り言・奇声 > スレ一覧
137: てぃあ◆62:2016/06/26(日) 18:27


『 ハロハワユ 』


 「 ハロ 」

 窓を開けて小さくつぶやいた。 誰もいない部屋で1人。

 朝が来た。 土砂降りの朝が。 窓から見える景色は、雨が降り続いてる。
 雨が落ちる音がうっとうしいくらい耳に入ってくる。 こんな時でも小鳥は元気。 ピピピ、と鳴いている。

 いつも雨だとやる気が出ないな…… だけど、今日も仕事がある。 だから、行かなきゃ。 でも行く力が無い。


 私のネジを誰か巻いて_______



 今日も今日とて仕事に行くために、支度をする。
 まずは朝ご飯を食べよう。 簡単な食パンとお茶で済ます。
 ふと目についたテレビを付けると、ニュースがやっていた。 そこには、昔のアニメのことを 大きく話すアナウンサーがいた。
 昔のアニメにそんなのいたっけ?
 食パンをゴクリと飲み込んでから、テレビを見てみる。 懐かしいな…… 内容をよく聞くと、私が昔見てたアニメだ。 そこに映っているのは、昔アニメで大人気だったアニメキャラ。

 「 ___羨ましいな、みんなに愛されて 」

 なにを思ったのか、私は無意識にこんなことを口に出していた。 そして、瞳から溢れ落ちる涙____
 こんな馬鹿なこと言ってないで、支度をしなくちゃ……
 私はそう思い、食パンを全て口に入れる。 ……危ない、喉に詰まりそうになった。
 そのあと、私は涙の跡を隠そうとして、自分の部屋の鏡を見た。

 「 ……まぁいっか 」

 もう口癖になったこの言葉。 鏡を見ると、まだ涙の跡が残っていた。 ボサボサの髪型、光を失った眠そうな目、涙の跡がある頬…… 自分の顔が、とても酷く見えてくる。
 ……まぁいっか、じゃない。 また、”あの人”たちにバカにされる。


 ふと、昨日の言葉が頭を過る。


 「 もう君には全然 期待してないから 」

 そりゃまぁ私だって、自分に期待などしてないけれど……


 あれは一体どういうつもりですか?



 人の気持ちも考えずに、どうして厳しいことばかり言うの?
 貴方たちだって、1回くらいは失敗だってするはずなのに…… 私が自分を諦めたことを知っているのだろうか。

 「 別に、私はなんともないのにっ……!! 」

 喉元ま出かかった言葉。 口を付いて出たのは嘘。
 言いたいことを言えずに、自分に嘘ばっかりな日々を送っていくんだ……

 分かってた。 これからも、この日々はずっと変わらないことを。
 そして、いつかは仕事が首になるんだ…… もう、自分の未来が見えてしまっている。


 私に希望と光なんて、もう無い。 あるのは嘘と絶望だけ。
 ___こうして今日も、私は貴重な言葉を浪費して生きてゆく。


 てぃあ◆62:2016/06/26(日) 18:35 [返信]


 なんか途中で 7 って変な数字入ってるし (;^_^A
 私って誤字ひどいよなぁ……

 ちなみに、二次創作板とここでは、小説の書き方が違います こっちではめんどくさいので、あんな風に ( >>9 と >>137 を見比べば分かりますよね ) 書いています
 ……どうせ、誰も見てないと思いますしね ←


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ