そうだね、…今年の夏終わり頃の爆発騒ぎ、は知ってる、かな。あと春始めにもあったろ、車の。いやあ、ロンドンもさ、……なんか変わっちまたよ、うん
( 時事ネタぶっこんできました / 褒め言葉に乗せられてふふふしししと微笑んで。高揚感が随分あるんだろうな、やっぱり友達が帰ってきてくれて良かった、って歩いているけれども一瞬目を閉じる。またゆっくりと目を開けると慣れ親しんだカラフルなまちの建物が映り、少し息を吐き。溜息ではないし安堵の息でもなく、冬を感じるために少し微笑みながら吐く白い息でもなく、今年の自分と此処の街並みが混ざったような変なもの。液体にも固体にもなりきれなかったスライムのような。その息から始まってするっと声が出てきて。なんとなく悲しいような悲しくないような仕様がないような情けないような苦笑いをひとつ、僕ってこのまちを守れなかったんでしょうか。そんなのを見せたかと思うとふっとこの地に帰ってきた。眉はきりっと上がって足取りは軽くなって。 )
まあ、僕はこんな感じかな。 そっちは何してたの?
>>31 デヴィン
ああ、。…残念だけど、それはしらないな
( んー、なんだかちょっと重くなったねロンドン。そんな年取ってもないのに胃もたれするよ。そんなこと言いつつ両手を合わせたのはきっとそういうことだと思う。本当にいたのか知らないけど。いなかったのかもしれない。 自分が異国の地で美味しいものを食べてぼよぼよしてる間にロンドンはぼんぼんしてたんだな、とかなんかちょっと違うジョークを考えて自分で笑ってしまう。さっき手を合わせただろう。自分の目にはこの街並みが柔らかくなつかしいけれど、もしかしたら日々進化してるのかもしれない。いや、治安のことだから退化か? 随分当たり前の質問だけど、自分にとってはちょっと幅が広い気もした。んー、と濁らせてから乾いた唇を舐めると、ぽつりと話し出して。 )
少し遠いところに行ったよ。聞いたことないようなところ。そう、小さいワイン農家があってさ。ああ、もちろん美味しかったよ、ちょっと浮かれすぎた気もするけどさ
>>32 レイモンド