>>201
騎士長「ガッハッハッハッハッ!!
ますます気に入ったぞ。
今此処で潰すには惜しいぐらいだ。
だが、これも『上』からの命令でな。
覚悟してもらおうか。
・・・・・ふんっ!!」
(並みの兵士では、2mもの長身であり、筋肉の塊のような屈強な姿をした彼を前に怯んだり、怯えたりするのに対して、眼前の相手はそう言う様子が一切見られず、まるで鋭利な刃のように自分を倒すつもりでいる相手を見て、気に入ったと言って誉めるものの、手にした剣を大きく振り上げ、自身の体重を乗せた、強烈な斬撃を相手の脳天めがけて降り下ろす・・・
直撃すれば、兜を被った人間の頭でさえ簡単に叩き割れる程の威力が込められている・・・)
『上』...ねぇ。まさか王族の連中も関わってるとか言う気じゃねーだろうな。
(相手の言葉に、明らかに異様な気配を国家全体に感じられ、呆れた様に上記をぼそりと呟き。相手が渾身の力を込め、此方に向かって剣を降り下ろすも、強烈な、されど正直過ぎる剣の軌跡に、表情1つ変えず体を僅かにずらしてかわす。そこからカウンターをと、相手の鎧と鎧の隙間に、目にも止まらぬ速さと凄まじい腕力で、大剣の刃を滑り込ませて。)
>>204 ファウスト