>>708
「今、僕が日本にいるのも兄ちゃんのお陰だと思うんだ。自分の世界に閉じこもってた僕に『お前がいると邪魔なんだよどっか行けよ』って……。あの時はちょっと傷ついたけれど、兄ちゃんなりの優しさなんだよねー」
(ハーブティーを飲んで一息つく)
【いえいえ、そんなこといいんですよ!】
どうどう、落ち着いて。ジュースこぼれちゃうよ。
(はい、と手渡して苦笑いを浮かべるも元気になってくれたのを見て安心し)
ふふ、なんだかあったかい優しさを感じるなぁ、それ。
(『このシェアハウスに来たのはお兄さんに勧められて?それとも自分で?』とさらに相手に問い)
>>711