>>87
建物の中に入り
「ああ、多分大丈夫だと思うぞ。」
と一安心したような表情で言う。
背負っていた鞄の中を漁り包帯と一本のアルコールの入った瓶を地面に置いて
「こういう治療はちゃっちゃとやらないと後から辛くなる。ほら、手を出してみろ。」
と相手の向かいに座り。
>>88
実際に確認して
「お、ラッキー。運良く合ったみたいだ。」
とホッとしたような表情で述べた後、銃弾の入った箱を貰い
「おぉ…良いのか?じゃあ有り難く頂戴するぜ。」
と鞄の中に入れる。
>>89 千秋
「もう既に辛いんだがな。」
苦笑いを浮かべながら相手に腕を出したが
「あ、待った。」
と手際よく包帯を取れば、傷を見て
「まだ、浅いほうか。」
とつぶやき
「ああ、まあ副隊長が斃れてもらっちゃ困るしな……少しでも上が揺らぐと下は大変なことになるし」
箱をカバンの中に収めたのを見れば、蓋をしめてまた近くに自分の盾を置く。大きく背伸びをして遠くを見るが、影が揺らぐ気配も、人がいそうな気配もない。
「副隊長はもう少し休んだらまた探しに行くのか?」