(今日は満月か)
いつの間にかに夜になってしまっていて、外に出てみる。
綺麗な月が丁度前に見える。
屋根の上に乗り、しばらく座って眺めていた。
(…これも本能か…。妖ながら満月を見ると、動きたくなるなぁ…)
しばらく経ってから立ち上がり、リビングに置き手紙をし、森に出る。
特訓も兼ねて奴隷が森に逃げ込んできていないか確認しているのだ。
>>37 葡萄様
【絡ませていただきます!
初対面という設定で宜しいでしょうか?】
あれは……人か…………?
( 魔法は使わずただ何の用もなく本をペラペラ捲っていると、何やら足音が聞こえてパッと顔を上げる。視線の先には前から歩いてきている忍びのような少女が居て、人間かそれとも別の者か考えたがとりあえずまずは様子を見ようと少し隠れ相手を見て )