やあ、みづちゃん。この時間ってことは…ああ、家に帰ってるんんだぃね。急がねぇと暗くなっちゃいるんさねよ。ついでにおじちゃんは猫を飼っていねーよ。これは野良猫だぃね。みづちゃんも触りるんかぃ?
( ぐりぐり、ぽんぽん、。優しくはあるけどその人相に合わせたような手つきで延々と子猫の頭をいじいじしていたぴっちぴっちの39歳なわけです。まだぴっちぴっちで耳は遠くないので聞き覚えの気さくな声に顔を即座にあげて、声の主を振り返ると、やっぱりね、帰宅部女子高生さん、です。小さな勘違いのようななにかが起こっているのをなんとなく察して、にこにことしながらゆったり首を横に振る。もちろん、否定を込めて。笑って細めた目を変えながら、目は合わせるけれどもどこか遠くを見据える表情を露わにして、質問に対した質問と、補足をお話しし始めて。 )
>>24 みづちゃん
猫触らしてもろうてええんですか! ありがとーございます、
( 他所ん子の飼い猫ちゃんって何処か触りにくいんよな、えかった、って零しながらわあっと顔を小さい子のようにほころばせて、音は鳴らさず手を叩き。…どこが18歳なんでしょうか。いそいそとしゃがめば、野良ちゃんかぁ、よう来たなー、ってわさささっとおでこ撫で。結構堪能した筈なのにふはあと一つ溜息、猫ちゃんの背中をさーっさーってさすりながらも何処か山の遠く向こうとか地面の石ころとか見つめながらぽつりぽつりと。 )
そういや本当に最近暗くなるの早いんですよ…もう大分寒ぅなって来とるもんで、夏より遅ぅまで外で走り回れんなぁ退屈じゃし…なんか冬ってあんま好きになれんです
>>25 / 苑丈おじちゃん