>>131
家に着いた時雨は、家の中には入らず、近くに聳え立つ背の高い木のてっぺんに両腕だけ翼に変化させ、飛んだ。
てっぺんの枝に座った時雨は、懐から笛の様な物を取りだし、笛を吹く視線になった。そして、とても清んだ音色で笛を吹いた。
綺麗な音色は、森全体に優しく届いた。
維蛾「おお!Marvelous!!実に素晴らしいTimbreです!
一体何方がPlayしているのでしょう……」
丁度その森で花を作っていた為,全体へと響き渡る美しい笛の音色に気が付けば、ぱあっと顔を明るくし一人で素晴らしいと褒め称えれば誰がやっているのかと思い