や、へたれくん。
( 耳はきっといい方だから、小さな声も聞きつける。つと頬を緩めては、ゆらり、ごく自然に鍵盤から指を下ろして、膝の上に。楽器の音はぴたりとやんで、穏やかな沈黙が部屋を包み。扉の隙間から覗く瞳はもうなんだか見慣れたもので、お姉さんと呼んでくれる声も心地いい。おしゃべりしてくれる彼はすごくいい子だ、ちょっと頼りないけれど。そんな皮肉を込めて小さな声で呼びかければ、片手でひょいひょいと手招き。嬉しさを押し隠そうともせず、少し幼めな笑顔を向けて。 )
>>50 Eddie隊長
へたれじゃないもーん、
( 少し怒ったようにぷくっと頬を膨らませ、下唇をついっと突き出してちろっと舌を出すと、すぐに顔がへらへら笑いに変わって。やっぱりへたれじゃねーか。そこ等辺にぽつぽつと置いてあったまあ、古そうな木の椅子をひとつ引っ張り出してきてそこに腰掛け。少し大きいみたいで、座ると5糎程足が浮いたので、楽しそうにゆらゆらと揺らし。お姉さんの方に身を乗り出して、にかにかと笑いながら聞いた、 )
今日は何の曲?
>>51 / ピアノのLydiaおねーさん
どーしたの? それ持ってやるよ
( 何か物音がうっすらと耳に入ってくる。身震いしながら、廊下をへっぴり腰でそろりそろりと歩き。やばい、目が潤んできた… と、前方に隊員発見! 何やら書類を持っている様子、それを持とうか?なんて人のいい笑みを浮べて近づいたけれど、本心は誰かと一緒になりたかった。目尻に残っている涙は消えないよやばい )
>>61 / John隊員