『上』...ねぇ。まさか王族の連中も関わってるとか言う気じゃねーだろうな。
(相手の言葉に、明らかに異様な気配を国家全体に感じられ、呆れた様に上記をぼそりと呟き。相手が渾身の力を込め、此方に向かって剣を降り下ろすも、強烈な、されど正直過ぎる剣の軌跡に、表情1つ変えず体を僅かにずらしてかわす。そこからカウンターをと、相手の鎧と鎧の隙間に、目にも止まらぬ速さと凄まじい腕力で、大剣の刃を滑り込ませて。)
>>204 ファウスト
騎士長「ぐおっ・・・!!」
(自身の渾身の一撃を避け、その上、甲冑の隙間に刃を滑り込ませて自身を斬った相手を見て、呻き声を上げるも、直ぐに両足に力を込め、降り下ろした剣を強靭な腕力で無理矢理軌道を変えて相手を追撃しようと剣を振る。
通常、降り下ろした剣の軌道を力ずくで変えると言った芸当を行うのはほぼ不可能であるにも関わらず、それを力量と技術で可能にする辺り、腐っても騎士長の座に着いているだけは有るように見える・・・)