>>112
ここの近くで見掛けたけど、あー、食べてたし多分平気じゃないかな?
(相手が必死に聞いてくるため、落ち着く様にジェスチャーをしながら一つひとつ話して行く。)
でも、本人って確信は無いからね…
「ここの近く……異能を食べていた……」
(冷静を取り戻したのか腕を組んで状況を整理しているようだ。上白と名乗る修道服を着た少女に渡したゴミ袋に視線をやる。あれは元々ここらのゴミ箱から漁ってきたものだ。運良く骨に肉片が付いていたなんて思っていたがあれはもしかすると兄さんが後で食べる為に隠していたものなのではないかという不安が頭によぎる。相手は本人だという確信は無いと述べる一方、根拠も無いのに兄さんだと完全に信じ込んでいるようだ。そしてポツリと下に続けて。)
「……また戻ってくる可能性があるな。それまで此処で待ち伏せするか。」