ああ、。…残念だけど、それはしらないな
( んー、なんだかちょっと重くなったねロンドン。そんな年取ってもないのに胃もたれするよ。そんなこと言いつつ両手を合わせたのはきっとそういうことだと思う。本当にいたのか知らないけど。いなかったのかもしれない。 自分が異国の地で美味しいものを食べてぼよぼよしてる間にロンドンはぼんぼんしてたんだな、とかなんかちょっと違うジョークを考えて自分で笑ってしまう。さっき手を合わせただろう。自分の目にはこの街並みが柔らかくなつかしいけれど、もしかしたら日々進化してるのかもしれない。いや、治安のことだから退化か? 随分当たり前の質問だけど、自分にとってはちょっと幅が広い気もした。んー、と濁らせてから乾いた唇を舐めると、ぽつりと話し出して。 )
少し遠いところに行ったよ。聞いたことないようなところ。そう、小さいワイン農家があってさ。ああ、もちろん美味しかったよ、ちょっと浮かれすぎた気もするけどさ
>>32 レイモンド

まあ、浮かれたくらいが丁度良いんじゃない
( ほー、なんて相槌を打ちながら、うんうんと顎を上下させて。ぽつりと話されたお話にぽつりと上記を言ったけれど、自分もよく分からなかった。自分が口を閉じた後にできた、ほんの、ほんの少しだけの沈黙と、それに重なったロンドンが重く感じて俯き。でもあと目的地まで少しだから、って前方5,6メートルを自然に見てみる。やってきた曲がり角で足を止めるとスニーカーからさっと音が出て、右腕を上げて左側を指し。そこにはカフェと建物が並んでいて、歩道は規則正しいタイルで覆われていたのだ、 )
ん、此処
>>33 / デヴィン