>>85
え…?
(言葉を耳にした途端鼻の辺りがつんと痛むような気がした。戦わなければ生き残れない…そんな生温い問題では無いと感じる。)
食われる…まさか…
(最悪の事態に結論付いてしまい、それをどうにか隠そうと言葉を慌てて口に出す。)
いや、でも、何で…?
(見つめられている相手が異能である事はほぼ確定している。つまり自分が狙われている事に気が付き、はっとする。)
>>86
…あの服、分かる?
(少女の身を包む服を指さす。)
あれ、シスターさんの服。宗教的に配給以外食べれないとか事情はありそうじゃん?
(眉間に皺を寄せて、困ったような表情が隠し切れない。)
あの子が倒れそうになったら、助ける?それとも…
「……。」
(慌てふためく相手に怪しげな笑みを浮かべゆっくりとした足取りで近づく。そして肩に手を置いたかと思うと骨の入ったゴミ袋を差し出して明るい口調で下に続けて。)
「だからさ、今ここで殺し合いをしないようにこれ食べてお互い体力をつけよう。」
ああ……!そう言えば見たことがある服ですね。なるほど……
(それは大変そうだと想像し、眉を下げて)
た、助けます……!だって、
……ごめんなさい、甘いですよね。私もお腹が空いていたら食べちゃうと思います。
(勢いよく振り向き、焦ったような表情で相手を見つめる。言葉を途中で切り、本音を語る。)