>>22 業くん
こ、これが俗に言うトリップ..っ!?
(相手が己の要望に答えずに視線逸らすなりしゅん、と僅かに肩落とすも、相手が何処かに電話をかける様子を目にすれば、`私もあんな風にスマホ使えたらなぁ´なんて羨まし気に何気無く空仰いで。流れる雲を目で追っていると、今まで夢だと思っていたこの世界がじわじわと現実味を帯びてくるのを、座り込んだ地面の感触や頬を撫でる風によって感じられる様になり、途端に何かを確信した様子でハッと息のめば立ち上がり。冷静さを取り戻そうとドクドクと高鳴る胸を片手で押さえつけ、取り合えずもう片方の手によって相手の病院への連絡手段を相手のスマホ持つ手首を掴む事で阻止すれば、上記いつになく真面目な顔で述べ。)
ちょ、なにす.....あの、えと..何言ってんの?
( 彼女の名前を確認しようと思った途端、突然自分の物ではない手が伸びてき手首を抑えた事に吃驚する彼。思わず握っていたスマホを落としてしまいそうな程の振動に又もや吃驚、やや怒りが篭った様な表情と声色で上記半分述べるが彼女の一言で止み。今度は首を傾げて意味不明の言葉に上記後半口に出すと共にぽかん、とだらし無い顔になるが気付かない侭に彼女の顔見詰め始め。 )
>>31 / こんちゃん