【よろしくお願いします〜】
>>100 スモッグ
「ええ……そうですねぇ。でも私鳥目なので今日はひとまず野宿でもしようかと思っておりまして……。」
(突然目の前に現れた少々風変わりな男を不思議そうに見つめる。そしてにこりと微笑んだかと思えば、自分が夜になると視力が低下してしまう「鳥目」だということを伝える。相手の事を全く警戒していないようだ。)
相手はこちらを警戒する様子も無く返し、
彼は、若干ながら拍子抜けした様にあった。
「……まァ、今アンタが俺に頼る必要が
得に無いのは理解したよ、わざわざ悪い。
じゃあとりあえず俺の事だけ知っといてくれ。
アンタとは、またどこかで会うかも分からん。」
飄々とそう言って彼が男に手渡したのは、
街によく貼っている、彼の手配書だった───。