>>130
時雨「ハァ……………」
時雨は長くため息をつくと、疾風の如く家の方へ走って行った。
維蛾「せっかくですし私でしか出来ないものにしましょう!
winterらしくSnow flowerを作りましたが……」
色々と考えた結果,自分の能力を使い冬の気候に合った氷の結晶のような花を作り出し,これで良いかとその花を眺めながら考え
家に着いた時雨は、家の中には入らず、近くに聳え立つ背の高い木のてっぺんに両腕だけ翼に変化させ、飛んだ。
てっぺんの枝に座った時雨は、懐から笛の様な物を取りだし、笛を吹く視線になった。そして、とても清んだ音色で笛を吹いた。
綺麗な音色は、森全体に優しく届いた。