>>409
……骸龍殿……もう大丈夫だ。礼を言う。
(軽く骸龍を押して再びお面をかぶる 妖力は少し収まった)
「ん?ああ、そうか」
どうやら泣き止んだ様だ、まぁ良かったのでは無かろうか。
彼女は再びお面を被り、妖力を抑える。
「んじゃ、俺はこれで」
そう言い、骸龍は鈴から離れ、背を向き歩いて行く。
向こうの世界では泣いている者がいると自然と頭を撫でてあげるらしい。
そんな事を何処かの本で読んだ事がある。知ってて良かった、どんな世界か知らんが。
またそんな変な事を考えながら歩いて行った。