あんたもさぁ本当はこういう風に笑いたいんじゃない?
>>188-189 2人の言葉を聞き、無いはずの心臓が [ドクンッ……!!]──そう鳴った。 ソレの思いは、数秒前とは、明らかに変化していた。 「それが私に出来ると言うのか……? 私は、私という存在は、まだ変われるのか……?」 顔を上げる事も無く、そう力なく言い放つ。 それは、ソレの心の中に漸く現れた、 一抹の希望の光と呼べる物だった──。 >>イリア、愁華、海宙、(葡萄)