「隠れないでよ潰すの子ー」
(トンっ! とナツの頭上を跳び越え、セキの後襟を掴んで体を捩らせ強制的に目を合わせる。)
「君が僕を嫌う理由なんて無いでしょ? ほら僕、もう人間辞めてるからさ。あと僕お客だからお茶出して。抹茶ね。紅茶でも可」
(早速地雷を踏み抜いて行くスタイルを有言実行した冬花は、相手の様子を期待に満ちた表情で伺った。)
(>>96)
セキ/
ひ、あ、ご、ごめんなさい・・・
(相手の言葉に怯えた様にうずくまって上記を言い「ごめん、なさい・・・が、頑張る、から、あの・・・」と呟いて
ナツ/
あーもう、あんまり触んないでやってくれって
(相手をセキから引き剥がしながら上記を言い「お茶は俺が出すよ、セキは部屋戻ってな?」と笑って