( / 絡みますね!)
1人だけ······ですか
( サボり場として大人気な屋上。結構人がいるのではないかと予想しながら来てみれば、其処にいるのはたった一人。きょろきょろと辺りを見渡してはぽつりと呟き。相手と少し距離とりつつ、フェンスに寄りかかるようにして座れば、持参してきた小説を開いて。)
>>104
【ありがとうございます!】
突然、現れた彼女に内心驚きながら視界の端に彼女を置く。
自分とは対称的な黒髪に見惚れそうになるが、首を横に振って声をかける。
「あの、僕が怖くないんですか?」
彼の呪いの事は学園でも特に知られていることで、自分を相手にここまで距離を近づけてくれる人(悪魔)なんて
彼にとってツチノコに出会う事と同じことだった。