>>157
ま、まあ……。
確かにダーディアでは、こんなに人で賑やかな街は見たことがないよ。
そうなんだ……随分と、頼もしくなったんだね。
(戸惑った同意をすると、人通りを振り返って改めてその人数に関心し、相手の話を見上げて聞いていると、そこから成長したんだなあ、なんて思って
>>158 ティタニア
そうなんですか?でもダーディアには、世界中から優れた技師さんたちが数多く集まってるって本で読んだので、
ここ以上にスッゴく賑やかなんだろうな・・・って思ってたんですけど。
(( 歩を進めながら、ティタニアの言葉に少し意外そうに上記を呟き
ふふっ、ここは今や、私の庭みたいなもんですから(ドヤァ)。昔からここにはしょっちゅう来ていたので。
城下町に住んでる人で私を知らない人はそう居ないし、『王都グランダードの案内人』って呼ばれてるくらいなんですよっ。
だからこうやって、ティタニアみたいな外国から来た人の道案内をするのは、私にとっては日常茶飯事なんです。
(( 大通りに出たところでたくましくなったんだねと言われ、人波の間を機嫌良く歩きながら、少し誇らしげに上記を語り。(大通りは沢山の店で賑わい、店の人々はアイリアに気が付くと、彼女に対し笑顔で手を振り、アイリアがそれを見て振り返して)
>>159 ヴァルド
・・・っ///!!
(( 急に宙に浮くような感覚に襲われ、ぎゅっと胸の前で両手を握り、一瞬身体を強張らせたが、恐る恐る視線を上へと向けると、すぐ近くに兄の横顔があり、アイリアは金色の瞳を見開いて驚いた顔をし。それと同時に、宙に浮いたのではなく、優しく持ち上げられ、(自身が兄にお姫様だっこをされている)のだと気が付き、顔が火照り、シュウシュウと蒸気を上げながらトマトの様に紅くなり
おろ・・・・・・っ。―――・・・・・・。
(( あまりにも唐突に、そのまま無言で歩き出す兄に対し、思わず「降ろして・・・!」と言いそうになったが、最初の二文字でアイリアは口をつぐむと、表面的には分からないが何処か嬉しそうな表情を浮かべ、そのまま兄の腕に身体を預け。何処か安心する、懐かしい感情に捕らわれ、もう暫く、このままでいたいな、と思いながら