権天使ラドゥルム
『キヒヒ……アンジェラめ、作られたばかり故に感情の調整も不完全だったとは情けない……』
(モノクロがふと周囲を見渡した時に、視界の隅の物陰の中から黒く、無数の目玉が浮かんだ不気味なスライムのような姿をした権天使アルケーに属すラドゥルムが羽根とも触腕ともつかないスライムのような触手を器用に使って這い出て来ると、脳内に直接声を送り込む……)
「 …ッ!此奴!」
小さく一つ、舌打ちをすれば “クマ”から魔力を引き返し、
寄生を追い払い
>>268
「 … 否、ほとんどの神様は身近に天使がいるだろう。
例えば、セクメト、セト、浅間大神といろんな世界に様々な神がいる中の一人だ 」
( つまり、孤独の神様が自身の依り代を創り出し、いま我と共にいるということだな、と