【はい、分かりました!初対面設定ですね!】
「ん〜…この木にしよう」
他の木より大きく、太い木の前でそういうと、
少し離れる。すると、助走をつけて思い切り木を殴る。
ミシッと音がした。
それでも彼女は痛そうな素振りはしなかった。
(…うーん、一発で木が折れなくなったか…。前は出来たのに。特訓不足だな…)
「最近解放ばっかりだったしなぁ…。奴隷解放してやるって言ってんだから喜んで欲しいわ。なんで逆ギレされたの私!」
誰かが聞いてるかもしれないというのに、口に出してしまう。
>>39 葡萄様
【ありがとうございます!】
なっ………!?
( 様子を見ていると、ごく普通の人間かと思っていたが明らかに人ではない腕力に唖然とし相手に聞こえるくらいの大きさで驚きの声をあげてしまう。
そしてその後の奴隷解放という言葉に聞き覚えがあったのか、ハッとして相手を眺める。しかし相手から完全に見えている場所で観察している為、バレバレだということには気付いていない様子 )