>>81 紫苑「よっ…と」 突然宙に舞った栞に少し驚いたが、何となくフェンスから羽を広げて飛び立ち栞をキャッチした。ちょっと風に煽られ体が揺れたが、直ぐに校庭に着地した
「……」 (少し息を切らしながら校庭に辿り着く。思いの外人の数が多く、一瞬紫苑と見つめ合う形になるが) 「ありがとう。……僕のなんだ、それ」 (笑顔を作り、栞を受け取った後、足早に立ち去ろうとする)